いよいよ月曜プレミア8「作家刑事 毒島真理」(ぶすじましんり)が放送される。「作家刑事 毒島真理」は、これまで多くの小説がドラマ化や映画化されてきた、人気ミステリー作家の中山七里の異色の主人公が活躍する『作家刑事毒島』が原作となる。
テレビ東京で主演を務めるのは初めてとなる佐々木蔵之介が演じる主人公・毒島真理は、現役のベストセラー作家でありながら元捜査一課の刑事。さらにその経歴を生かし、若手刑事を指導する刑事技能指導官という特殊な肩書を持つ男。
その善人顔とは対照的に刑事時代は“えげつない”ほど饒舌に容疑者を追い込んでいき、落ちなかった犯人は一人もいないとの伝説を持っている異色の作家を佐々木が演じる。
主人公・毒島真理は、新川優愛演じる新入り刑事の高千穂明日香とバディを組み、出版業界で巻き起こる連続殺人事件の捜査に乗り出す。
癖の強い毒島と空回りしやすい高千穂の2人のやりとりに加え、女流作家・羽衣サヤ役の遊井亮子、長年作家を目指す“ワナビ”只野英郎役・塚地武雅、高千穂の先輩刑事・犬養隼人役の徳重聡、そして高千穂・犬養の上司である麻生警部役の吹越満と個性的な共演者が勢ぞろいした。
佐々木蔵之介&新川優愛コメント
これまでも刑事役を演じて来ました。が…
作家兼刑事は初めてです。
毒島真理。もう役名からして穏やかでははなさそうです。
相手の弱点を瞬時に掴み、超絶毒舌で攻め倒します。劇中では、癖者の作家たちの容疑者を、貶めるほどのド正論?でいたぶります。
「毒を以て毒を制す」
この毒島の吐く「毒」を、どうエンターテインメントに見せるか、監督、プロデューサー等と相談し作り上げていきました。
毒島の台詞で「努力は必ず報われる。
そうでなきゃ冒険なんて虚しいだけだもの。ただしね、その努力って、正しい努力に限られるから」というのがあります。
この「正しい努力」というのが真理を突いています。
彼が吐く猛毒は、ブラックユーモアや皮肉も溢れています。でも、そこには「正義」が隠されているのです。
かなりクセありの痛快ミステリー、是非お楽しみください。
新川優愛
台本を読んだ時に高千穂明日香はコミカルでかわいらしい女の子、だけど真面目でまっすぐ、応援したくなる子だなと感じました。佐々木蔵之介さん演じる毒島に、右へ左へ上へ下へと、とことん振り回されようと思い、臨みました。佐々木さんとは今回、初めてご一緒させていただいたのですが、とても優しくて、お芝居について小さなことでもアイデアをいただいたり、相談にのっていただきました。本作はサスペンスの醍醐味である、誰が犯人で、どんなトリックがあるのか、そこはもちろん楽しんでいただきたいですが、毒島さんはじめ、キャラクター一人一人がとても濃く、面白いので、そこも一緒に楽しんでいただきたいです。
あらすじ
出版プロデューサーを名乗っていた百目鬼二郎(コトブキツカサ)という男が刺殺体で発見された。警視庁捜査一課の警部・麻生(吹越満)と犬養隼人(徳重聡)とともに現場に来た新入り刑事・高千穂明日香(新川優愛)は初めての事件現場に気合が入る。被害者の元勤め先の出版社で聞き込みをすると、新人賞の審査を巡り、百目鬼に『殺してやる』 などと書かれた脅迫状が送られていたことが明らかに。そこで犬養が高千穂を向かわせたのは“出版業界にめっぽう強い”というある男のところだった。それが今や飛ぶ鳥を落とす勢いの売れっ子作家・毒島真理(佐々木蔵之介)。実は元捜査一課の優秀な刑事だったという。高千穂は毒島の毒舌やこだわりに戸惑いながらも、事件の捜査を共に進めることに...。作家であり元刑事でもある毒島はいったいどう真実を解明していくのか!?
月曜プレミア8 「中山七里ミステリー 作家刑事 毒島真理」
【放送日時】 2020 年 11 月 30 日(月)夜8時~9時 54 分
【放送局】 テレビ東京、テレビ大阪、テレビ愛知、テレビせとうち、テレビ北海道、TVQ 九州放送
【出演】 佐々木蔵之介 新川優愛 遊井亮子 塚地武雅 髙橋洋 宮﨑香蓮 小松和重 水橋研二 コトブキツカサ
徳重聡 吹越満
【原作】 中山七里 『作家刑事毒島』(幻冬舎)
【監督】 本田隆一
【脚本】 林誠人
【チーフプロデューサー】 中川順平(テレビ東京)
【プロデューサー】 島﨑敏樹(泉放送制作)藤田修(泉放送制作)雑賀俊朗(サーフ・エンターテイメント)
【製作】 テレビ東京 BS テレ東 泉放送制作
【公式 HP】https://www.tv-tokyo.co.jp/premiere8_drama/
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