シリーズ“初”づくし!最恐生物がドラマで襲来!
「エイリアン」シリーズで初となる“ドラマシリーズ”が登場。製作を「SHOGUN 将軍」「一流シェフのファミリーレストラン」と人気ドラマが続く米FXが手がける。
“シリーズ初”はそれだけではない。主人公が女性なのはこれまでと同じだが、それが生物ではないのは、シリーズ初。人間の姿で、人間の女性ウェンディの意識が注入された、ハイブリットが主人公になる。
もう一つの“シリーズ初”は、地球が舞台になることだ。第1作『エイリアン』の2年前、2120年に地球で起きた出来事が描かれていく。その頃の地球は、ウェイランド・ユタニなど5つの巨大企業が統治し、人間、サイボーグ、アンドロイドの3種類が共存する世界。シリーズで初めて、22世紀の地球の状況が描かれる。果たして地球人は、宇宙最凶生物エイリアンから地球を守ることができるのか。
製作総指揮は「エイリアン」第1作を監督したシリーズの生みの親、リドリー・スコット。クリエイターのノア・ホーリーは、コーエン兄弟の同名名作映画に基づくドラマ版「FARGO/ファーゴ」のストーリーの妙で、全米脚本家組合賞脚色賞を受賞、エミー賞脚色賞に4度ノミネート。マーベル・コミックを原作に、統合失調症と誤診されたテレキネシスのミュータントを描く異色ドラマ「レギオン」も話題のホーリーが、「エイリアン」という題材をどう料理するのか。ホーリーらしい意外性のあるストーリーにも期待大だ。
STORY
2120年の地球。大企業プロディジー社が統治するプロディジー・シティに、大企業ウェイランド・ユタニ社の宇宙船マギノット号が墜落する。その宇宙船の状況を調査し、積荷を回収するため、ヒューマノイド型ロボットの進化系”ハイブリット”のウェンディら調査員たちが船内に向かう。船内は荒れ果て、生存者は見当たらなかったが、そこには恐るべき宇宙生物エイリアンが潜んでいた。
時系列:舞台は第1作『エイリアン』の2年前
本作の時系列は『エイリアン:コヴェナント』(2104年)と第1作『エイリアン』(2122年)の間となる2120年。『~コヴェナント』では我々が知る姿のエイリアンがどのように生まれたのかが明かされ、『エイリアン』では、ウェイランド・ユタニ社が所有する宇宙船ノストロモ号でエイリアンが巻き起こす惨劇が描かれた。後者の2年前、シリーズで初めてほぼ第1作と同時期が描かれるのも注目だ。

『エイリアン:コヴェナント』

『エイリアン』
『エイリアン:コヴェナント』『エイリアン』
ディズニープラスのスターで配信中
©2025 20th Century Studios. All Rights Reserved.
© 2025 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved.
キャラクター
ウェンディ(シドニー・チャンドラー)

ウェンディ(シドニー・チャンドラー)
プロディジー社が開発中の人間の意識を持つロボット“ハイブリッド”のプロトタイプ。女性ウェンディの意識を搭載。
8/13(水)配信
「エイリアン:アース」
クリエイター:ノア・ホーリー
出演:シドニー・チャンドラー、アレックス・ローサー、ティモシー・オリファント、エッシー・デイヴィス、サミュエル・ブレンキン
ディズニープラスのスターで8月13日(水)より独占配信
©2025 FX Productions, LLC. Courtesy of FX Networks and Hulu