撮影/奥田耕平(THE 96) スタイリスト/本田博仁 ヘアメイク/KOHEY 文/奥村百恵
普段の僕とは少し違うイメージを持つカルベを任せていただけたのは本当に嬉しかったです。
――本作のオファーを受けたときはどのような心境でしたか?
「以前からNetflix配信のドラマや映画をよく見ていたので、いつかNetflixオリジナルの作品に関われたらいいなと思っていたんです。そうしたら今回のお話をいただいたので、それはもう大興奮しました。更に映画『OVER DRIVE』でお世話になった制作会社ROBOTさんと再びご一緒できること、そしていつかご一緒したいと思っていた佐藤信介監督が本作の監督を務められると聞いて、“これはものすごいドラマになるだろう”と、期待しかなかったですね」
――バーテンダーとして働き、少し血の気の多いカルベという役に関してはどんな印象を受けましたか?
「原作のカルベはすごく魅力的に描かれていましたし、普段の僕とは少し違うイメージを持つキャラクターだなと思いました。でも、そんなカルベを任せていただけたのは本当に嬉しかったですし、なにがなんでも頑張って演じなければと気合いが入りました」
――先ほど佐藤監督とご一緒したかったとお話されていましたが、念願の佐藤組の現場はいかがでしたか?
「現場で“もう少しこういう風にしたらいいんじゃないか”と俳優陣と綿密にディスカッションをする監督の姿が印象に残っています。シーンひとつひとつをしっかり成立させるために真剣に考えてくださり、俳優にもしっかり寄り添ってくださるというか。だからこそ何の迷いもなく信じて演じることができましたし、ありがたいなと思いました。監督の頭の中には確固たる映像のイメージがあるのが伝わってきましたし、これまでの実績や経験があるからこその余裕も感じられて。心から安心して飛び込んでいける素敵な現場でしたね」
――本作は映像にもかなりこだわって作られていて、特に足利のオープンセットで撮影された渋谷のシーンはリアルで驚きました。セットや美術に関して撮影現場で印象に残ったことがあれば教えてください。
「セットに関してはどれも驚いてしまうほどリアルに作られていてすごかったです。例えばおっしゃっていただいた渋谷のオープンセットは、どこからどう見ても渋谷でしかなくて(笑)。僕も(山﨑)賢人くんも森永(悠希)くんも最初は“うわ~!こんなところでお芝居ができるんだ!”と、ちょっと浮き足立っていたのを覚えています(笑)。あと細かいところで言うと、もともと綺麗だった場所を汚して使い古した感じを出したりする“汚し”も丁寧に作り込んであって驚きましたし、マンションの壁の弾着(銃で撃ったあとの銃痕)も“本物かな?”と思ってしまうほどすごくて。なかなかこの規模でこういった世界観の中でお芝居をする機会はないので、存分に楽しまなきゃと思いながら撮影に挑んでいました」
――1話で山﨑賢人さん演じるアリスとカルベ、森永悠希さん演じるチョータの3人は誰もいなくなった街を彷徨いますが、もし町田さんがたった一人であの世界に放り出されたらどうしますか?
「一人だと心細いですし怖いので……まずは人を捜すと思います」
――生き残る自信はありますか?
「できれば生き残りたいです。でも最後まで生き残る自信はあまりないですね(苦笑)」
PROFILE
町田啓太 KEITA MACHIDA
1990年7月4日生まれ、群馬県出身。
〈近年の主な出演作〉
ドラマ「女子高生の無駄づかい」(2020年)
映画『前田建設ファンタジー営業部』(2020年)
映画『貴族降臨-PRINCE OF LEGEND-』(2020年)
ドラマ「ギルティ~この恋は罪ですか?~」(2020年)
ドラマ「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」(2020年)
映画『きみの瞳が問いかけている』(2020年10月23日公開)
町田啓太さんがこだわったことや町田さんのおススメNetflix作品など、グラビア&インタビュー詳細は12月14日発売の「SCREEN+Plus(スクリーンプラス)Vol.70」本誌にてご紹介しています。
Netflixオリジナルシリーズ「今際の国のアリス」
本作は、2010年から2016年まで「週刊少年サンデーS」「週刊少年サンデー」(小学館)にて連載された、麻生羽呂(あそう・はろ)の大ヒット・サバイバル・サスペンスコミック(全18巻)「今際の国のアリス」が原作。現在「週刊少年サンデー」にて連載中の新章『今際の国のアリスRETRY』のコミックス第1巻は12/11ごろ発売。
人生に夢を見出せず曖昧に生きてきたアリス役の山﨑賢人と、どんな苦境でも「生きる意味」を探し続けるウサギ役の土屋太鳳がW主演を務める。共演には、村上虹郎、森永悠希、町田啓太、三吉彩花、桜田通、朝比奈彩、栁俊太郎、渡辺佑太朗、水崎綾女、吉田美月喜、阿部力、金子ノブアキ、青柳翔、仲里依紗といった個性豊かな俳優の面々が顔を揃え、『GANTZ』や『キングダム』などの大ヒット作を手掛けた佐藤信介がメガホンをとった。
STORY
優秀な弟と比較され続け、人生に生きる意味を見出せず鬱々とした日々を送るアリス。唯一の心のよりどころである親友のチョータとカルベと渋谷に繰り出すと突然、街は無人と化す。不安を感じつつも、 誰もいない解放感にはしゃぐ3人。しかしそこは、様々な“げぇむ”をクリアしなければ生き残ること ができない“今際の国”だった……。持ち前の観察力と判断力を発揮していくアリスは、仲間を作らずたった一人で““げぇむ””に挑み続けるクライマーのウサギと出会う。命を懸けるというかつてない体験を通し彼らは、「生きること」に正面から向き合うこととなる。
Netflixオリジナルシリーズ「今際の国のアリス」
Netflixにて全世界独占配信中
原作:麻生羽呂「今際の国のアリス」(小学館「少年サンデーコミックス」刊)
監督:佐藤信介
出演:
山﨑賢人 土屋太鳳
村上虹郎 森永悠希 町田啓太 三吉彩花 桜田通 朝比奈彩 栁俊太郎 渡辺佑太朗 水崎綾女 吉田美月喜 阿部力 金子ノブアキ 青柳翔 仲里依紗
脚本:渡部辰城、倉光泰子、佐藤信介
音楽:やまだ豊
撮影監督:河津太郎
美術監督:斎藤岩男
アクション監督:下村勇二
VFXスーパーバイザー:神谷誠、土井淳 エグゼクティブ・プロデューサー:坂本和隆
プロデューサー:森井輝
企画・制作:(株)ROBOT
© 麻生羽呂・小学館/ROBOT
Netflix作品ページ:https://www.netflix.com/今際の国のアリス
【Netflixとは】
Netflixは、190ヵ国以上で1億9300万人の有料メンバーが利用するエンターテインメントに特化した世界最大級の動画配信サービスです。各種受賞作を含む幅広いジャンルのシリーズやドキュメンタリー、長編映画などを多くの言語で配信しています。あらゆるインターネット接続デバイスで、好きな時に、好きな場所から、 好きなだけ映画やシリーズを楽しんでいただけます。また、一人ひとりの好みに合わせた作品をおすすめする独自の機能により、観たい作品が簡単に見つかります。広告や契約期間の拘束は一切ありません。
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