
――共演してみて分かったお互いの魅力を知りたいです。まず、久保さんから平さん個人について教えてほしいです。
久保 たいちゃんは、作品中はずっとルカ先輩だったんです。撮影が終わってからもずっと会っているんですけど、もう半年くらい経ちましたが、だんだんたいちゃんエキスが強くなって(笑)。その過程を見させてもらいました。たいちゃんの魅力は……、今まで会ったことない人(笑)。明るいとかの次元の話でなく、天性の平祐奈っていうブランドです。オリジナルの。
平 オリジナルブランド?何それ(笑)。
久保 会話していても、「どうやったらその間違いするの?」とか「どうしてそのボケに?」ということが自然に出てくるんです。面白くて大好きです。平祐奈というオリジナルブランドで、そこが魅力です。
――そうなると突っ込み役は……?
久保 確実に私が突っ込み役です(笑)。
平 そうだね、ありがたい存在なんです(笑)。しーちゃんの魅力は、どこを言おうかな。私はまずしーちゃんのお芝居との向き合い方がすごい好きです。何事も一生懸命で、真面目だからこそ隣にいて応援したくなります。この作品に入る前に乃木坂46のライブを見させていただきました。劇中ではルカがステージにいる側で、入巣が客席にいるので、普段の私たちは逆の立場です。いつもこんなに隣にいれるのに、こんなに遠い存在って……。でも、近くにいるとそんな遠さも感じさせず、ラフに居心地よくいさせてくれるのがしーちゃんです。入巣と似てる部分もあって寛大なんですよ。器が大きくて何でも受け入れ態勢でいてくれるので、しーちゃんの前ではありのままでいられます。しーちゃんは「目がいっぱいあるのか?」というくらい、人のことをよく見てくれていて、洞察力が優れているのがさすがです。そんなしーちゃん、かっこいい!
久保 嬉しいです(照)。


――作品の中では、二人は寮で共同生活をしています。ゆるくて自然体で、女子の生活のあるあるを感じました。もしお二人が共同生活をするとしたら、どんなルールを作ります?
平 相手がしーちゃんで考えてるんですけど、特に相手に求めないので、めっちゃ上手くいくと思うんですよね(笑)。
久保 二人とも喋り続けて、そのままお風呂に入らないで寝落ちしたり(笑)。
――女子あるある(笑)。楽しくなっちゃってギリまで喋る。
久保 そうなんです! そのまま寝ちゃったりしても起こさないで!って。基本、たいちゃんとはルールいらないかな。
――阪本監督って女子同士の生活感を上手に表現しますよね。小道具にしてもリアルだなと。アイテムで気になった小道具ありますか?
久保 漫画の中にあるTシャツを作っていただいたんですよ。洗濯物で干しているシャツとかもそうです。
平 そのまんま作ってくれたんですよ。
久保 衣装合わせの時も「久保さんだったらどっち来ます?」と聞いておきながら、私が着ない方をわざと着せてくださったり(笑)。劇中の家具でテンションが上がったのは、座椅子です! 入巣の定位置だし、座椅子がある部屋ってポイント高いですね!
平 私たちはお金のない学生の設定だったんで、靴下とかめっちゃ穴が開いてるんですよ(笑)。
久保 そうそうそう(笑)。
――気づかなかった!
平 なかなか見つけるのは難しいと思います。ルカのコンバースのスニーカーなんて、すごくボロボロで(笑)。デニムもリサイクルショップで10円くらいのものを見つけて用意したり、パーカーも毛玉がすごかったり。
久保 わざと洗って毛玉を作ったらしいです。
――すごく凝ってますね。音楽もルカ先輩のバンド・ピートモスは名曲が多かったです。二人にとって、何か特別な曲ってありますか?
久保 私、本当に「ネムルバカ」で。嘘ではなく、毎日のように聴いています。作品がアップして半年経ちますが、信じられないくらい好きで毎日聴いてます。ルカ先輩というよりたいちゃんの歌声が好きなんですよ、カラオケも何回も一緒に行ってるもんね⁉
平 そうだね。
久保 本当に「ネムルバカ」を聴くと、いまだに涙が出ちゃう。
平 嬉し恥ずかし(笑)。私はしーちゃんと出会ってから知った曲ですが「僕が手を叩く方へ」が好きです。
久保 あはは(笑)。
――お互い好き同士ですね(笑)!
平 あの曲って応援歌じゃないですか。
久保 そうだね。
平 だから、ここぞ!という時に聴く曲にしています。
久保 嬉しい!
平 欲を言えば、あの曲でのオールしーちゃんバージョンが欲しいです。
――それは、カラオケでリクエストしてください(笑)。
平 いいですかぁ~(笑)?
久保 もちろんでございます(笑)!
平 なかなか言えなかったんですけど、次の時、いいですか?
久保 はいもちろん! 歌わせていただきます!
平 やった! 予約しちゃった(笑)。

<PROFILE>
久保史緒里
生年月日:2001年7月14日
出身地:宮城県
<近年の主な出演作>
映画『誰よりもつよく抱きしめて』(25年)
映画『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』(23年)
映画『リバー、流れないでよ』(23年)
夜ドラ「未来の私にブッかまされる⁉」(24年)
連続ドラマW『落日』(23年)
大河ドラマ「どうする家康」(23年)
<PROFILE>
平祐奈
1998年11月12日生まれ、兵庫県出身。
<近年の主な出演作>
映画『からかい上手の高木さん』(24年)
映画『恋は光』(22年)
映画『その消失、』(22年)
ドラマ「物産展の女~宮崎編~」(25年)
ドラマ「この素晴らしき世界」(23年)
ドラマ「半熟ファミリア」(23年)
ドラマ「ウツボラ」(23年)

『ネムルバカ』
3月20日(木・祝)公開
石黒正数による傑作青春コミック「ネムルバカ」が、『ベイビーわるきゅーれ』シリーズの阪元裕吾監督により実写映画化。
大学の女子寮で同室の後輩・入巣柚実(久保)とバンド活動のせいで常に金欠状態の先輩・鯨井ルカ(平)を軸とした、日常が描かれた青春ストーリー。
出演:久保史緒里(乃木坂46) 平祐奈
監督:阪元裕吾
原作:石黒正数「ネムルバカ」(徳間書店 COMICリュウ)
配給:ポニーキャニオン
Ⓒ石黒正数・徳間書店/映画『ネムルバカ』製作委員会
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賞品のお届け先は、日本国内に限らせていただきます。
【応募締切】
2025年3月31日(月)23:59まで
撮影/宮本賢一 取材・文/BIG ONE GIRLS編集部
ヘアメイク/久保史緒里:東門稚乃、平祐奈:池上豪(NICOLASHKA)
スタイリスト/久保史緒里:鬼束香奈子、平祐奈:Lim Lean Lee