7月27日に『ぐらんぶる』プレミアム夏祭りイベントが開催された。イベントには、W主演の竜星涼と犬飼貴丈、ヒロイン役の乃木坂46の与田祐希、朝比奈彩、小倉優香、石川恋と英(はなぶさ)監督が登壇した。
原作は講談社「good!アフタヌーン」にて 2014年4月から連載中の原作:井上堅二、漫画:吉岡公威のコンビによる漫画「ぐらんぶる」。ダイビングサークルを舞台にした漫画ながら、なぜかほぼダイビングをしないという型破りな青春コミックだ。
既刊15巻で500万部を突破しており、2018年7月から9月にかけてアニメ化され高視聴率を記録した。本作はその実写映像作品となる。キャラのあまりの脱ぎっぷりから、主に衣装の面で<絶対に映像化不可能>と言われている本作の監督を務めるのは英勉。
伊織役の竜星涼と耕平役の犬飼貴丈の2人が主演を務める。
ヒロインの古手川千紗役には、乃木坂46の与田祐希。与田演じる千紗の姉でどシスコンの古手川奈々華を演じるのはモデル・グラビアで活躍中の朝比奈彩。男子顔負けの奔放さとエロさを兼ね備えた先輩・浜岡梓役には TV・CM・ドラマなどに出演している小倉優香。そして、伊織たちが卒倒するほどのケバいメイクで大学デビューを果たした元ギャル・吉原愛菜(通称:ケバ子)役には「CanCam」専属モデルで女優としても活躍している石川恋と、いずれも圧倒的な美とキャラの濃さを両立させるキャスティング。さらに、古手川姉妹の父親役には髙嶋政宏が演じる。
映画の公開を目前としたこの日、海に見立てた波のプールに男性陣は半被、女性陣は浴衣、メガホンをとった英勉監督はアロハ姿で夏らしいいでたちで会場にキャストと監督が登場。
W主演の竜星涼×犬飼貴丈の2人はマッチョ隊が担ぐ神輿で登場する。
キャスト挨拶
MCから史上最も服を着ていない主人公の伊織を演じた竜星涼さん、(ご挨拶)お願いしますと紹介され挨拶を促されると、竜星は「史上最も服を着ていない主人公を演じました竜星涼です。この映画を通して服の大事さを感じました」とコメント。
MCから無駄にイケメンのアニメオタクを演じた犬飼貴丈さんと紹介されると「無駄にイケメンのアニメオタク今村耕平役を演じさせていただきました犬飼貴丈です。今日はお集まりいただきましてありがとうございます!」と挨拶。
基本クールでたまにデレな伊織のいとこの千紗役を演じた乃木坂46与田祐希。
ドが付くほどシスコンの奈々華役を演じた朝比奈彩。
「セクシー番長を演じました小倉優香です」と挨拶すると女性キャストから笑いが起こった。
強烈メイクのケバ目女子を演じた石川恋。
製作にあたって英勉監督が意識したこと
MCから監督に向けて意識して撮影した部分を問われると、「女優さんを綺麗に撮ることと主演2人の裸を綺麗に撮ること、それしかないですね」と答えた。
心が丸裸になったエピソード披露
英勉監督「マリン監督 号泣」
→「ダイビングがテーマの映画でして、ちょっとあるんですね、潜ったりするところが。みんなライセンスを取って実際海の中、プールの中で芝居をしてもらって、結構大変で危険なところもやってくれて、画がつながったのを見て、みんなよく頑張ったとマリン監督が号泣してました。僕じゃないですけど、マリン監督丸裸です。」
石川恋「ダイビングシーンでの失敗」
→「ダイビングシーンがとても難しくて。みんなで練習して本番挑んだんですけど、本番始まってるのに気付いたら、私浮いちゃってて、みんなの姿が下に見えるようになっちゃって、水面に頭も出ちゃって。このままだと映画にいないことになると思って、頑張って気合いを入れ直して映りにいきました。」
与田祐希「浴衣のまま」
→「丸裸というほどでもないんですけど、泊まり掛けでの撮影の時に、服を着替えるのが面倒くさくて朝旅館を出て、浴衣のまま現場に行っちゃったんですね。誰かと会うなんて想像もしていなかったので、竜星さんとか何人か車両に乗ってきて、"恥ずかしい"って思ったら竜星さんも浴衣姿だったので安心したっていう話です。」
小倉優香「台湾一人旅」
→「ごめんなさい、映画に関係ないことですけどいいですか(笑)。高校生の時に一人で台湾に行きまして、現金を持っていなくてホテル代や食事代とかが払えないって泣いて道を歩いていたら、現地のタピオカ屋さんが、日本大使館に電話してくれて助けてもらったっていういいお話です。」
朝比奈彩「マスククリア」
→「ダイビングのことです。マスククリアが苦手で、撮影前に20~30回練習して、クランクインしたら、私がマスククリアできないことが筒抜けで。でも克服したので、その姿も見ていただきたいなと思います。」
犬飼貴丈「ぐらんぶるの撮影」
→「毎日やっぱり竜星さんとはバディを組ませていただいて、裸の付き合いを毎日していたので、ただ単に数ヶ月間共演するというよりも、裸で数ヶ月間共演するっていうのは、心の距離の縮まり方っていうのがものすごく早くて。心も体も丸裸になってしまって、隠すものが何もない状態でした。」
竜星涼「ぐらんぶるに出演したこと」
→「布の大事さ、服ってこんなに大事なんだって!結構序盤に草むらでお芝居するシーンがありまして、草むらを全裸でお芝居するなんてないじゃないですか!ゴロゴロ寝っころがったり。見事に毛虫に刺されまして、背中がかゆくてかゆくて、服って大事だなってその時思いました。」
ジェスチャーゲーム
竜星チームと犬飼チームに分かれ、主演の2人が紙に書かれたお題をジェスチャーでチームの女性陣に伝えるというゲームが行われた。
竜星チーム:竜星涼(ジェスチャー担当)、朝比奈彩(回答者)、石川恋(回答者)
犬飼チーム:犬飼貴丈(ジェスチャー担当)、与田祐希(回答者)、小倉優香(回答者)
負けたチームには、マネージャーから提供された恥ずかしい写真が披露されてしまうというもの。
負けた犬飼チームが罰ゲームを受けることに
→恥ずかしい写真が披露
与田祐希:ヤギに髪を食べられている写真
締めの挨拶~主演の2人より
締めの挨拶後、フォトセッションが行われ、大粒の雨が突如止み、笑顔を見せる犬飼貴丈
STORY
青い海、聞こえてくる潮騒、照り付ける陽射し――国内でも珍しい離島にある大学に入った伊織の目標はただひとつ。それは気のあう友人や可愛い女子と<キラキラな大学生活>を送ること。なのに――「何かおかしい」最初に異変を感じたのはオリエンテーションの朝。伊織はなぜか服も記憶もなく大学の講堂の前で目覚めてしまう。やがて同じ境遇に陥った無駄にイケメンなアニメオタク・耕平と出会い、共にある場所にたどり着く。そこは常識が通用しない“無法地帯”、超ぶっ飛んだダイビングサークルだった!
狂暴なクーデレいとこ、どシスコンのお姉さま、エロい先輩、はたまた激ケバギャルも!?神様、僕たちに普通の大学生活を送らせてください―――ヤバすぎるメンバーに囲ま れた、伊織と耕平の運命はいかに!?
映画『ぐらんぶる』
2020年8月7日(金)全国ロードショー
【キャスト】竜星涼 犬飼貴丈
与田祐希 朝比奈彩 小倉優香 石川恋 / 髙嶋政宏
【スタッフ】
原作:井上堅二・吉岡公威『ぐらんぶる』(講談社アフタヌーン KC 刊)
監督:英勉
脚本:英勉 宇田学
主題歌:sumika「絶叫セレナーデ」(ソニー・ミュージックレーベルズ)
製作:映画「ぐらんぶる」製作委員会
制作プロダクション:THEFOOL
配給:ワーナー・ブラザース映画
公式サイト:grandblue-movie.jp
Twitter:@grandblue_movie #映画ぐらんぶる
©井上堅二・吉岡公威/講談社 ©2020 映画「ぐらんぶる」製作委員会