2020年10月30日(金)より公開の映画『とんかつDJアゲ太郎』が、公開初日を迎え、メインキャスト4人とメガホンをとった二宮健監督が、10月30日都内劇場に登壇した。

集英社「少年ジャンプ+」のギャグ漫画「とんかつDJアゲ太郎」(原作:イーピャオ・小山ゆうじろう)初の実写映画化となる本作。
日本のソウルフード・とんかつも、クラブミュージックも、常に人を幸せにしてくれるもの、ジューシーなとんかつを揚げる音と、フロアを熱狂の渦に巻き込むビートが見事に融合し、これまで体感&音感したことのない、北村匠海が初コメディに挑戦した満腹絶倒コメディ作品となっている。

この日、公開初日舞台挨拶に登場したのは、主演の北村匠海、山本舞香、浅香航大、池間夏海、二宮健監督の5名。
伊藤健太郎の出席はイベント前日の逮捕を受けて参加は取り止められた。

冒頭の挨拶

主演北村匠海(勝又揚太郎役:とんかつ屋「しぶかつ」の三代目)
アゲ太郎役を演じました北村匠海です。本日はお越しいただいて本当にありがとうございます。こうしてみなさんを前にステージに立って、映画の話をするのは久々なので、緊張しているんですが、最後までこの映画の良さと映画を観てくれるみなさんに感謝を伝えられたらなと思います。

画像1: 冒頭の挨拶

山本舞香(服部苑子役:スタイリストの見習い、アゲ太郎の憧れの女子)
本日はお越しいただきありがとうございます。服部苑子を演じました山本舞香です。うれしいですね、久しぶりに正面でみなさんの顔を見られるのは本当にうれしいです。

画像2: 冒頭の挨拶

浅香航大(夏目球児役:電飾業「東横ネオン電飾」の三代目)
夏目球児役を演じました浅香航大です。本日はお越しいただきありがとうございます。ようやくみなさんにこの映画をお届けできる日がやってきました。少しでも楽しんでもらいたいので、元気よくいきます、よろしくお願いします!

画像3: 冒頭の挨拶

池間夏海(勝又ころも役:アゲ太郎の妹)
勝又ころも役を演じました池間夏海です。今日はお越しいただきありがとうございます。よろしくお願いいたします。

画像4: 冒頭の挨拶

二宮健監督
みなさん、こんにちは。監督しました二宮健です。やっと『とんかつDJアゲ太郎』をみなさんの元にお届けできてとてもうれしいです。元気いっぱいな映画になってますので、ぜひ楽しんでください。

公開の心境・今の気持ち

北村匠海「無事映画が公開できたことと、正直この映画をフラットに観てくれる人がどれだけいるのかと、不安な気持ちがあったりとか、僕も今日ここに立つことが少し怖かったり、いろんな思いでいるんですが、でもこの映画はコメディであり、音楽映画であり、そしてサクセスストーリーなので、クランクアップしたその撮影期間は、僕1人ではアゲ太郎という役は演じきれなかったし、映画の中に登場するいろんなキャスト全員に支えられて、アゲ太郎という役を1年前走り切ることができました。それは今日も同じで、このステージにいる人だったり、この映画を一緒に作り上げた人たちに支えられて僕は今、2本足でここに立てていることが心強いですし、お金を払って観に来てくださるみなさんがいることにとても幸せに感じております。この映画はちょっとおかしなアゲ太郎という役が、まっすぐバカなこともしながら突き進んでいく映画なので、少しでもみなさんの笑顔の1つになれたら、前に進める1つになれたらうれしいです。そういう思いです」

初コメディの北村匠海、役作りは

北村匠海「コメディ映画ってこう、僕初めて出させていただく中で、人を笑わせたりとか、すごく難しいなというのを痛感しましたし、自分がそういうコミカルな動きだったり、お芝居をしていくことをどこか始まる前は、自己暗示的に"北村はやれる!"とか北村ならやれると自分で思いながら、絶対にやれると思っていたんですけど、いざ始まると不安でいっぱいになっちゃったりとかして。浅香(航大)くんとかにも、今の大丈夫だった?おもしろかった?って確認しながら助けてもらいながら演っていました。自分の心の支えは、この場にいないんですけど加藤諒くんが、笑わせてくれて、テンション上げさせてくれてという毎日でしたね」

MCーーそう言われて浅香さんは何と答えてたんですか?

浅香航大「"おもしろいよ!(笑)"って。たっくん(北村匠海)ももちろんコメディ初で緊張の中で演じられてたと思うんですけど、僕もそんなにコメディ得意というか、経験が多くある訳じゃないから、僕も迷ってるんで、みんなでたくさん話して今のはどうだったとか、僕も聞いたし、これは良かったのか、正解がわからなくなってきて、みんなで1つのものを探って作って、どんどん仲良くなってってという感じでしたね」

北村匠海「ちょっと空気感が似てるんですよ。人としての」
山本舞香「確かに。静かな感じとか似てますね」
浅香航大「すごく悩むしね」
北村匠海「すごく悩むし、すごく考えるし」

画像: 初コメディの北村匠海、役作りは

MCーーアゲ太郎とのシーンが多かった山本舞香さん、その辺りはどうだったんですか?
山本舞香「大変そうだなと思ってたんですけど、本番に入る前、テストの段階で変顔をして、顔のストレッチというかほぐしてから、撮影に臨んだりして」
北村匠海「その暴露は結構恥ずかしい話だし」
MCーー顔のストレッチですか?
北村匠海「ある種スイッチなんですけど、そもそも写真とか撮ってもらう時も笑ってくださいとよく言われるんですけど、自分では笑ってるんですよ、でもそれがあまり表に出ないので、とにかく顔は動かしておこうと思ってたんですけど。でもありました、撮影中も笑えてなくてNGになることが。笑えてない自分がすごく情けなくて」
山本舞香「(笑)」
MCーーそうなると監督その辺はNGでもう1回となるんですか?
二宮監督「そうですね、NGです。でもそうやって格闘している北村くんがとってもかわいくて、アゲ太郎に大事なもの1つにやっぱりカワイイっていうのは絶対に必要だったので、北村くんのその時の葛藤も含めてかわいさが溢れるくらい滲み出ている映画にはなったと思います」
北村匠海「ありがとうございます」

MCーー山本(舞香)さん、北村さんと一緒のシーンで、特に印象に残っているシーンはありますか?
山本舞香「アピールをするためにダンスで私の周りをぐるぐるしてるシーンがあるんですけど、監督がNGを出されるので、10回くらいやらされて。私が向いているところに黒い鏡があってそこをぐるぐる回ってるんですけど、毎回毎回ダンスを変えてくるんですよ。(北村が)アーティストをやられているので、踊れちゃう、天才?」
北村匠海「踊れちゃうんですよ」
山本舞香「踊れちゃうんだけど、その黒い鏡で見ている時に顔が見えちゃうんですよね、北村くんの。ジワジワきて、一生懸命さが笑っちゃって何回も私がNG出しちゃったんです」
MCーー山本さんのNGで何回も踊らされてるんですか?踊らせてるんじゃないですか!
山本舞香「いいものを見たいから。ね、監督!」
二宮監督「なんでもアゲ太郎ができちゃうから、これはどういう踊り方が正解なのか、北村くんの背中摩りながら、もう1回いかせてと」
MCーー監督と山本さんの共同でやらされてたということなんですね
山本舞香「アゲ太郎いじめ」
北村匠海「僕の気持ちとしては鳥が求愛で踊ったりする鳥がいるじゃないですか、あのイメージだったんですけど、だんだん気持ちも折れてきて、無心で体を動かしている状況になってました」
山本舞香「でもめちゃくちゃカッコいいシーンになってるんで、そこも見どころですね」

北村匠海の印象は?

浅香航大「過ごす時間も多かったので、ずっと楽屋と現場と三代目(道玄坂ブラザーズ)のみんなと一緒にいたんですけど、彼はスゴイ!もう尊敬しました。撮影だけでもなく、音楽活動もやられてるので。ドラマの撮影が朝から夜までやった後、音楽活動MV収録やリハーサルだったりそっちのほうの仕事もこなして、次の日にこっちに来て、その過密なスケジュールの中で今回の作品、道玄坂三代目ブラザーズはテンションの高い役だったので、テンションの高さを控室とかでもキープしながら現場に入っていくようにしていたんですけど、それでもきっと忙しくて大変な中でも僕らと同じテンションに合わせて、常に現場にいる姿というのはすごいなと本当に尊敬しました」
北村匠海「支え合いでしたね。チーム感がすごくあって、三代目のみんなと僕演じるアゲ太郎と、ステージにいるシーンもあったんですけど、いろんな時間を過ごしてるから、彼らを見るだけで涙がこみ上げてくる、そうシーンではないのに、そういう時間も撮影の中で過ごしながら。青春みたいな感じでした」

MCーー池間さん、お兄ちゃんアゲ太郎はいかがでしたか?
池間夏海「いつもすごく優しくてすごく楽しくお話しさせていただきました」
北村匠海「ありがとうございます!」
山本舞香「今とは大違いの体格だったんですよ。ムチムチボディで」
北村匠海「わがままボディで。ボディは全然違いますよ。しかも自然にその体になっていたんで。20歳になってからアゲ太郎撮影までの長い歳月を費やして、その体を手に入れていたので。アゲ太郎合わせで」
山本舞香「うそつき!」
北村匠海「長年かけて蓄えてきたもので。首の下とか、脚とか」
山本舞香「(今は)スマートになられたなと思いますね」

見どころ

北村匠海「この映画は、アゲ太郎を筆頭に個性豊かなキャラクターたちが、おもしろおかしく映画を盛り上げてくれますし、流れている音楽も"映画館でこんな音楽聴いたことない"という最高のプレイリストが入ってますので、音楽映画としても楽しんでいただけると思いますし、会場を出た後に、とんかつだったり食べたくなったり、今日はいい日だったなと思っていただけたら幸いです」

最後に北村匠海からメッセージ

北村匠海「まず、最初に今日の朝、急遽欠席してしまった番組さん、ご迷惑をお掛けしました。本当に心の底から今日ここに立てていて、映画が公開できたことがとてもうれしいですし、僕は決してかわいそうな奴ではないし、とても幸せ者だと思ってます。本当に人に恵まれて、監督、キャスト、スタッフのみなさんに支えられながら、今ここに立てていますし、映画のことを話せて、本当に幸せ者ですし、みなさんが今日ここに来てくれて、この後映画を観てくれることに関しても本当に感謝しています。ステキな映画です。いろんな要素が詰まっているオモチャ箱みたいな映画です。ぜひとも最後まで楽しんでいってください。本日はありがとうございました」

舞台挨拶ダイジェスト

画像: 映画『とんかつDJアゲ太郎』初日舞台挨拶 youtu.be

映画『とんかつDJアゲ太郎』初日舞台挨拶

youtu.be

イントロダクション

プチプチ……ジュワ〜〜〜〜サックサクゥ〜!!! ジューシーなとんかつをアゲげる音とフロアを熱狂の渦に巻き込むビートが見事に融合!これまで体感&音感したことのない〈とんかつ×DJ〉映画がここに爆アゲ(アゲ)登場する。渋谷にある老舗とんかつ屋の三代目で DJ を目指す主人公・勝又アゲ太郎を演じるのは北村匠海。調子だけはいい駆け出し DJ をこれまでにないポップさとアゲキャラで演じ切る。さらにアゲ太郎が思いを寄せる憧れ女子・苑子には山本舞香、ライバル DJ で IT 社長の屋敷に伊藤健太郎というフレッシュな顔ぶれが揃った。またアゲ太郎の師匠的存在である DJ オイリーに伊勢谷友介、厳格な父・アゲ作にブラザートムなど脇もしっかりアガってる。原作は、集英社「ジャンプ+」のウェブコミックとして話題を集めアニメ化もされた「とんかつ DJ アゲ太郎」(イーピャオ・小山ゆうじろう)。監督は『チワワちゃん』で若者の疾走する今を見事に切り取った、俊英・二宮 健。クラブミュージックも日本のソウルフード・とんかつも常に人を幸せにしてくれるもの。音楽にノッて、気分をアゲて、さらにお腹も満たす、新体験エンターテイメント誕生!

STORY

老舗とんかつ屋3代目の跡取り息子・アゲ太郎。ある日、“とんかつ”も“フロア”もアゲられる男「とんかつDJ」を目指そうとする!すべては一目ぼれした苑子ちゃんの心を射止めるために――。でも、豚肉にも DJ機材にも触ったことがないノーテンキなアゲ太郎は、いい加減な落ち目の DJ オイリーに弟子入りしたり、大人気 DJ 屋敷を勝手にライバル視しちゃったり。その道のりは、一に勢い、二に勘違い、三に運命の出会い!?と爆走爆笑の大ハプニングだらけ!果たして「とんかつ DJ」として頂点を目指せるのかーーー!?

映画『とんかつDJアゲ太郎』

大ヒット公開中!

【キャスト】
北村匠海 山本舞香 伊藤健太郎 加藤諒 浅香航大 栗原類 前原滉 池間夏海 片岡礼子 ・ ブラザートム 伊勢谷友介

【スタッフ】
原作:イーピャオ・小山ゆうじろう『とんかつ DJ アゲ太郎』(集英社 少年ジャンプ+)
監督・脚本:二宮健
脚本協力:喜安浩平
©︎2020 イーピャオ・小山ゆうじろう/集英社・映画「とんかつDJアゲ太郎」製作委員会
【公式サイト】agaru-movie-tda.jp
【公式 twitter】@tonkatsuDJmovie #とんかつ DJ アゲ太郎
【公式 TikTok】@tonkatsudjmovie
【配給】ワーナー・ブラザース映画

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