
――大原さんは実際の姉弟は仲がいいですよね。最近、弟さんとは……?
月一ペースでご飯を食べに行ったり、買い物に行ったりしています。10月の私の誕生日には、家族みんなでご飯に行きましたが、弟も大事なバイト代でお小遣いを手に入れたのに、私に花瓶をプレゼントしてくれたんです。
――優しいなあ~。映画では、外から鹿児島に戻ってきたという設定です。久々に鹿児島弁を身近に聞いて、思わず引っ張られたりしなかった?
いや~、本当に! 唯一、もどかしかったことです(笑)! 誰よりも方言を上手く喋れるのに、県外の人の役として鹿児島にいなければいけなかったという……贅沢な屈辱を味わいました(笑)。
――そうですよね~(笑)。
訛りたかった~(笑)。現場では存分に訛って話していました。
――鹿児島のことで共演者に教えてあげたことはありますか?
映画では鹿児島県民の方しか方言を喋られてなかったので、それはリアルでした。寺西さんたちには方言を教えたりすることはなかったですが、ご飯スポットなどはオススメしました。
――ちなみに、覚えて欲しい鹿児島弁を一つお願いします。
“たまにはてげてげでよかよ~”。たまには適当にしていいよという意味です。実際に『てげてげ』という番組が鹿児島ローカルであるぐらい、鹿児島県民にとっては馴染みのある言葉です。故郷に帰った時にその言葉を掛けていただくと、ほっとするし大好きな鹿児島弁です。

――本作は天文館が舞台ですが、大原さんにとって天文館はどういう場所?
『鹿児島の銀座』と称される歓楽街なのですが、私が過ごした学生時代は友だちと一緒にゲームセンターに行ったり、寄り道してご飯を食べたりしていました。夜は大人の街という印象でしたね。ふらっと歩いていたら誰か知り合いに会うような、『鹿児島と言えば!』という場所ですね。
――天文館の思い出って何かありますか?
山形屋という南九州の百貨店があるのですが、山形屋ラーメンを休日に家族で食べに行くのが最高のごちそうイベントでした。
――天文館の再開発が映画の中でもテーマになっていますが、変わって欲しくないところはありますか?
本当に今の鹿児島の状況がリアルに映画に落とし込まれていると思います。実際に天文館も新しく再開発されている部分もあります。個人的には路面電車が走る昔ながらの街の設計は変わらずになくならないで欲しいなと思っています。先日、お仕事で鹿児島に帰った際に天文館を巡るロケをしました。私は上京して故郷を離れている身ですが、自分と同世代の方たちが鹿児島に残り、住民の方の想いを受け継ぎながら新しいお店などで街を支えている姿を見たのが印象的でした。
――これから映画をご覧になる方に、本作のアピールをお願いします。
この作品は、なくならないで欲しいと県民が願う鹿児島の景色がたくさん描かれています。そして天文館という場所で、それぞれの想いが交差する物語です。一人でも多くの方に届くことを願っております。
――天文館のアピールもぜひ!
本当にほとんど天文館で撮影をしているので、ぜひ鹿児島に遊びに行かれた際には天文館で映画の聖地巡礼をしてほしいです。鹿児島にはおいしいものがたくさんあるので、グルメも楽しんでください。
――特にオススメの料理はありますか?
天文館だとざぼんラーメンです。鹿児島のラーメンは基本、豚骨がベースでとても美味しいんです。あとは黒豚のしゃぶしゃぶも美味しいのでぜひ!
――大原さんが帰省すると絶対食べるものはあります?
必ず買って帰るのは、黒豚みそです。昔から大好きでした。お野菜を茹でてこの豚みそに付けて食べるとヘルシーで美味しいので、食事制限をしている時でも食べられます。
――このインタビューはSCREEN ONLINEという映画サイトにもアップされます。大原さんが最近観たおもしろかった映画はありますか?
『ふつうの子ども』です。時間があると単館映画をよく観に出掛けるんですが、久々に映画館で声を出して笑いました! かと思えば、社会的にも自分的にも刺さるセリフがあって、観てよかった作品だなと思いました。


大原優乃
生年月日:1999年10月8日
出身地:鹿児島県
<近年の主な出演作>
Netflix映画『新幹線大爆破』(25年)
映画『劇場版 おいしい給食 Road to イカメシ』(24年)
ドラマ「週末旅の極意2〜家族って近くにいて遠いもの〜」(25年)
舞台「CRIMINAL FOUR -愛しき大悪党-」(25年)
<待機作>
Netflix「教場 Reunion」(26年1月1日配信予定)
映画『教場 Requiem』(26年2月20日公開予定)
『天文館探偵物語』
11月21日(金)鹿児島県先行公開
12月5日(金)全国公開
<STORY>
夏の「祇園祭(おぎおんさぁ)」の熱気に包まれる中、バーで働きながら密かに探偵業も営む・宇佐見蓮(寺西拓人)は相棒の山下健斗(肥後遼太郎)と共に、タモ網片手に脱走したペットの亀を探していると、DV夫から逃げてきたと言うシングルマザー・凪(大原優乃)と出会う。蓮と健斗は、凪の働き口と凪の息子を預けられる託児所を紹介するが、安心したのもつかの間、凪の息子の誘拐事件が起きる――。
主演:寺西拓人
出演:大原優乃 肥後遼太郎/室 龍太 高田 翔 原 嘉孝(友情出演)/
SHIGETORA 西田聖志郎 新名真郎/西岡德馬
監督・脚本: 諸江 亮
配給:アイエス・フィールド/S・D・P
Ⓒ2025「天文館探偵物語」製作委員会

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