『エディントンへようこそ』カルト集団の教祖の扇動動画を入手!
www.youtube.com物語の舞台は2020年、ニューメキシコ州の⼩さな町、エディントン。コロナ禍で町はロックダウンされ、息苦しい隔離⽣活の中、住⺠たちの不満と不安は爆発⼨前。保安官ジョー(ホアキン・フェニックス)は、IT企業誘致で町を“救おう”とする野⼼家の市⻑テッド(ペドロ・パスカル)と“マスクをするしない”の⼩競り合いから対⽴し「俺が市⻑になる︕」と突如、市⻑選に⽴候補する。ジョーと
テッドの諍いの⽕は周囲に広がっていき、SNSはフェイクニュースと憎悪で⼤炎上。同じ頃、ジョーの妻ルイーズ(エマ・ストーン)は、カルト集団の教祖ヴァーノン(オースティン・バトラー)の扇動動画に⼼を奪われ、陰謀論にハマっていく――。
解禁されたのは、オースティン・バトラー演じるカルト教祖ヴァーノンがSNS上で陰謀論を熱弁、拡散する<扇動動画>。「我々は侵略されている」「⼈間の思考が消されつつある」「新しい神が現れた」と過激な⾔葉を連ね、⼈々の不安と怒りを巧みに煽っていくースクリーン越しに伝わるその狂気とカリスマ性は、まさに⼈を惑わすカルト教祖そのもの。バトラーの妖しい存在感が圧倒的なインパクトを放っている。
アリ・アスター監督はヴァーノンについて「ハーメルンの笛吹きのような⼈物」と表現する。「インターネット上の“クレイジーな⼈々”を単に反映させるのではなく、より包括的で、漠然とした存在にしてほしい」とバトラーにはリクエストしたという。ヴァーノンはインターネットによって作り出された“実体のない存在”であり、「彼が何を考え、何を訴えたいのかはわからない。ただ、⼈々に“答え”を与えようとするんだ」と監督はその意図を明かしている。また、今回アリ監督作品に初参戦となったバトラーは「アリのように、豊かで複雑かつニュアンスのある登場⼈物を描ける⼈は貴重だ。決まった枠に押し込むのではなく、両⼿でしっかり⽀えてくれるようなイメージだね」と演出に対する信頼を語っている。
『エディントンへようこそ』
12月12日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開
監督・脚本︓アリ・アスター
出演︓ホアキン・フェニックス、ペドロ・パスカル、エマ・ストーン、オースティン・バトラー、ルーク・グライムス、ディードル・オコンネル、マイケル・ウォード
配給︓ハピネットファントム・スタジオ
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