岩田剛典主演映画『名も無き世界のエンドロール』。岩田演じるキダと、共演の新田真剣佑演じるマコトは何よりも強い絆で結ばれた幼馴染。2人は10年もの歳月をかけて、表と裏それぞれの社会でのしあがり、住む世界の違うある女性に近づき、プロポーズをしようとしていた。だが実はそれは、日本中を巻き込む“ある壮大な計画”だった—。
原作は、行成薫の同名傑作小説(集英社文庫刊)。監督は『ストロベリーナイト』、『累‐かさね‐』などを手がけけてきた佐藤祐市。表裏一体のバディを演じるサスペンス・エンターテイメント映画『名も無き世界のエンドロール』が、202年1月29日(金)公開となる。
リアル幼馴染の対談
強い絆で結ばれた幼馴染の岩田剛典演じるキダと新田真剣佑演じるマコトが10年もの歳月を費やして”ある壮大な計画”に挑む『名も無き世界のエンドロール』。映画での幼馴染にちなみ、岩田剛典と3歳からの幼馴染”で、現在も親交が続いている親友・I Don’t Like Maondays.のヴォーカル担当・YUとの特別対談が実現した。
岩田剛典が地元・名古屋を訪れる1月22日放送の「アナザースカイⅡ」(日本テレビ系)で初共演する。
お互いに「ガン」「YU」と呼び合う二人の空気感が伝わる対談が解禁となった。
幼馴染のYUが観た『名も無き世界のエンドロール』
YU「映画観ました。(岩田は)冷徹な中にも熱い親友を想う気持ちが裏側に流れている主人公。それってすごい本当のガンっぽいなぁと思いました。さすがにあそこまで冷酷ではないですが(笑)ガンは結構クールに見えたりドライな部分もあるけど、深いところに流れてる血液のような熱い友情を大切にするタイプなので、リンクしている部分があるなと思って。演じてる、というよりは自分が持っているものを吐き出すような演技だったなと思いました」
岩田「嬉しいですね。実際『観たよ』って連絡ももらって。こうやって冷静に分析して言われるのはさすがに恥ずかしいけど!(笑)今回のキダは職業こそ”交渉屋”っていう設定なんですけど、原作小説の中でも”小心者で心優しく穏やか”な人物として幼馴染の(新田演じる)マコトと対比されて描かれているので、いまYUが言ってたみたいに意外と自分と大きくかけ離れてるところはなかったです。友情だったり、幼馴染がピンチになった時に助けたいっていうのは当然僕の中にもあるので、気持ちが分かるというか。確かにそこまで大きく自分の中で変えながら役に向き合わないといけない現場ではなかったです」
名古屋で共に過ごした幼馴染が、お互いを刺激しあう存在に
岩田・YU「(お互いの最初の印象は)覚えてない(笑)」
岩田「まだ赤ちゃんの時ですよ!小学校通い出す前なので」
YU「彼は相当ヤンチャでしたね。ヤンチャでもあるんだけど、勉強もできましたし、絵も上手かった。高校生の時は、『名も無き』のキダみたいに爽やかじゃなくて、もっとイカツイ系だったような(笑)」
岩田「YUは一緒に受験戦争を戦った戦友。休み時間に僕が親が作ったお弁当食べてる時に、よく温かいカレー食べてて羨ましかった(笑)」
YU「その当時から受験戦争なのに変なライバル意識もなく、居心地が良かったよね」
岩田「自然でいられる存在でした。育った環境も似ているし、共通点がこんなにも重なる幼馴染がいてくれて幸せです。知り合って何十年経つけど、大人になって久々に会った時にカラオケで歌ってるYUが一瞬誰か分からなくて。『YU、こんなに歌うまかったっけ?ちょっと待てよ…!』と。その時は嫉妬(笑)」
YU「僕もガンが三代目(J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)として既に活躍してる時期に久々に会って、順風満帆に行ってるだろうと勝手に想像してたけど、実は会ってなかった期間に彼なりの苦悩や試行錯誤があったという話を聞いて。もちろん一緒に遊びに行って楽しい幼馴染ではあるけど、仕事の面でも刺激をもらえる友人が近くにいてくれるのは本当にありがたいことだなって思っています」
岩田「YUは同世代で同じ業界に入って、しかも幼馴染っていうのが他にいないので。シンプルにすごく応援してますし、小さい頃から知ってるけど、作詞の才能とか感性とかは『こんなこと考えながら生きてるんだ』って不思議な感じがあって。元々YUは色んな国やアートとか、音楽も好きだし、自分のインスピレーションを掻き立てられるものを探している人なんですよ。僕も好奇心旺盛で常に自分にインプットできるものを探しているところがあるので、そういうところはシンパシーを感じるし、似た空気を持ってる幼馴染だからこそ、自分が持ってないものを持ってるところが疎ましくも思う。純粋にそれで自分の活動の基盤を築いてるっていうのは本当にリスペクトしています」
本予告映像
STORY
クリスマス・イブの夜。日本中を巻き込んだ、ある壮大な計画が実行されようとしていた―。
複雑な家庭環境で育ち、さみしさを抱えて生きてきたキダとマコトは幼なじみ。そこに同じ境遇の転校生・ヨッチも加わり、3人は支え合いながら家族よりも大切な仲間となった。しかし 20 歳の時に、訳あってヨッチは 2人の元から突然いなくなってしまう。そんな彼らの元に、政治家令嬢で、芸能界で活躍するトップモデルのリサが現れる。リサに異常な興味を持ったマコトは、食事に誘うが、全く相手にされない。キダは「住む世界が違うから諦めろ」と忠告するが、マコトは仕事を辞めて忽然と姿を消してしまう。
2 年後。マコトを捜すために裏社会にまで潜り込んだキダは、ようやく再会を果たす。マコトは、リサにふさわしい男になるために、死に物狂いで金を稼いでいた。マコトの執念とその理由を知ったキダは、親友のため命をかけて協力することを誓う。 以来、キダは〈交渉屋〉として、マコトは〈会社経営者〉として、裏と表の社会でのし上がっていく。そして、迎えたクリスマス・イブの夜。マコトはキダの力を借りてプロポーズを決行しようとする。しかし実はそれは、10 年もの歳月を費やして 2 人が企てた、日本中を巻き込む“ある壮大な計画”だった─。
映画『名も無き世界のエンドロール』
2021年1月29日(金) 全国ロードショー
「Re:名も無き世界のエンドロール~Half a year later~」は映像配信サービス・dTVで2021年1月29日より【全3話】独占配信
■原作/行成薫「名も無き世界のエンドロール」(集英社文庫)
■監督/佐藤祐市(『ういらぶ。』、『累 –かさね-』 など)
■出演/岩田剛典 新田真剣佑 山田杏奈 中村アン / 石丸謙二郎 大友康平 柄本明
■主題歌/須田景凪「ゆるる」(WARNER MUSIC JAPAN / unBORDE)
■制作プロダクション/RIKI プロジェクト、共同テレビジョン
■配給/エイベックス・ピクチャーズ
©️行成薫/集英社 ©️映画「名も無き世界のエンドロール」製作委員会
■公式サイト/www.namonaki.jp
■公式 Twitter:https://twitter.com/namonaki2021
■公式 Instagram:http://instagram.com/namonaki2021 @namonaki2021
映像配信サービス「dTV®」にてオリジナルドラマ「Re:名も無き世界のエンドロール ~Half a year later ~」が、映画公開と同日の1月29日(金)より全3話で独占配信されることが決定!舞台は映画のラストから半年後の世界。闇の交渉屋として生きるキダを中心に、幼なじみしか知らないはずのある言葉を放つ謎の女性との出会いをきっかけに自らの運命と対峙していく様を描く。※1「dTV」は、株式会社NTTドコモの登録商標です。