『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』のシガニー・ウィーヴァーが、彼女が出演した1999年の人気SFコメディ『ギャラクシー・クエスト』のディレクターズ・カット版が世に出ることを希望していると語った。
オリジナル作は『スター・トレック』を下敷きにしたような人気TVドラマ「ギャラクシー・クエスト」の出演俳優たちが、その番組を見ていた宇宙人たちに本物のヒーローだと誤解され、彼らの危機を救うことになるというストーリー。当初はR指定だったが、家族向けのPG指定に変更するため、公開前にいくつものシーンがカットされ、再編集されたと言われている。
シガニーは「ディレクターズ・カット版が残っていたらいいのにと思います。公開直前になって、スタジオのドリームワークスが、ティム・アレン演じる主人公が登場する知的で洗練されたシーンをカットしたんです。スタジオは、ネズミが主人公の家族映画『スチュアート・リトル』に対抗する映画が欲しかったから」「だから、共同脚本家のロバート・ゴードンは続編の脚本を書いたけど、それをスタジオに渡しませんでした。私たち出演者も、ずっとその続編を作るつもりでした。でもメインの出演者の一人、アラン(リックマン)が亡くなって、続編が実現できなくなったんです」と発言。

