2021年に全国ロードショーの山﨑賢人主演映画『夏への扉』に、清原果耶、藤木直人が出演することが発表された。

1956年にアメリカで発表されて以来、色褪せぬ名作として世界中で愛される「夏への扉」(著:ロバート・A・ハインライン)が、初実写映画化することが決定し、2021年に全国公開される。メガホンをとるのは、三木孝浩監督だ。

罠にはめられ人生のすべてを奪われたロボット科学者が、未来を変えるため、大切な人を救うため、30年の時を超える冒険を描いた物語、『夏への扉』。

騙され奪われた研究の結晶ともいえるロボットや会社、大切な人を30年の年月を超えて取り戻しにいく孤独な科学者・主人公の高倉宗一郎(たかくらそういちろう)を、山﨑賢人が演じる。

恩人であり養父の松下の娘で、孤独に生きてきた宗一郎が家族のように大切に想う 松下璃子(まつしたりこ)を清原果耶が演じる。数奇な運命に翻弄されながらも、宗一郎を慕う、意志の強い女子高生を熱演する。

藤木直人が演じるのは、2025 年のヒューマノイドロボット PETE(ピート)。PETE は未来を変えようとする宗一郎 を支える、装置の異常で好奇心をもってしまったヒューマノイドロボットだ。

キャスト、監督コメント

清原果耶
仕事を始めて最初の映画の現場が三木監督の作品だったので、また監督とご一緒させて頂ける事がとても嬉し かったです。 あの頃は右も左も分からないまま監督のお話を聞いていましたが、今回は少しずつでも作品に歩み寄って撮れ たら良いなと思いながら撮影に臨みました。 健気でしっかりしていて、所々にあどけなさが残る璃子ちゃんは演じていて微笑ましく思えるような女の子でし た。 山﨑さん演じる宗一郎との関係性が温かくもほろ苦く染みる日々を、一時も逃さずに観て頂ければ幸いです。

画像1: キャスト、監督コメント

清原果耶プロフィール
2002 年生まれ。2015 年 NHK 連続テレビ小説「あさが来た」で女優デビュー。2018 年「透明なゆりかご」(NHK) で連続ドラマ初主演、2020 年『宇宙でいちばんあかるい屋根』(藤井道人監督)で映画初主演。
2021 年連続テレビ小説「おかえりモネ」のヒロインに決定している。主な代表作に映画では『3 月のライオン』(大 友啓史監督)、『ちはやふる -結び-』(小泉徳宏監督)、テレビでは NHK 連続テレビ小説「なつぞら」、「俺の話 は長い」(NTV)など。 待機作に、『望み』(堤幸彦監督)、『ジョゼと虎と魚たち』(タムラコータロー監督)、『まともじゃないのは君も一緒
(前田弘二監督)、『砕け散るところを見せてあげる』(SABU 監督)、『護られなかった者たちへ』(瀬々敬久監督) がある。

藤木直人
今年で役者を始めて 25 年になりますが、そんな僕に驚きのオファーが。なんとロボット役。 でも人間のようだけど実はロボットっていう設定だと聞き、それならとお引き受けして監督に会いに行った所、 その場にいらっしゃったのはロボットパフォーマーの方...。 2度とないであろうロボット役、楽しめれば良かったんですがそんな余裕もなく(笑)、 現場で試行錯誤しながら演じていました。以前連ドラで共演した山﨑賢人君と、 ある意味ロードムービー的な?バディもの的な?作品で再びご一緒できて嬉しかったです。

画像2: キャスト、監督コメント

藤木直人プロフィール
1972 年生まれ。早稲田大学在学中に『花より団子』(楠田泰之監督)に抜擢され 1995 年デビュー。その後も NHK 連続テレビ小説「あすか」、「ナースのお仕事」シリーズ(CX)に出演し注目を集め、以後、話題作に次々出 演。また、1999 年に歌手デビュー、俳優業だけではなくミュージシャンとしても精力的に活動。近年の主な出演 作に、ドラマ「グッドドクター」(CX)、NHK 連続テレビ小説「なつぞら」、舞台「グッドバイ」(生瀬勝久演出)、映画 では『g@me』(井坂聡監督)、『映画ホタルノヒカリ』(吉野洋監督)など

三木孝浩監督
清原果耶ちゃんは、「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」に出演してもらった時の、短いシーンながら胸に刺さるとても魅力的なお芝居を鮮烈に覚えていて、その時「いつかヒロイン役をやってね」と約束してたのですが、 やっと念願叶って果たすことが出来て本当に嬉しいです! 彼女が璃子というキャラクターに込めた芯の強さ、その想いの熱量は山﨑賢人くん演じる宗一郎を何度でも立ち 上がらせる原動力となり、映画そのものも推進する重要な役を清廉に演じてくれました。
藤木直人さんは、ヒューマノイドの PETE 役というとても難易度の高い役どころだったのですが、端正なルックスと スタイルを逆に活かしてユーモア&愛嬌たっぷりに演じていただきました。 未知なるキャラクターを現場で藤木さんと一緒に試行錯誤しながら創り上げていく作業は困難さよりも楽しさが上回って、何より藤木さんの、演出に対するリターンの的確さと身体能力の高さに感嘆しました。 宗一郎のバディとして、この物語の中で軽やかに躍動する姿を是非早く皆さんに見ていただきたいです!

STORY

1995年東京-。ロボット開発をする科学者の高倉宗一郎は、尊敬する偉大な科学者であった亡き父の親友松下の遺志を継いだプラズマ蓄電池の完成を目前に控えていた。愛猫のピートと、松下の娘・璃子との穏やかな日常の中で、研究に没頭する日々を送っていたが、信頼していた共同経営者と婚約者の裏切りにあい、自身の会社も発明途中のロボットや蓄電池も奪われてしまう。さらに宗一郎は人体を冷凍し未来に行ける装置・コールドスリープに入れられ、目が覚めた時そこは、2025年の東京だった―。ピートや璃子の死を知り、すべてを失ったと知る宗一郎は、変えられた運命を取り戻すため、30年の時を超えてリベンジを誓うー。

映画『夏への扉』

2021年、全国ロードショー

出演山﨑賢人、清原果耶/藤木直人

監督:三木孝浩
脚本:菅野友恵
原作:ロバート・A・ハインライン/福島正実訳『夏への扉』(ハヤカワ文庫)
配給:東宝=アニプレックス

©2021「夏への扉」製作委員会

This article is a sponsored article by
''.