主人公・フジコの声を演じたのは、「カルピスウォーター」14代目イメージキャラクターとして一躍話題となり、昨年は「ちはやふる-めぐり-」(日本テレビ)で連続ドラマ初主演、『ストロベリームーン 余命半年の恋』で長編映画初主演を果たすなど、これからの活躍に期待が集まる當真あみ。もう一人のヒロイン・千鶴の声を演じたのは、ファッション誌「ViVi」の専属モデルとして活動し、2022年公開の映画『マイスモールランド』では初出演&初主演でありながら名だたる映画祭で新人賞を獲得するなど、モデル、俳優として注目される嵐莉菜。「ちはやふる-めぐり-」で共演を果たしている二人は、今回のキャラクターについて「二人でよく“逆だね”と話している」とのことで──。
撮影/久保田 司
文/瀧田有子
二人でよく“逆だね”って話しているんです(笑)
──写真撮影をしているお二人を見ていて、仲の良さが伝わったんですけれども、もしドラマ(「ちはやふる-めぐり-」)が先で本作が後だったら、アフレコ収録は違っていましたかね。
當真・嵐「(同時に)違っていたと思います」
嵐「私は(自身が演じた)千鶴がより想像できなくなっていたと思います。フジコと千鶴は幼少期に出会って、パリで再会を果たすんですけど、よそよそしさというか、お互いをまだあまり知れていない感じから二人の関係が出来上がったのは、この作品が先だったからじゃないかなって。そう思うと、運命的な巡り合わせだなって思います」
──當真さんは、劇場アニメは『かがみの孤城』に続いて2作目ですよね。やられてみての違いや、前作があったからこその今作みたいなところはありましたか?
當真「前作は引っ込み思案の女の子で、“等身大”って結構おっしゃっていただいたんですけど、今作のフジコは性格がガラッと180度違った女の子なので、フジコの明るさとか力強さも声でしっかり出せるようにっていうのは意識していました。ただ、(キャラクターの)動きだったりというのは、日常では意識していないので、自分で実際に一度やらないと思い出せない。そういうことが前作であったなというのを思い出して、走る部分だったり、動きながら喋るっていうところでは、事前に“こうだったな”っていうのを思い出しながら演じました」
──一度経験されたのがプラスになって。
當真「そうですね。経験したことがある分、こうしようかなとより考えられることはたくさんありました。あと、フジコの明るさにもいくつか種類があると思っていたので、素の明るさだったり、誰かを元気づけようとする明るさ、自分を奮い立たせようとするところは、喋る時の声のトーンやセリフの語尾だったりをちょっと意識して演じました」
──嵐さんは、アニメ作品は初挑戦になりますが、何かを参考にしたり、誰かからアドバイスを受けたりということはありましたか?
嵐「参考という部分でいうと、あみちゃんの収録を見学させていただく機会があったんです。そこで映像と声の当て方だったり、フジコのキャラクターを見て学ばせていただきましたし、不安でいっぱいだったんですけど、フジコと千鶴の世界観をあみちゃんの声を聞いて作っていけたらなって思いました」
──その時は何か話されたんですか?
嵐「ドラマの準備でちょっと話したりはしていたんですけど、ほぼ初対面だったので、一気に仲良くなるっていうのが結構難しくて。お互い探り探りで……(當真を見て)ねっ(笑)。“水飲む?”とか、なんかあたり触りない会話をしていた記憶があります(笑)」
──先ほど、當真さんが演じる上で意識されたことを話してくださいましたが、嵐さんが演じる上で意識されたことは?
嵐「私も声の出し方は意識しました。千鶴は、最初は自分の想いを言えない子だったので、(バレエを教えてくれる)オルガ先生と話した時のおどおどした感じとか、コミュニケーションすることにまだ慣れてない感じを出したくて、声を抑えたり。薙刀(なぎなた)のシーンではハキハキしたり、元から持っている芯の強さをフジコがきっかけで出すようになってからは声のトーンを太めにしたり。私はちょっと嬉しいことがあるだけで声にふっと気持ちが出ちゃうんですけど、“千鶴だったらどうやって喜ぶんだろう”って考えて、嬉しい出来事があっても普段自分が出す喜びの声より抑えてみたり。自分じゃないからこそ、千鶴として考える時間が増えていたので、それはよかったなって思っています」
當真「私も共通する部分があまりないからこそ、フジコは魅力溢れる女の子なので、こういう子であってほしいなっていうイメージも込めながら演じていました。ただ明るいだけじゃなく、芯がしっかりしていて強い女の子なので、悩む時もあるけど、弱さを見せないようにしてるんだよみたいなところもちょっと意識したり。自分の中から引っ張ってきたというよりは、理想とかイメージを詰めて演じていました」
──ご自身と演じたキャラクターの似ているところ、違うところを教えてください。
當真「フジコはすごく明るくて活発な女の子なんですけど、私はどちらかというと千鶴のように勇気出せずに言えないこととか多いタイプなので、結構違うなって。でも、単身異国の地に渡って頑張ってる姿というか、そこで楽しんでいるところは、私も沖縄から東京に上京してきたのでちょっと重なって、応援したくなる気持ちにもなりました」
嵐「私は、どちらかというとフジコに近い性格です。だから、二人でよく“逆だね”って話しているんですけど(笑)、結構思ったことが表情に出てしまうタイプなので、そこは千鶴とちょっと違うなと思いつつも、私も幼少期にバレエをやっていましたし、夢に向かって負けず嫌いなところだったり、そういったところは似ているなって思います」


大きな画面で、いい音響で楽しんでいただけたらなって思います
──フジコ、千鶴の周りの人たちも、二人に影響されてどんどん変わっていきますが、ご自身がこれまでに、こういうことに影響されて前向きになったとか、こういうきっかけで変われたという出来事があれば聞かせてもらえますか。
當真「私は本当に引っ込み思案というか、自分の意見だったりをしっかり相手に伝えるっていうのが苦手なタイプだったんです。でも、このお仕事を始めて、いろんな方といろんな関わりがある中で学んだことがたくさんあって。インタビューでも、昔は緊張して喋れなかったんですけど、話せるようになったり。そういういろんな出会いがあって、今、こうして変われたなって思うところはありますね」
嵐「私もこの仕事を始める前は、本当に自信がなかったんです。でも、あまり自分の容姿を好きじゃなかった頃に“可愛い”と言ってもらったり、こんな自分を求めてもらっていることにすごく喜びを感じましたし、自分がやっていることに責任を持つというか、“きっと大丈夫だ”っていう自信が芽生えてきて。それは自分から湧き出る時もあれば、周りの方々とコミュニケーションをしていく中で力をもらったりもするんですけど、そういう変化はこの仕事を始めてから多いなって思います」
──作品を楽しみにされている方へメッセージを、ご自身が思う見どころも含めてお願いします。
當真「今作は、本当に背中を押してくれるシーン、セリフたくさんあって、観てくださる方にとっても背中を押してくれる、前へ踏み出すきっかけをくれるんじゃないかなと思っていて、そこがすごく見どころだなと思っています。二人の少女が異国の地で夢を追いかける姿は、本当に今の私たちにも勇気をくれるので、ぜひ、夢を追いかけている方、今頑張っている方、いろんな方に観ていただきたいと思っています」
嵐「背中を押してくれるフジコの言葉だったり、千鶴の諦めず夢に向かっていく姿から、私自身もそうですし、あみちゃんもきっとそうだと思うんですけど、演じていてすごくパワーをもらえたので、性別・世代問わず、いろんな方々に共感していただけると思います。見どころは、(フジコと共にパリに来た愛犬の)マメゾウだったり、パンに塗るいろいろなジャムが登場するところだったり。あとはもう、描かれているパリの街並みですね! 実際にあるパリの街並みがたくさん出てきて本当に美しい。クライマックスのオペラ座のシーンも、画とは思えないほどのスケールがあるので、ぜひ劇場で観ていただけたらなって思います」
──大きなスクリーンで観たほうが絶対にいい作品ですよね。
嵐「そうですね。クラシックな音楽もありますし、ハイライトのところは本当に美しいと思うので、ぜひ、大きな画面で、いい音響で楽しんでいただけたらなって思います」
──では最後に、作品のタイトルにちなんだ質問を。“エトワール”はフランス語で“星”を意味するんですけど、バレエの世界では最高位のダンサーを意味するように、広義では輝きを象徴する意味としても使われています。そこで、お二人にとっての“エトワール”、輝きを放っている存在や場所を教えてください。
嵐「私は身近で言うと、あみちゃんです。この前、番組の企画でPandoraのブレスレットのチャームにお互いの刻印をする時も“マイ・エトワール”っていう感じで送ったんです。レディー・ガガさんだったり、そういうエトワールはいるんですけど、身近にできたのはあみちゃんが初めてで。私にとっては輝いて見えるというか、自分がもっともっと頑張りたいなって思える、自分にとっての星だなって思える存在なので、あみちゃんは“マイ・エトワール”なんじゃないかなって思っております」
當真「ありがとうございます(お互い顔を見合わせて笑顔に)。私は今まで共演させていただいた皆さんが憧れであり、こうなりたいと思える存在です。もちろん、莉菜ちゃんもそうですし、直近だと上白石萌音さんは、現場でのお芝居からスタッフさんだったり皆さんへの振る舞いまで、“絶対にこうなりたい”“こういう人でありたい”と思える方でした。自分にとっての輝いている場所は、自分の地元と、この仕事ができている東京だなと思います。東京に出てきたからこそ今がありますし、地元はやっぱり落ち着ける場所であり、大切な場所なので、より輝いて見えますね」

PROFILE

當真あみ AMI TOUMA
2006年11月2日生まれ、沖縄県出身
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嵐 莉菜 LINA ARASHI
2004年5月3日生まれ、埼玉県出身
作品紹介


『パリに咲くエトワール』
20世紀初頭のパリで、日本からやって来た二人の少女が暮らしていた。
一人は、夫を支えるよき妻となる将来を望まれながらも、画家を夢みる継田フジコ(當真あみ)。
もう一人は、武家の家系に生まれ薙刀の名手ながら、バレエに心惹かれる園井千鶴(嵐莉菜)。
幼い日に出会ったことがある二人は、トラブルに巻き込まれたフジコを千鶴が助けたことで、運命的な再会を果たす。
千鶴の夢を知ったフジコは、同じアパルトマンに暮らす作曲家志望の青年ルスラン(早乙女太一)の母オルガ(門脇麦)がロシア出身の元バレリーナであることを知り、レッスンを依頼する。
東洋人であることからさまざまな壁にぶつかりながらも、二人は夢に向かって歩き出すが、そんな中、フジコのパリでの保護者である叔父の若林(尾上松也)が失踪してしまい──
出演:當真あみ 嵐 莉菜
早乙女太一 門脇 麦 尾上松也 角田晃広 津田健次郎
榊原良子 大塚明夫
原作:谷口悟朗 BNF ARVO
監督:谷口悟朗
脚本:吉田玲子
キャラクター原案:近藤勝也
配給:松竹
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