賀来賢人とデイヴ・ボイルが共同設立した映像製作会社「SIGNAL181」。その記念すべき第1弾として、映画『Never After Dark/ネバーアフターダーク』が6月5日(金)に公開される。霊にまつわる怪現象を解決するべく、山奥に佇む洋館へと訪れた霊媒師・愛里の物語を描くオカルトホラーだ。古来より、霊媒師や悪魔祓いが登場し“未知の力”との対峙を描いた作品は、常に観客を底知れぬ恐怖へと突き落としてきた。本作の公開に合わせて、除霊映画の金字塔『エクソシスト』(1973)や、除霊スペクタクルを描いた『来る』(2018)、そして「命を燃やして霊を喰らう」という異彩を放つJホラー『サユリ』(2024)など、親和性の高いオカルトホラーの系譜を一挙に紹介する。

『エクソシスト』 (1973)

悪魔に憑りつかれた少女・リーガンと、彼女を救おうとする神父たちの壮絶な戦いを描いたオカルトホラー

シリーズの原点にして頂点である『エクソシスト』(1973)は、ウィリアム・フリードキン監督によるリアルな描写が高く評価され、世界中で社会現象を巻き起こした。ホラー映画としては異例のアカデミー賞10部門にノミネートされ、脚色賞、音響賞を受賞。さらにゴールデングローブ賞では、作品賞を含む4部門を受賞するなど歴史的な快挙を成し遂げた。人気女優・クリス(エレン・バースティン)の12歳の娘・リーガン(リーガン・マクニール)は、ある時から何かに憑かれたかのように振る舞うようになる。彼女の異変は顕著になり、やがて予想もしない不可解な現象が起こり始める。彼女が悪魔に憑りつかれたことを知ったクリスは、神父メリン(マックス・フォン・シドー)とカラス(ジェイソン・ミラー)を訪ねて悪魔祓いを依頼するが、その先には悲劇的な結末が待ち構えていた。

画像: The Exorcist | 4K Ultra HD Official Trailer | Warner Bros. Entertainment youtu.be

The Exorcist | 4K Ultra HD Official Trailer | Warner Bros. Entertainment

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『来る』 (2018)

「あれ」が来たら、逃げる術はない。日常の裏側に潜む禍々しきモノとの、壮絶なる霊的決戦。

『告白』の中島哲也監督が、日本ホラー界の旗手・澤村伊智の原作を映画化した、日本映画史に類を見ない超弩級のオカルトホラー。幸せな新婚生活を送るはずの田原秀樹(妻夫木聡)の周囲で、正体不明の怪異「あれ」が牙を剥き、平穏な家族の日常を無慈悲に破壊していく。物語は、オカルトライターの野崎(岡田准一)や、強大な霊力を持つ比嘉姉妹(松たか子、小松菜奈)を巻き込み、人知を超えた災厄との命懸けの戦いへと加速する。本作の真の恐ろしさは、単なる心霊現象に留まらず、人間の虚栄心や身勝手な業、欺瞞といった「心の闇」を糧に怪異が際限なく増殖していく点にある。姿の見えない「あれ」が、愛する者の声を使って死角から忍び寄る心理的な追い詰めと、物理的にすべてを破壊し尽くす圧倒的な暴力。そしてクライマックスでは、日本中の神職や僧侶、霊媒師たちが集結する、かつてないスケールの除霊儀式が展開。伝統的な祈祷と現代的カオスが交錯する異様な熱量は圧巻の一言だ。建物そのものが異界へと変貌し、逃げ場を失った閉鎖空間の中で、人間の本性と怪異が激突する――その光景は、観る者の記憶に深く刻まれる、極限の恐怖体験となっている。

https://www.youtube.com/watch?v=OEFPDTGaamQ

『サユリ』 (2024)

「地獄へ行くのは、お前らだ。」――呪いの連鎖を断ち切るのは、圧倒的な“生命の熱量”。

切なさとバイオレンスが同居する異才・押切蓮介の伝説的ホラー漫画を、『ノロイ』(2005)『貞子vs伽椰子』(2016)などで知られる鬼才・白石晃士監督が実写化した、Jホラーの概念を根底から覆す衝撃作。夢のマイホームへと引っ越してきた神木家を待ち受けていたのは、その家に根付く少女の霊「サユリ」による、逃げ場のない無慈悲な惨劇だった。一人、また一人と家族が命を落とし、日常が鮮血に染まっていく絶望の中、残された主人公・則雄(南出凌嘉)を救ったのは、認知症を患い隠居生活を送っていたはずの祖母(根岸季衣)の凄まじい「覚醒」であった。本作が従来のオカルトホラーと一線を画し、観客を熱狂させたのは、霊の恐怖に震えるのではなく、「生きている人間の圧倒的な活力」で怨念をねじ伏せるという、前代未聞の逆襲劇にある。肉を喰らい、体を鍛え、大声で笑う――。禍々しい呪いという「死」のエネルギーに対し、狂気的なまでの「生の執着」で立ち向かう祖母の姿は圧巻。それは単なる除霊ではなく、魂と魂がぶつかり合う凄絶な「戦争」だ。陰湿な恐怖が支配するJホラーの地平に、生命力の暴走という新たな光を叩き込んだ本作は、観る者の生存本能を激しく揺さぶる唯一無二のエンターテインメントへと昇華されている。

画像: 映画『サユリ』本予告【8月23日全国ロードショー】 youtu.be

映画『サユリ』本予告【8月23日全国ロードショー】

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『Never After Dark/ネバーアフターダーク』 2026年6月5日(金)全国公開!

0時5分になると現れる“あいつ”の正体とは――賀来賢人×デイヴ・ボイル“黄金タッグ”が贈る戦慄のホラー

霊媒師の一族に生まれた愛里(穂志もえか)と、ある事件によって霊となった姉・美玖(稲垣来泉)。ある日、人里離れた洋館のオーナー・禎子(木村多江)とその息子・群治(賀来賢人)から、霊にまつわる怪現象の謎を解いて欲しいと依頼を受ける。古びた柱時計が「0時5分」を指し示す時、誰もいないはずの部屋の扉が独りでに開き、気味の悪い静寂と共に“あいつ”が姿を現す。儀式を執り行い霊と接触を試みる愛里だが想像を絶する恐怖に直面し、予測不能の結末へと展開していく。“あいつ”の正体は一体何なのか――その驚愕の真実が暴かれるとき、惨劇の幕が開かれる。

世界的ヒットを記録したNetflixシリーズ「忍びの家 House of Ninjas」(2024)で、国境を越えたエンターテインメントを成功させた賀来賢人とデイヴ・ボイルが再集結。賀来賢人がプロデューサーとして企画を牽引し、デイヴ・ボイルが脚本・監督を務め、完全オリジナルのストーリーを構築した。本作は米国最大級の祭典「サウス・バイ・サウスウエスト(SXSW)2026」での観客賞受賞を皮切りに、ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭やオーバールック映画祭で最高賞に輝くなど、海外で高い評価を獲得。、ジャパニーズホラーに捉われない革新的な映像表現に加え、圧倒的な没入感が高く評価され、米配給XYZ Filmsによる国際セールスも決定。世界中の観客から絶賛の声が相次いでいる。

主演を務めるのは、第76回エミー賞®にて史上最多18部門を制覇した「SHOGUN 将軍」(2024)での熱演で世界を魅了し、ドラマ「京都人の密かな愉しみ Rouge継承」で主演を務めた穂志もえか。脇を固めるのは、本作でのプロデューサーも兼任する賀来賢人、稲垣来泉、吉岡睦雄、正名僕蔵、木村多江ら実力派俳優陣だ。

画像: 『Never After Dark/ネバーアフターダーク』【本予告60秒】6月5日(金)公開 www.youtube.com

『Never After Dark/ネバーアフターダーク』【本予告60秒】6月5日(金)公開

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『Never After Dark/ネバーアフターダーク』
6月5日(金)公開 
企画・製作:SIGNAL181 
脚本・監督:デイヴ・ボイル 
プロデューサー:賀来賢人 
出演:穂志もえか 稲垣来泉 賀来賢人 吉岡睦雄 正名僕蔵/木村多江 
上映時間:105分 
映倫区分:PG12 
配給:TOHO NEXT 
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