2020年9月4日(金)より公開された映画『リスタートはただいまのあとで』。主演を務めた古川雄輝と竜星涼、映画初監督を務めた井上竜太監督の3名が、舞台挨拶に登場した。

本作は、ココミ著書「リスタートはただいまのあとで」(プランタン出版刊)から生まれた実写映画作品。
小さな田舎町で出会った正反対の二人。あったかくて大切な宝物に変わってゆく。美しい景色の中で紡がれた癒し系 純愛 BLストーリーだ。

都会の生活に疲れ挫折中の狐塚光臣役を演じたのは、古川雄輝。「イタズラな Kiss~Love in TOKYO」が日本・中国で大ヒットを記録し、2014年に中国「尖叫2015愛奇芸之夜」で日本人初となる“アジア俳優賞”を受賞した。中国版 Twitter として知られる SNS サイト“Weibo”でのフォロワーは430万人を超えるアジア圏にて絶大な人気を誇る。
田舎暮らしで優しい熊井大和役を演じるのは、スーパー戦隊シリーズ「獣電戦隊キョウリュウジャー」でドラマ・映画ともに初主演を果たし、パリ・コレクションデビューや映画『トイ・ストーリー4』でフォーキーの声を担当している竜星涼。三谷幸喜作・演出の舞台「大地」出演や主演映画『ぐらんぶる』の公開が控えるなど、俳優・モデル・声優など多岐にわたり活躍している。W主演の2人が、“そのままの自分”を受け入れてくれるお互いの存在の大切さに気づき、次第に惹かれていく心模様を演じる。

画像1: 『リスタートはただいまのあとで』舞台挨拶にダブル主演の古川雄輝×竜星涼、井上竜太監督登壇
画像2: 『リスタートはただいまのあとで』舞台挨拶にダブル主演の古川雄輝×竜星涼、井上竜太監督登壇
画像3: 『リスタートはただいまのあとで』舞台挨拶にダブル主演の古川雄輝×竜星涼、井上竜太監督登壇
画像4: 『リスタートはただいまのあとで』舞台挨拶にダブル主演の古川雄輝×竜星涼、井上竜太監督登壇
画像5: 『リスタートはただいまのあとで』舞台挨拶にダブル主演の古川雄輝×竜星涼、井上竜太監督登壇

トライしてみたい役

竜星「僕を求めてくださるんだったら、何でもおもしろければ演ってみたいなという感じはあるんですけど、この前、インド映画を観まして、同じキャストが男同士の仲間だったり絆だったりとかそういうものを、特殊メイクとかで年齢を老けさして演じるという友情もの、仲間というのを演ってみたいなと思います。

画像1: トライしてみたい役

古川「今回の映画もそうですけど、比較的キャラクターのキャスティングは僕の性格と竜星くんの性格に合ったような分けられ方をしていると思うので、次は逆で演ってみたらおもしろいかなと思いますね」

画像2: トライしてみたい役

竜星「なるほど。確かに観てみたいです!めちゃくちゃ陽気なキャラを観てみたいです!」
会場「笑」
古川 「すごい笑うな」
竜星「そういうイメージがたぶん・・・」
古川「陽気なのをね。(竜星くんが)陰なほうを」
井上監督「企画します!陽気な古川くんを」
MC「インド映画みたいに歌って踊るシーンもあったら最高ですよね」
井上監督「ダンスうまいからいいね」
竜星「ちょっとそれはあれですね、考えさせてもらっていいですか」
MC「古川くんはやってくれるかもしれませんよ」
古川「僕はちゃんと踊ります」
竜星「ちょっと考えていいですか。ここは日本なので、それが必要かどうかは考えます」
MC「楽しみにしてますよね、みなさんね」
会場「(拍手)」

共演者とのエピソード

古川「(佐野)岳くんはすごく楽しそうにやっていたなという印象ですね。とにかく自分で小道具を用意していて、ソーセージだとか日焼け止めを塗っていたりとかは彼が持ち込んでいるもので、アドリブもしながら現場を楽しめるのは、見ていていいなと、僕もそういう楽しみ方がしたいなと思いました。(お父さん役を演じた)甲本さんは、夜メイク室で仕事が終わった後に、みんなでちょっと飲んだりとかする機会もありまして、アドバイスをいただきました。螢さんは、僕がホテルに戻る頃にはもう飲みに出てらっしゃって、なかなかお会いする機会はなかったです」

画像1: 共演者とのエピソード

MC「螢さんは、長野を満喫されていたのかもしれないですね」

竜星「そうですね、基本的に地元の方たちと、僕と同じ面子ですね。そこと最初に合流しているか、後から一緒に合流するかという感じですね。(佐野)岳くんとは、キョウリュウジャーのヒーローものを演ったぶりとかなので、本当に何年ぶりだ、すごい久しぶりに会って。同い年だし、同世代なので、久しぶりに会っていいパワーをもらいましたけれどね」

MC「3人のシーンで印象に残っていることはありますか」

竜星「あいつは、常に自由にやってましたね、監督」
井上監督「楽しそうでしたね。居酒屋の3人のシーンも本当の仲間っていう感じでいい雰囲気出ていて楽しかったです」

画像2: 共演者とのエピソード

MC「監督は、印象に残っていることはありますか?」

井上監督「甲本さんが素晴らしかったというか。父親と息子の家を継ぎたいというシーン、すごく大事なシーンだったんですけど、僕が想像していた芝居ではなかったんです、それを超えてくるというすごい芝居で、見ているだけで感動したなというのがありました。螢さんも、“うちに来てくれてありがとな”という、あそこがおじいちゃんの優しさ、いろんな思いが詰まったところだったので、本当にいい芝居をしてくれてうれしいなと思いました。実は、大和も“じいちゃん、ありがとう”というセリフがあったんですが、実際には台本にはないんですね。あそこは竜星くんが言いたいと言ってくれて、本当にいいシーンだったので感謝しています。ありがとうございます」

竜星「僕は演りながらという感じで、螢さんとのあのシーンは自分の中でも大事なシーンですし、今思うと本当に思い出深いシーンだったので、螢さんに影響されてという感じです」

画像3: 共演者とのエピソード

オススメシーン・セリフとメッセージ

井上監督「今日は本当にありがとうございます。最後、大和と光臣が公園で寄り添いながらのシーンがあるんですけど、そこで光臣が大和の膝にフッと手を添えるんですね。そこがすごく優しさが伝わってきて、それでまた大和もフッと優しく包まれる感じで、自然と2人の気持ちが迫ってきたんですけど、そこをぜひまたご覧いただければと思います。この映画、多くの方々に観ていただいて、優しい気持ちになりました、癒されましたという風に本当にうれしい言葉をいただいてまして、最近コロナであったりとか、心がギスギスすること、日々いろんなことがあると思います。この映画が、そういった心を癒すことができたらうれしく思っております。気に入っていただければ、ぜひ多くの方に広めていただければうれしいです。本日はありがとうございました」

竜星「シーンとしましては、さっき言ったように、おじいちゃんとのシーンは、すごく僕の中でも感慨深いものがあって、螢さんが醸し出す優しさみたいなものに僕自身も包まれて次のステップに行けるとい気持ちにもなれたので、そこのシーンはセリフ以上に見応えがあるシーンになったんじゃないかなと思います。今日はお越しいただきありがとうございます。こういう状況で映画館に足を運ぶっていうことだけでも、みなさんのその行動が、僕ら演じる側の人間としては救われているなと思いますし、またこうやっていろんなものをみなさんにお届けできるように、僕らも頑張っていけたらなと思います。夏場、あちこち移動できなかったと思いますけど、旅行したような気分になれるような癒しをこの作品がきっと届けられるんじゃないかなと思いますので、ぜひともいろんな方に勧めていただけたらなと思います、本日はありがとうございました」

画像1: オススメシーン・セリフとメッセージ

古川「観ていただきたい一つのシーンというよりも、いろんな要素が入った映画だと思っていて、家族愛、恋愛、光臣の成長物語というそういった作品全体を観たあとに、癒される作品になっていると思います。観たあとにほっこりすると思うので、ぜひ劇場で観ていただきたいと思います。本日はありがとうございました」

画像2: オススメシーン・セリフとメッセージ
画像3: オススメシーン・セリフとメッセージ

舞台挨拶ダイジェスト

画像: 映画『リスタートはただいまのあとで』舞台挨拶 youtu.be

映画『リスタートはただいまのあとで』舞台挨拶

youtu.be

あらすじ

職場で上司に人間性を否定され、会社を辞めて10年ぶりに田舎に戻った光臣(古川雄輝)は、近所で農園を営んでいる熊井のじいちゃんの養子・大和(竜星涼)と出会う。
大和のことを「馴れ馴れしくてウザい奴」と思っていた光臣だが、父親に実家の家具店を継ぐ事を拒絶され、農園の手伝いをはじめると、大和と過ごす時間が増えていく。
ふさぎこんでいる光臣を励まし、心の痛みに寄り添う優しい大和。次第に、自分の弱さも受け入れてくれる大切な存在に変わっていく。
ある夜、酔いつぶれた二人だったが、目が覚めた光臣は寝ている大和に思わずキスをしてしまい・・・抱いている感情にハッとする。
大和の高校の同級生で親友の上田(佐野岳)から、「アイツには秘密がある」と耳打ちされたことを思い出した光臣の前に、親しげに大和と話す年上の女性が現れて・・・。
光臣は大和へ想いを伝えることはできるのか?
そして、親との確執を乗り越えて、自分の夢と向き合う事ができるのか?

映画『リスタートはただいまのあとで』

2020年9月4日(金)シネ・リーブル池袋ほか全国順次公開

出演:古川雄輝 竜星 涼
   村川 絵梨 佐野 岳 / 中島 ひろ子 螢 雪次朗 甲本 雅裕

監督:井上竜太
脚本:佐藤久美子
原作:ココミ著書「リスタートはただいまのあとで」(プランタン出版 刊)
配給:キャンター

©2020映画「リスタートはただいまのあとで」製作委員会

This article is a sponsored article by
''.