四期生11人で初の演技に挑んだ映画『ゼンブ・オブ・トーキョー』。正源司は「年齢は違えど、同期なのでフレンドリーに接していて、普段から同じクラスの仲良しグループのようにすごしているので、その感じがこの映画でも伝わったらいいなと思います」と語り、藤嶌は「普段から同期とはタメ口で色んな話をしています。そして、四期生は青春が大好き! この映画で青春の時間を過ごせて嬉しかったです」と改めて、四期生たちで撮影を完走した喜びを伝えた。
トーク中、自分の出演シーン以外のお気に入りシーンについて尋ねられた2人。正源司は「個人的に平岡海月演じるメガネでセーラー服の満武が、一生懸命クレーンゲームに計算して挑むシーンです。彼女がすごく練習していたので、スクリーンで本番の映像を確認して、キューンとなりました。いつか私の分もクレーンで取ってほしいなと思います」とコメントすると、藤嶌も「夜な夜なすごく練習していたのを見ていました。凄くかっこよかったよね?」とお互い、平岡を絶賛。
さらに、藤嶌は「平尾帆夏のカフェでのシーンがお気に入り。花里ちゃんがパンケーキを食べて口の横にクリームをつけてずっと喋ってるのがすごくかわいかった。その平尾を見て、私もパンケーキが食べたくなって本当に食べに行きました!」と食欲を刺激されたことを明かした。
イベント中盤では、劇中で憧れのアイドルを演じた小坂菜緒が2人を激励に駆け付ける。「撮影しているときから見守っていたので、公開が近づいていることを今、身に染みて感じています」と四期生たちをずっと応援していたことを語った。
自身の役については、「アイドル役でお話をいただいて、本当に私でいいのかな?と思いました。でも、四期生たちの力になれたらいいなと思ってお受けしました。小坂菜緒じゃなくて、有川凛にならなければならなかったので、等身大だからこそ難しかった。(渡辺)莉奈ちゃんが、もともと私に憧れて日向坂46に入りましたと初めて会った時に伝えてくれたので、その光景がリアルに思い出されました。今度は“ありりんが、智紗(渡辺)ちゃんに勇気を与えなきゃ”という気持ちになりました。そこはリアルに考えやすかったです」と話すと、「私たちも2人のシーンにぐっときました。加入前に日向坂46の先輩方に憧れていた気持ちが鮮明に思い出されました」と正源司が振り返った。
また、ドラマや映画など女優としての小坂に注目していたという藤嶌は「女優・小坂さんの作品を拝見していたので、出演してもらって嬉しかったです。当日、差し入れでゼリージュースをくださって、それが本当においしくて撮影中も幸せでした」とコメント。連日撮影が続いていた四期生を気遣い「私が撮影した日も朝から動いていたんです。だから、身体に軽く入れられるものはないかなと差し入れさせていただきました」と小坂が話すと、「私も見習わせていただきたいです。差し入れ重要! 頑張ります!」と正源司。
最後に、藤嶌が「私たち個性豊かな11人が出ている映画。きっとみなさんの青春に当てはまる部分もあると思うので、みなさんの青春に重ねてこの映画を楽しんでいただけたら嬉しいです」と。続く、正源司は「私も大好きな作品です。この映画には青春らしさがたくさん詰まっています。映画を通して、学生時代ってとっても大事なんだなと思っていただけたら」とアピール。小坂も「四期生みんなが全力を注いで頑張った映画です。公開後、劇場に足を運んでくださったら嬉しいです」とイベントを締めくくった。
『ゼンブ・オブ・トーキョー』
10月25日(金)TOHOシネマズ日比谷 他 全国ロードショー
配給:ギャガ