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50歳の誕生日を迎えた元人気女優のエリザベス(デミ・ムーア)は、容姿の衰えから仕事が減少し、ある再生医療“サブスタンス”に手を出す。だが<治療薬>を注射するやいなや、エリザベスの上位互換体“スー(マーガレット・クアリー)が、エリザベスの中から現れる!若さと美貌に加え、エリザベスの経験を武器に、たちまちスターダムを駆け上がっていくスー。だが、一つの心をシェアするふたりには【一週間ごとに入れ替わらなければならない】という絶対的なルールがあった。しかし、スーが次第にルールを破りはじめてしまい―。
解禁されたシーン写真は、身体のラインを覆うファッションと視線を隠すサングラス、怪しげな箱を抱えて人目をはばかるように立ち去ろうとする<エリザベス>。一転、自身の魅力を存分にアピール!カラフルポップなアイメイクで自信に満ち溢れた笑顔を振り撒く<スー>という対照的な2人の表情を捉えたカット。
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スーをデビューさせて大金を稼ぐ!胡散臭いプロデューサー・ハーヴェイが、スーを口説き落とそうとする様子、あっという間にスターダムにのしあがったスーがハリウッドの成功の象徴<大看板>に見事掲出!
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だが、自分の分身とはいえ、心底喜びきれないエリザベスが、スーが荒らした部屋を陰鬱な雰囲気で一心不乱に片付ける姿、そしてゲスな笑顔がピッタリ張り付いた男たちの中心に陣取るハーヴェイなど、いずれも美と成功への執着が常軌を逸した行動を生むーハリウッドに渦巻く<闇>に捉えられた人々を切り取ったカットとなっている。
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主演は、“美&若さ”への執着を圧倒的怪演で見せつけ、45年以上のキャリアを塗り替える代表作へと押し上げた、デミ・ムーア。かつて「ポップコーン女優」と呼ばれていたと明かすほど悩んでいたキャリアを自らの力で乗り越え、再評価を獲得!アメリカでは「デミッセンス」(デミ・ムーアのルネッサンス)という造語が世界中のメディアを絶賛お騒がせ中のいま最も旬な女優のひとりだ。共演は、昨年話題を呼んだヨルゴス・ランティモス監督の『哀れなるものたち』にも出演、弾けるような若さと美貌でデミに対峙する、時代のイット・ガール、マーガレット・クアリー、そして監督と脚本を手掛けたのは 天才・コラリー・ファルジャ。本作を執筆した理由を「年齢、体重、からだの輪郭などが、その<理想の>型から外れていく時、世間は、『お前は女としてもう終わりだ』と私たちに宣言します」「これこそが女性の監獄」と断言、『本作は、これを吹っ飛ばす時が来た』と宣言しています。2024年になってまで、こんなにくだらないことが続いていること自体が、ちゃんちゃらおかしい」と爽快に言い放ちます!美への執着と、成功への渇望がせめぎ合い、やがて狂気が侵食していくー脳裏に焼きつくヤバすぎるラストシーンから、一度見たら逃れられない!想像のはるか先で暴走する<狂気のエンタテインメント>が完成!
『サブスタンス』
5月16日(金)全国ロードショー
出演:デミ・ムーア、マーガレット・クアリー、デニス・クエイド
監督・脚本:コラリー・ファルジャ
配給:ギャガ
(c)The Match Factory