この世は絶望か、希望か?神は証明できるのか────
『エクソシスト』の原作者ウィリアム・ピーター・ブラッティが自らメガホンをとり、『エクソシスト』『エクソシスト3』とあわせて“信仰の神秘”三部作と称される自身の小説「The Ninth Configuration」を映像化した作品がこの『トゥインクル・トゥインクル・キラー・カーン』だ。ヴェトナム戦争末期、戦場での凄惨な体験から精神を病んだ軍人たちが隔離された古城の精神病院を舞台に、信仰、人類を蝕む闇、そして世界に対する恐怖をひとりの精神科医と患者たちとの対話をとおして描き、第38回ゴールデングローブ賞ではブラッティが脚本賞を受賞。日本では長らく未公開だったものの、カルト作として絶大な人気を誇り、4月24日(金)より【新宿ハードコア傑作選2】の1本として1週間限定で公開された。しかしその衝撃的な内容が話題となり、リピーターも続出。シネマリスほか全国順次公開されることが決定した。
『トゥインクル・トゥインクル・キラー・カーン』予告編
youtu.beこの度予告編が解禁。物語の舞台となるのは、ベトナム戦争で心を病んだ兵士たちや、ロケット打ち上げの直前で発狂した宇宙飛行士カットショー大尉も収容された古城の療養施設。そこに着任したのは精神科医のケーン大佐。「狂気から悪が生まれるのではなく、悪から狂気が生まれる」「善があるから神がいるのだ」と信仰の大切さをとき、患者たちとも交流を深めていくケーンだったが彼にもある秘密があった…。ケーンを演じるのは『センチュリアン』『エスケープ・フロム・L.A.』など70年代から多くの重要作、秀作に出演する名バイプレイヤー、ステイシー・キーチ。カットショー大尉役には映画のみならず『CSI:科学捜査班』『ウォーキング・デッド』などドラマシリーズでも活躍するスコット・ウィルソン。『エクソシスト』に通じる善と悪、救済、神の存在の証明に挑むテーマに加え、メインビジュアルにも使用されている月面での磔刑といった美しく奇妙なシーンや、怪奇映画ふうの古城の雰囲気、『エクソシスト』のカラス神父役で知られるジェイソン・ミラーら脇を固める名優たち、それから『ローリング・サンダー』や『ウォリアーズ』、『エクソシスト3』のサウンドトラックを手がけたバリー・デ・ヴォーゾンによる壮大な音楽も魅力だ。
神はいるのか、この世は無か────。『トゥインクル・トゥインクル・キラー・カーン』は、狂気と正気の境目がさらにあいまいになった世界に一筋の光をもたらす、異形の傑作である。

【あらすじ】
人里離れた山奥に建つとある療養施設。ベトナム戦争で精神に異常をきたした兵士たちとともに、ロケット発射の直前に発狂し収容された宇宙飛行士ビリー・カットショー大尉も治療を受けていた。そこに精神科医ハドソン・ケーン大佐が着任するが、ケーンはやがて悪夢に悩まされていく。
1980 / アメリカ / カラー / 118分
原作・監督・脚本・製作:ウィリアム・ピーター・ブラッティ 撮影:ジェリー・フィッシャー 音楽:バリー・デ・ヴォーゾン
出演:ステイシー・キーチ、スコット・ウィルソン、ジェイソン・ミラー、エド・フランダース、ネヴィル・ブランド、ジョージ・ディセンゾ、モーゼス・ガン、ロバート・ロジア
提供:マーメイドフィルム 配給:コピアポア・フィルム
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