「グルメ」「酒」「サウナ」「ソロ活」など、様々な切り口のライフスタイルを描いてきたテレ東の深夜ドラマが今回描くのは、今までありそうでなかった「運び屋」。
洋食屋と運び屋の2つの顔を持つ主人公・白鳥剣。通常の宅配便では不可能な分単位の正確性が要求される運びや、一風変わった依頼物、さらには人間まで運んでいく。そんな彼の元には様々な依頼が飛び込んでくる。そんな白鳥剣を田辺誠一が演じる。
剣が営む洋食屋にアルバイトで雇ってほしいとやってきたのが、影山優佳が演じる天野杏奈。好奇心旺盛な杏奈は、運び屋の仕事にも首を突っ込んでくるが、彼女が運び屋に関わるのには、実は剣との過去が大きく関わっているようで……?
“物を運ぶことは、想いを伝えること”という信念のもと、様々なものを配達している白鳥剣を演じる田辺は、「「運び屋」と聞いて、訳がありそうなことを最初はイメージしましたが、“なるほど、そっちか……”っていう、想像しないようないい話だったので、ビックリしました。ご年配の方から小さいお子さんまで楽しめるし、ちゃんと伝わる内容だと思います。テレ東なので、守るものがない(笑)。今回も全力で攻めています。それをお届けしたい気持ちで、みんなで大切に作っていったので、ぜひ観ていただけると嬉しいです」とコメント。
日向坂46卒業後、初のドラマ出演となる影山は、「ほっこり温まるストーリーで、台本を読ましていただいた段階でうるっときてしまうシーンばかりなので、ストーリーから注目していただきたいです。深夜という時間帯、いろんなことがあった中で1日をリセットできるような、“明日も頑張ろう!”って思えるような作品になっているんじゃないかなって思います」とコメント。
初共演となる田辺と影山。お互いの印象を聞かれると、田辺は「バディとして本当に助かりました。そんなにお芝居をやられていないと伺っていたんですけど、僕より現場のことが詳しいんです。“今こういうのを撮ってます”とか、“田辺さん、たぶん、このシーン終わってます”とか(笑)。お芝居で言っても、僕はポジション的にボランチだと思うんですけど、適当に蹴っても、ちゃんとそこに走り込んで返してくれる。たまにロングシュートを決めたり(笑)。頼もしいバディでした」と明かした。影山は「田辺さんは背中でたくさんのことを語ってくださる。文章一つから何通りものお芝居の幅を見せてくださって、“こんなこと自分で考えてやっていいんだ”とか、毎シーン、私に新しい発見を与えてくださりました。尊敬できるバディとしていてくださって、光栄だなと思いました」と気持ちを伝えた。
会見では、田辺と影山、二人の“画伯”による、今年の干支である「辰」のイラストを披露する一幕も。その才能ぶりに会場は笑いに包まれた。
「モノ」や「ヒト」と共に、依頼人が抱える様々な事情を運ぶことで生まれる、今までにない新たなヒューマンドラマ。
「新しい年に新しい風が吹くドラマになればいいなと思います」(田辺)
ドラマ25「ハコビヤ」
2024年1月12日スタート 毎週金曜深夜24時52分~25時23分
※初回は深夜1時7分~1時38分
テレビ東京 / テレビ大阪 / テレビ愛知 / テレビせとうち / テレビ北海道 / TVQ九州放送
※各話放送終了後から、動画配信サービス「U-NEXT」「Amazon Prime Video」にて順次見放題配信
出演:田辺誠一 影山優佳
©「ハコビヤ」製作委員会