田中俊介 インタビュー「予測できないからこそ、観客として新鮮な気持ちで完成した作品を楽しめたのかもしれない」
『ダブルミンツ』(2017年)で鮮烈な印象を残して以降、インディペンデント映画から話題のドラマまで、幅広く活動してきた田中俊介。2022年はNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で曽我兄弟の弟・五郎を演じ、主演舞台『ホームレッスン』が上演。さらに2023年には宮沢賢治とその妹を描く舞台『ケンジトシ』が控えるなど、活躍の場を広げている。そんな彼の主演最新作『餓鬼が笑う』(公開中)は、平波亘監督による、地獄と異世界が入り乱れる幻想奇譚。めくるめくストーリー展開と重なるかのような挑戦的な撮影に臨んだ田中が、現場での思い出を語ってくれた。撮影/稲澤朝博 スタイリスト/中川原有(CaNN) ヘアメイク...