3日間の興行収入は前代未聞の46億円
『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が異例の大ヒットを記録し続けている。
全国403の映画館での公開という破格の規模で10月16日に封切られた本作。TOHOシネマズ新宿では、前代未聞の上映回数が公開前から話題となった。
公開初日の興収(興行収入)は、平日の金曜日でありながら12億6872万4700円、動員91万507人を記録。土日を含めた3日間の興収は46億2311万7450円、動員342万493人を記録。単純比較は出来ないが、歴代興収4位(日本映画2位)を記録した『君の名は。』の3日間の興収が12億7,795万8,800円、動員95万9,834人という数字を見ると、『君の名は。』はもとより、308億円で日本歴代興収1位に輝く『千と千尋の神隠し』を超えることも夢物語ではなくなった。
その凄まじさは、ハリウッドのニュースサイトで“Japan’s ‘Demon Slayer’ Kills It With Record $44M Opening(日本の「鬼滅の刃」はオープニングの4400万ドルで記録を破る)"(DEADLINE)と、世界的のコロナ禍でのこの快挙を伝えられたほどだ。
![画像: 竈門炭治郎:花江夏樹](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783149/rc/2020/10/20/51a7c85dbd00fa32ac115d8ded6827c686b4d286_xlarge.jpg)
竈門炭治郎:花江夏樹
「鬼滅の刃」は、集英社「週刊少年ジャンプ」で連載され、シリーズ累計発行部数1億部を突破する、吾峠呼世晴の人気コミックが原作。
『空の境界』シリーズなどを生み出したアニメスタジオufotableの制作で、2019年、原作1巻から7巻までを映像化した「竈門炭治郎立志編」がTVアニメ化。家族を鬼に殺された少年・竈門炭治郎が鬼になった妹・禰豆子を人間に戻すために《鬼殺隊》に入隊することから始まる本作は、放送がスタートすると、明快なストーリーの中に描かれる、人と鬼の切ない物語、鬼気迫る剣戟、またコミカルなシーンも人気を博し、ufotableが作り上げた映像美、LiSAが歌う主題歌「紅蓮華」の大ヒットなどもあり、国内のみならず、全世界で大きな話題となった。
![画像: 竈門禰豆子:鬼頭明里](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783149/rc/2020/10/20/7f80583be40eae9016971fce250de2e540db97ef_xlarge.jpg)
竈門禰豆子:鬼頭明里
![画像: 我妻善逸:下野紘](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783149/rc/2020/10/20/3a79deaaa89dd226d556803ec2b0934b8cdde6a8_xlarge.jpg)
我妻善逸:下野紘
![画像: 嘴平伊之助:松岡禎丞](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783149/rc/2020/10/20/18d34d91e63c49132b365fbbbfe2e6fb48444cf1_xlarge.jpg)
嘴平伊之助:松岡禎丞
『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』は、短期間の内に40人以上の行方不明者を出している《無限列車》が舞台。禰豆子(※1)を連れた炭治郎と我妻善逸、嘴平伊之助の一行は、鬼殺隊最強の剣士である《柱》のひとり、炎柱の煉獄杏寿郎(※2)と合流し、無限列車へと乗り込む。
しかし、そこには、全ての鬼を生み出した元凶である鬼舞辻無惨直属の精鋭“十二鬼月”の一人・下弦の壱の魘夢が待ち構えていた。不気味な子守唄と共に妖しい笑みを浮かべる、彼の能力とは―。そして、炭治郎たちは、TVアニメで苦しめられた下弦の伍・累をも超える過去最強の敵・魘夢に、打ち勝つことが出来るのか――。
(※1)禰豆子の「禰」は「ネ+爾」が正しい表記となります。
(※2)煉獄の「煉」は「火+東」が正しい表記となります。
![画像: 煉獄杏寿郎:日野聡](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783149/rc/2020/10/20/3f5df21ba689bb2b90e0640c82df04fb7096a473_xlarge.jpg)
煉獄杏寿郎:日野聡
![画像: 魘夢(下弦の壱):平川大輔](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783149/rc/2020/10/20/bc6bf96db00c0f2acde4912dfe1a4f9e04ab7a8f_xlarge.jpg)
魘夢(下弦の壱):平川大輔
「SCREEN+Plus vol.69」で下野紘と松岡禎丞、日野聡のインタビューを掲載
現在発売中の「SCREEN+Plus(スクリーンプラス)vol.69」(近代映画社刊)では、善逸役の下野紘と伊之助役の松岡禎丞の対談、煉獄役の日野聡のインタビューを計10ページで掲載。
「大画面で観ていただくと、迫力などに圧倒されつつも、感動すると思います。それくらいのクオリティですし、我々もキャラクターとして、情熱や熱意を込めさせていただきました」(下野紘)
「我々が全力で演じたキャラクターと、ufotableさん渾身の作画、そして梶浦由記さん、椎名豪さんの音楽を、劇場の音響と大画面で体感できるのは、本当に素晴らしいことだと思います」(松岡禎丞)
「想いの強さ、人との絆、人生や命の在り方が問われる作品となっているので、みなさまも自分の人生と照らし合わせて、たくさんのメッセージを受け取ってもらえたら幸いです」(日野聡)
と本作について熱く語っている。
![画像: 「SCREEN+Plus vol.69」で下野紘と松岡禎丞、日野聡のインタビューを掲載](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783149/rc/2020/10/20/e637c5cb5e89e434f9289f7d7f90dc102a8a54db_xlarge.jpg)
『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』
配給:東宝・アニプレックス
大ヒット公開中
©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
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