高校生たちが学園の闇に切り込んでいく痛快青春エンターテインメント『新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!』。主人公・所結衣の探究心を刺激する新聞部部長・杉原かさねを映画『ベイビーわるきゅーれ』や、ドラマ「墜落JKと廃人教師」で人気の髙石あかりが演じている。型破りな取材方法で周りに影響を与える人物を演じるのは「めちゃめちゃ楽しかったです」と髙石。撮影中のエピソードや髙嶋政宏との芝居での一騎打ちを目を輝かせながら語ってくれた。
(撮影/久保田司 スタイリスト/金田健志 ヘアメイク/徳永舞[BEAUTRIUM] 取材・文/佐久間裕子)
画像: ――目の輝きについて藤吉さんは「私は普段目にあまり光がなくて、でも熱を高めると自然と目に光が出るんです。それが不思議でした」とおっしゃっていました。ということは、藤吉さんの目の輝きは髙石さんに届いていたということですね。

――髙石さんは『ベイビーわるきゅーれ』シリーズにおける伊澤沙織さんとの殺し屋バディが大人気です。今作では結衣とかさねも徐々にバディのようになっていきますが、ふたりの関係性についてはどう感じていらっしゃいましたか。

好きです。脚本を読んでいたときから素敵だなと思いましたし、人間が演じることで生き生きする感じがしました。藤吉さんの方がひとつ年上ですし、最初は「自分が思うようにやって大丈夫かな」という不安もありましたけど、それも現場に入ってからはなくなりました。藤吉さんがどう思っていらっしゃるかはわかりませんが、お互いに役とちょっと近い部分があるからこそ、役同士で近くなれたというか。私にも活発な部分があり、そこは重ねと似ていて、藤吉さん演じる結衣を引っぱっていけた気がします。

――かさねに似ているのはどんな部分ですか。

他人にも厳しく自分にも厳しいところかなと。厳しいのは周りを冷静に見て判断しているからだと思うんですが、自分も周りを見ながら進めていくことが多いのでそういう部分は似ていると思います。ただかさねみたいに激しく怒ったりすることはないです。なので結衣を「違うんだよ」って諫める部長感みたいなものは自分にはなかったので、イメージして役作りをしていきました。

――『ベイビーわるきゅーれ』でもドラマ「墜落JKと廃人教師」でも、髙石さんが演じるキャラクターはツッコミのキレ味が鋭いですよね。今回のかさねも結衣に突っ込む間が絶妙でした。

お芝居の間は大事にしているかもしれないです。観て下さる方を惹きつけるポイントでもあると思っているので。例えば急に言葉がピタッと途切れると、「どうしたんだろう」って観ている人の目が向くじゃないですか。なので、その間は意識しています。

ーー髙島政宏さんと1対1で対峙するシーンもあります。壁ドンみたいなことされてましたね。

髙嶋さんとのシーンは本当に楽しかったんです。お芝居とお芝居で戦うじゃないですけど、髙嶋さんからお芝居への熱がものすごく溢れ出ていて。リハーサルで急に歌を歌い出したりして、「こうしてみようかな」っていろんなアイデアが湧き出ていらっしゃるんだろうなって思いました。髙嶋さんとお芝居できたことは光栄でしたし、だからこそ私もぶつかっていくことができました。もうどうなってもいいやって100%……いや120%で感情をぶつけていけたのは髙嶋さんのおかげです。試写を観たときに、自分でも冷静にお芝居をしているというより、気持ちでぶつかっているのが伝わる気がして、すごく良かったなって思いました。

――実際のそのシーンを観ると、髙嶋さんの目力がもの凄くて。かなり接近戦でしたし怖かったのではと思ったりしました。

私も負けじと目力を出したつもりで(笑)。芝居中はヒリヒリしました。でも私はお芝居でヒリヒリするのがすごく好きなので、抑え込まれる感じが良くてワクワクしました。髙嶋さんと一緒にお芝居ができるのは、すごく楽しみだったんです。でも初共演なのでどんな方かもわからないので、そのシーンは台本もあまり読み込まずに行きました。普段はものすごく優しい方だったんですけど(笑)。長いシーンだったので、掛け合いとか何も考えずにふと始まったりして。いろいろ経験になりました。

――同世代の方との共演はいかがでしたか。

学びが多かったです。中井友望さんとは『ベイビーわるきゅーれ』でもご一緒しているんですが、また違うお芝居をしていらっしゃって。声の出し方も違って魅力的な方だなと思いました。久間田琳加さんもとても優しい方でしたし、みなさん良い方ばかりで、良い現場に出合わせてもらったなって。今までは年上の方とお芝居することが多くて、年齢が近い方と一緒にお芝居する機会が少なくて。周りの方を観て、「この感情の揺れはそこまで表現しない方が素敵に映るんだな」と気付いたり、たくさん吸収することがありました。いっぱい学ばせてもらいました。

――共演者のみなさんとはどんなお話をされましたか。

意外とそれぞれ好きなことをしている感じでした。もちろん話すこともありましたけど、その距離感が私にはちょうど良くて。親にも「『新米記者トロッ子』という作品の現場は、人との距離がすごく素敵だ」って(笑)。それぞれ自分のことに集中して、役になったらスッと切り換えられているのがお芝居する上では最高の現場だったなって思います。

Profile

髙石あかり
2002年12月19日生まれ、宮崎県出身。

<待機作>
映画『きみの色』(8/30)声の出演
映画『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』(9/27)
映画『スマホを落としただけなのに~最終章~ファイナルハッキングゲーム』(11/1)

<主な出演作>
映画『ベイビーわるきゅーれ』(21年、23年)
映画『わたしの幸せな結婚』(23年)
ドラマ「墜落JKと廃人教師」シリーズ
ドラマ「ベイビーわるきゅーれ エブリデイ!(24年秋放送)

「新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!」
8月9日(金)公開

出演:藤吉夏鈴(櫻坂46)
髙石あかり 久間田琳加 中井友望 綱啓永
外原寧々 ゆうたろう 八木響生 筧美和子
石倉三郎/髙嶋政宏

監督:小林啓一

脚本:大野大輔

原案:宮川彰太郎

配給:東映ビデオ/SPOTTED PRODUCTIONS

©2024「新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!」製作委員会

画像3: 『ベイビーわるきゅーれ』や「墜落JKと廃人教師」で大注目の髙石あかりが『新米記者トロッ子』で破天荒な新聞部部長を演じる

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画像4: 『ベイビーわるきゅーれ』や「墜落JKと廃人教師」で大注目の髙石あかりが『新米記者トロッ子』で破天荒な新聞部部長を演じる

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