(撮影・取材・文/BIG ONE GIRLS編集部)

――以前のインタビューで、豊嶋さんは学校行事に積極的に参加するタイプっておっしゃていましたが、今作のように修学旅行の思い出とかありますか?
私はこれまで、修学旅行に一度も行けてないんです(泣)。中学生の頃は、コロナ禍で行けなかったし、高校時代は転校のタイミングで合わなくて、どちらの学校の修学旅行にも参加できなかったんですよ。でも、行事ではないですが、バスケ部のマネージャーをしていて、試合に行ってスコアシート書いたり、普段の朝練からつきあっていたりした経験がすごく楽しかったんです。それが、高校生活のいい思い出の大部分を占めています。
――本作のクランクアップが、柚月が名札を拾うシーンだったそうですね。改めて撮影を完走していかがでしたか?
私が撮影に関わったのは、2カ月弱でしたが、自分が出演するシーンはもちろんですが、他の出演者のシーンを見る機会がほとんどなかったので、完成が楽しみでしょうがなかったです。あの2カ月は、柚月と向き合っていたので、解放される気持ちと同時に終わってしまうのが寂しいような気持ちがありました。
――共演された草彅剛さんの印象を教えてください。
話し方から振る舞いから何から、とても優しい方でした。オーラがあって、引っ張ってくれる座長ですが、背中で語るような方だったので、それに勝手にみんながついていくような感じでした。私は最初、緊張していたんですが、撮影の合間にもすごくお話してくださったので、落ち着いて演じることができました。
――柚月たちの先生役の大後寿々花さんとの共演はいかがでした?
大後さんとははじめましてだったんですが、1対1で対峙するシーンで、私が演じやすいように「こうしてみて」とアドバイスをくださいました。そのおかげで、一緒にいいシーンを作り上げられたなと思っています。共演者のみなさんから、たくさんの刺激を受けました。
――今、ドラマの方もお忙しいようですが、「なんで私が神説教」も、クラスからちょっと浮いてるタイプの内藤彩華(いろは)役で出演。柚月とはまた違うんですが、似通っている部分もあるのかなと。
私も、ハブられたりとか同じように悩んだ経験もあるんです。でも、私はそういった人間関係からは、「あ、ムリ!」って、自分から距離を置いて逃げられるタイプで。そこは、彩華と境遇は同じでも、対応は違うパターンだと思います。でも、気持ちがわからないわけではないので、これから、物語が進む中で彩華と向き合おうと思っています。
――先日放送された2話のラストの駅のホームでのシーンは、広瀬アリスさん演じる静先生と話した時に、ちょっとずつ強くなっていく片鱗が見えました。
私が彩華の立場だったら、あそこまでのイジりをされたら、ちょっとグループには戻れないです。静先生に相談するよりも前に、自分から距離を置いちゃってますね。そこで、「ま、いいや」って言いつつ、一軍リーダーの陽奈ちゃん(清乃あさ姫)の動向を気にしちゃってるのが彩華ですね。
――そういうのは学校生活のリアルだよね。
いい意味で、思春期のもろい部分が彩華にはあるので、これからも葛藤すると思うんですけど、彩華と一緒にがんばって成長しようと思います!
――また、6月スタートの「あおぞらビール」にも出演されます。今度は大学生の役ですが、豊嶋さんはどんなキャンパスライフに憧れますか?
撮影でキャンパスに行ったりしたんですが……私、大学生、ムズいかもと思いました(笑)。本当にスケジュール管理が苦手なので、自分で履修登録して、予定組んで、単位を考えて…って、苦手だなと思いました。大学生向いてないかも(笑)。
――サークル活動とかには憧れはないの?
あまりないかも(笑)。高校時代にバスケ部のマネージャーとか軽音楽部に入っていたので、満足しちゃったかも。サークルって、飲み会とかがすごく多いイメージを持っているので、大人数とか疲れてしまいそうで……。もし、すごく小規模のサークルで5~6人くらいだったら、同じ趣味の人ととことん話せるので楽しいと思うんですけど。
――じゃあ、“ザ大学生らしい青春”にはあまり興味がない?
サークル中心のキャンパスライフにはあまり(笑)。高校生の青春で、十分に味わったので大丈夫です。ただ、勉強には心残りがあります。もっと突き詰められることを突き詰められる学びは羨ましいです。いつかまた改めて何か機会があれば、勉強についても考えてみたいです。
――ドラマで演じる三条弥生が、ちょっと変わった女の子ですね。
脚本が森ハヤシさんで、すっごい面白いんですよ! 一度、ご一緒させていただいたことがありましたが、森さんが書く脚本が大好きなんです。今回もコメディ要素がたっぷりのすごく楽しい脚本を書いてくださいました。演じていて楽しいです。メインの4人のキャラクターも面白いですし、自分のキャラクターもすでに好きになりました!
――弥生のキャラクターのどこがお気に入りですか?
もう、クセしかないんです(笑)。でも、男子3人もクセ強いので。主人公の森川(窪塚愛流)が、一見変わっているように見えて、実はいちばんまともなんじゃないかな?というくらい全員が変わってる(笑)。誰かのキャラクターというより、掛け合いが面白いので、4人の空気感を楽しんで欲しいです。私の演じる弥生も見どころがいっぱいの独特なキャラです。独特なキャラを独特なキャラたちが囲んでいるので、ぜひ観てクスっと笑って欲しいです。
<PROFILE>
豊嶋花
生年月日:2007年3月27日
出身地:東京都
<近年の主な出演作>
ドラマ「なんで私が神説教」(25年/放送中)
夜ドラ「あおぞらビール」(25年/6月16日スタート)
Netflix映画『ちひろさん』(23年)
ドラマ「ばらかもん」(23年)
Netflix映画『新幹線大爆破』
世界独占配信中
爆弾を仕掛けられた新幹線がノンストップで走り続ける──。そんな衝撃的なアイデアと手に汗握るストーリーで、日本のみならず海外でも大ヒットとなった1975年公開の東映映画『新幹線大爆破』(監督:佐藤純彌、脚本:小野竜之助、佐藤純彌)。50年の時を経て、今の時代ならではのタイムサスペンスエンターテインメントとして生まれ変わった。
監督を務めるのは、『シン・ゴジラ』(16年)、『シン・ウルトラマン』(22年)の樋口真嗣。主演を務めるのは、20年公開の『ミッドナイトスワン』(監督:内田英治)で第44回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞にも輝いた草彅剛。俳優としてもさらに円熟味を増した中で、新幹線の安全を背負い、爆破を回避すべく奮闘する車掌・高市に扮する。
出演:草彅剛 細田佳央太 のん 要潤 尾野真千子 豊嶋花 黒田大輔 松尾諭 大後寿々花 ・ 尾上松也 六平直政 ピエール瀧 坂東彌十郎 / 斎藤工
監督:樋口真嗣
原作:東映映画「新幹線大爆破」(監督:佐藤純彌、脚本:小野竜之助/佐藤純彌、1975 年作品)
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