ビートたけしが作詞作曲した「浅草キッド」、そして自叙伝「浅草キッド」を原作に、芸人・作家・俳優と様々な分野で活躍する劇団ひとりが、ビートたけしの原点であり、師匠である深見千三郎と過ごした青春時代を描いた本作。
舞台は昭和40年代の浅草。大学を中退し、“ストリップとお笑いの殿堂”と呼ばれていた浅草フランス座に飛び込み、伝説の芸人・深見千三郎に弟子入りしたたけし。当時、独特な指導で、舞台上だけでなく日常生活においても芸人たる心構えを求めた深見は、東八郎、萩本欽一といった大人気芸人を育てあげていた。その深見の元、たけしは芸人としての成功を夢見て“笑い”の修行に励んでいたが、テレビの普及と共に演芸場に足を運ぶ人は減る一方…。厳しさと愛情に溢れる師匠との日々、個性と才能に溢れる仲間たちとの出会い、そして芸人・ビートたけしが誕生するまでを描いた青春ドラマだ。
大泉洋と柳楽優弥がW主演。大泉と柳楽が、お茶の間を席巻した大人気芸人を数々育てながら、自身はテレビに出演することがほぼ無かったことから「幻の浅草芸人」と呼ばれていた伝説の師匠・深見(大泉洋)と、天才・ビートたけし(柳楽優弥)を演じる。
今回解禁されたのは、タケシと共に夢を追いかける浅草フランス座の踊り子・千春役に門脇麦。のちにタケシとツービートを結成することとなるキヨシ役を映画初出演となるナイツの土屋伸之が演じる。また深見と共にフランス座を守る麻里役に鈴木保奈美。ほか、いち早くテレビに進出し人気を博している深見の弟子・東八郎役を尾上寛之、劇場経営者として深見や麻里と深い親交があるタカラ座社長・田山淳役を風間杜夫など演技派俳優が『浅草キッド』の世界を支える。
門脇麦、土屋伸之、鈴木保奈美からコメントが到着した。
キャストコメント
門脇麦/千春 役 コメント
監督の作品への愛情の深さと熱量が常に静かにひしひしと充満し、緊張感と多幸感で爆発し
そうな撮影期間でした。
国境を超えて多くの方の胸に刺さる作品になるのではないかと、今から楽しみで仕方ありま
せん。
土屋伸之(ナイツ)/キヨシ 役 コメント
自分には場違いな映画撮影の現場でとても不安でしたが、監督はじめ共演者スタッフの皆さ
んが浅草芸人の事を愛情持って深く理解してくれていたので、まさしく僕たちが体感してき
た「人情」を同じ様に感じられる現場でした。すごく幸せでした。そして改めて、映画にな
る漫才師・ツービートの偉大さを思い知りました。
初めてたけしさんにお会いした時に、「舞台で漫才し続ける事がこれからは1番大事になっ
て来るよ」と嬉しい激励のお声をかけて下さいました。その言葉をただひたすら信じてここ
までやって来ました。本当に感謝しています。
鈴木保奈美/麻里 役 コメント
劇団ひとり監督の、ビートたけしさんへの愛、尊敬、憧れ。絶対に撮りたいイメージ。口数少なく、しかし決して諦めない監督の思いを実現しようとチームが一致団結して撮影に臨む、あたたかく優しく純粋な現場でした。
『浅草キッド』への出演が決まった翌週にテレビ局でビートたけしさんにお目にかかる機会がありました。ご挨拶するのが精一杯でしたが、限りない優しさと少年のようなチャーミングさを感じ、原作の味わいがなお深まりました。
Netflix映画『浅草キッド』
2021年冬、Netflixにて全世界同時配信予定
原作:ビートたけし「浅草キッド」
監督・脚本:劇団ひとり
出演:
大泉洋、柳楽優弥
門脇麦、土屋伸之、中島歩、古澤裕介、小牧那凪、大島蓉子
尾上寛之、風間杜夫、鈴木保奈美
音楽:大間々昂
撮影:高木風太
照明:市川徳充
美術:磯田典宏
録音:池田雅樹
編集:穂垣順之助
VFXスーパーバイザー:牧野由典
音響効果:岡瀬晶彦
衣装:宮本茉莉
メイク:佐々木弥生
スクリプター:古谷まどか
キャスティング:南谷夢
助監督:蔵方政俊
制作担当:桑原学
エグゼクティブ・プロデューサー:高橋信一(Netflix コンテンツ・アクイジション部門マネージャー)
プロデューサー:有重陽一(日活株式会社 シニア・プロデューサー)、深津智男(ジャンゴフィルム)
Netflix(ネットフリックス)について
Netflixは、190ヵ国以上で2億400万人の有料メンバーが利用するエンターテインメントに特化した世界最大級の動画配信サービスです。各種受賞作を含む幅広いジャンルのシリーズやドキュメンタリー、長編映画などを多くの言語で配信しています。あらゆるインターネット接続デバイスで、好きな時に、好きな場所から、好きなだけ映画やシリーズを楽しんでいただけます。また、一人ひとりの好みに合わせた作品をおすすめする独自の機能により、観たい作品が簡単に見つかります。広告や契約期間の拘束は一切ありません。
関連記事