ジョニー・デップが、ロシアの作家ミハイル・ブルガーコフの古典風刺小説「巨匠とマルガリータ」の映画化を企画中。
彼自身が、映画祭で発言したもの。ただし、彼は出演せず、プロデュースを手がける。監督、脚本家、出演者は未発表。原作はスターリン政権下の1929~1940年に執筆され、ソ連当局によって内容が体制批判的だとされて、作者の死から26年後の1966年に初めて出版された小説。悪魔が出現して混乱する1930年代のモスクワの物語と、イエスを十字架にかけたユダヤ総督ポンティウス・ピラトが主人公の小説を書いた巨匠と呼ばれる小説家、その恋人のマルガリータの物語を並行して描く。
製作にはデップが出演した『ジャンヌ・デュ・バリー 国王最後の愛人』で製作総指揮に参加した、スヴェトラーナ・ダリが参加する。製作はトリビューン・ピクチャーズ他。

