世界で活躍したピアニストのフジコ・ヘミングが、昨年逝去してから4月21日で一周忌を迎える。生前からフジコと撮影していたプロジェクトであるドキュメンタリー映画『フジコ・ヘミング 永遠の音色』が2025年に公開することが決定した。
画像1: 明かされるフジコの素顔、生前に託した夢とは?
ドキュメンタリー映画『フジコ・ヘミング 永遠の音色』公開決定!

未公開のインタビュー映像・絵日記などから解き明かされる新たな真実とは?スウェーデン人の父と幼少時の別れ、母の厳しいレッスン、無国籍の生き辛さ、貧しい留学生活、忘れられない恋、聴力の喪失などの苦難を乗り越え、60代で認められ人気ピアニストになった波乱万丈の人生。パリ、ベルリン、ストックホルム、LA、横浜……2018年に劇場公開しロングランヒットした、初のドキュメンタリー映画『フジコ・ヘミングの時間』も含め小松莊一良監督が約12年間追い続けたからこそ迫れたフジコの素顔。圧巻の“ラ・カンパネラ”、名曲クラシックの数々、貴重なオリジナル曲…その人生から生まれた、心揺さぶる演奏を映画館のスクリーンで最大限に体感してほしい。今なお魅了し続ける彼女の音楽と生き様とは―?

フジコ・ヘミング
プロフィール

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ドキュメンタリー映画『フジコ・ヘミング 永遠の音色』公開決定!

日本人ピアニストの母とスウェーデン人デザイナーの父を両親としてベルリンに生まれる。父と別れ、東京で母の手ひとつで育ち、5歳から母の手ほどきでピアノを始める。東京藝術大学を経て、28歳でドイツへ留学。ベルリン芸術大学 を優秀な成績で卒業。その後長年にわたりヨーロッパに在住し、演奏家としてのキャリアを積む中、レナード・バーンスタインほか世界的音楽家からの支持を得るが、大事なリサイタル直前に聴力を失う。失意の中、スウェーデンやドイツ各地に移住し、ピアノ教師をしながら、欧州各地でコンサート活動を続ける。1999年リサイタルとNHKのドキュメント番組が大反響を呼び、デビューCD「奇蹟のカンパネラ」をリリース。クラシック界異例の大ヒットを記録した。日本ゴールドディスク大賞のクラシック・アルバム・オブ・ザ・イヤーを4回受賞。2018年、フジコのワールドツアーに密着した映画『フジコ・ヘミングの時間』が異例のロングランヒット。第22回上海国際映画祭で上映のほか、アジア、カナダ、中東、ロシア圏など、海外でも公開された。2021年には自身の選曲によるオールタイム・ベストアルバム「COLORS」を発売。自分を信じて努力を続け、あきらめることなく夢を追う姿が多くの人を勇気づける。猫や犬をはじめ動物愛護への関心も深く、長年チャリティー活動を続けていた。2024年4月21日、92歳で逝去。

『フジコ・ヘミング 永遠の音色』
2025年全国順次ロードショー

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ドキュメンタリー映画『フジコ・ヘミング 永遠の音色』公開決定!

出演:フジコ・ヘミング

監督・構成:小松莊一良

配給:日活

©2025「フジコ・ヘミング 永遠の音色」フィルムパートナーズ

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