天王寺大、萬画・郷力也の漫画「ミナミの帝王」(週刊漫画ゴラク連載中)が原作となる、『新・ミナミの帝王』。原作を実写化した作品で、千原ジュニア演じる大阪ミナミの金貸し・萬田銀次郎は、借金をどんな手を使ってでも取り立てることから“ミナミの鬼”と恐れられる。そんな主人公・萬田銀次郎が通う小さなビストロを舞台にコロナ前、コロナ禍そしてコロナ後のミナミを描くヒューマンストーリー。
そして、共演には円広志が、銀次郎に借金を取り立てられる円広志役として出演することも明かされた。
キャストコメント
千原ジュニア
今作について
千原ジュニア「まさか萬田銀次郎がマスクするとは思わなかったですね。台本を読んだとき非常におもしろくよく出来ていて、今回特にやりたいなと思いました。リアルな題材で、コロナ前、コロナ禍、コロナ後とこれまでにない月日をまたぐストーリーで、今しか出来ないと思った。意外と僕は何もしてなくて、周りが逃げて行ったり近づいてきたり。萬田銀次郎ってゴジラみたいなもので、何も変わらない感じです」
見どころ
千原ジュニア「このコロナ禍という現状でしか撮れない、コロナ禍でしか作られない台本で、コロナ禍でしか見られない内容。そして、円さんが円広志役で出てきます。まさか萬田銀次郎が『よ~いドン!』のスタジオに取り立てに行くことになるとは。カンテレのセキュリティどうなってんねや」
円広志
撮影を終えて
円広志「疲れ果てました。(千原ジュニアに)圧倒されました。顔の距離が20センチとか30センチくらいのシーンが結構あったんですけど、半笑いは怖かったです。あほなことも言えないような空気感がありました。(本人役を演じるうえで)普段通りの感じで特別演技もしていないです。(借金をしているという役柄については)遠からずですね。宵越しのお金持たないタイプやからずっとピーピーいうてますわ」
見どころ
円広志「やっぱり萬田銀次郎ににらまれるシーン」と『よ~いドン!』のスタジオで銀次郎に取り立てられるシーンは、よ~いドン!ファンの人も楽しんでもらえるんじゃないかなと思います。(自身の出演シーンは見るのかというと)誰かに見てもらってまあまあよかったん違うって言われたら見ようかなと思っています。僕(ひとりでは)ちょっとよう見ませんわ。とにかく借金のストーリーがあまりにもリアルなので・・・」
STORY
萬田銀次郎(千原ジュニア)は大阪ミナミの金貸し。その“トイチ”と呼ばれる法外な利息をあえて払い続ける顧客がいた。それは、小さなビストロを営む竹田花男(駿河太郎)と妻の杏子(小島藤)。10日に1度は利息の回収に来店し、花男の料理をおいしそうに味わう銀次郎の存在が夫婦の張り合いだったのだ。
3年前、銀次郎の弟分・坂上竜一(大東駿介)に連れられて初めて店を訪れた杏子は、料理の腕に惚れ込んで花男にプロポーズ。花男の亡父の後妻・光子(羽野晶紀)、義母弟の晃(田中尚樹)からの嫌がらせに耐えながら必死に夫を支え、店を繁盛させる。
そんななか、パンデミックが世界を襲い、ミナミの街にも大打撃が。この危機をなんとか乗り越えた花男と杏子だが、その数年後、不動産投資詐欺に引っかかり、店を失ってしまう。
ミナミの多くの店主が同じ被害に遭い、銀次郎はその黒幕の鼻を明かす大勝負に打って出る!
ドラマ『新・ミナミの帝王~銀次郎の愛した味を守れ!~』
【放送枠】
2021年3月23日(火) 午後7時00分~8時59分放送(関西ローカル)
【出演者】
千原ジュニア 大東駿介 赤井英和 ・ 小島藤子 駿河太郎 羽野晶紀 若月佑美 円広志 東幹
久ほか