本作は、人気小説家・吉田修一のサスペンス小説「太陽は動かない」を『海猿』や『暗殺教室』などの超大作を手掛けてきた羽住英一郎の監督作。主演の藤原竜也、相棒役の竹内涼真が、心臓に爆弾を埋め込まれ、24 時間ごとに死の危険が迫るという極限まで追い詰められた秘密組織のエージェントを演じ、本作の撮影は、約1ヵ月間、東欧のブルガリアで撮影を行い、日本での撮影を含め半年の歳月をかけて行われた。
公開から 2 週間が経ってもなお、SNSで絶賛の声が寄せられている本作。
大ヒットを記念した公開御礼舞台挨拶が行われ、主演の藤原⻯也、共演の竹内涼真、羽住英一郎監督、そしてスペシャルゲストとして映画プレゼンタ ーの赤ペン瀧川が登壇した。
舞台挨拶前にコメンタリー収録を終えてあらためて作品を観て
藤原竜也「(ピョン・)ヨハンとか(ハン・)ヒョジュちゃんとか、みんなに会いたくなりましたね。といっても、ヨハンからは 2 日に1回くらいメールが来るので実際に会っているようなものですが」
現在出演中のドラマチームや親戚からも反響
竹内涼真「ノースタントで⻯也さんと挑戦したアクションは、生っぽい、人間同士のぶつかりあいがちゃんと画に出ていて、同業者の方からはそこがすごかったと言ってもらえることが多いです」
羽住監督「(原作の吉田修一さんから)キャストとスタッフが全力で映像にしてくれて、感謝していますという内容で、結構⻑文で熱いお手紙を頂きました」
また、これまで数々のイベントで本作の魅力を余すことなく伝えてきた藤原と竹内だか、この日はプレゼン放棄か!?
藤原竜也「改めて今日、舞台挨拶に来てくださったみなさんにどんなプレゼンをしようかと思ったんですが、今日はもうしません!」
と、”『太陽は動かない』の魅力を伝えられる人”としてお墨付きの映画プレゼンター、赤ペン瀧川がスペシャルゲストとして登場。
赤ペン瀧川「吹き替えなしでアクションしていることがわかるように、後ろ姿じゃなくて、本人がやっているとしっかりわかるように撮影されているシーンが連発されているし、冒頭からクライマックスみたいに熱量があるシーンが続いてかなり興奮しました」
陸・空・海のありとあらゆるシチュエーションで展開され、敵に拉致されてやっと止まるというほど、とにかく移動が多い藤原演じる鷹野、竹内演じる田岡の“最強バディ”。
原作の吉田修一がなぜ「太陽は動かない」を生み出したのか、鷹野誕生秘話
鷹野のキャラクターは、吉田修一が「大阪二児餓死事件」で亡くなった子供たちを想い、自らの作品の中だけも、広い世界を見せてあげたいという想いから誕生したということが明かされた。
藤原竜也「吉田先生の想いが詰まっていたんですね」
竹内涼真「何度か瀧川さんの解説は拝見しているんですが、今回もやっぱりすごかった。これだけ魅力を語っていただけるのは嬉しいですね」
最後にメッセージ
竹内涼真「2 回、3 回と観ても語りきれないほど素晴らしい作品になっています。プロモーションが終わるのは少し寂しいですが、またこの作品に関わるどこかで、みなさんとお会いできれば嬉しいです」
藤原竜也「涼真も言うように、少し寂しい思いもありますが、ひとりでも多くの方にご覧いただけるように僕らも頑張りたいと思います。今後ともよろしくお願いします!」
STORY
心臓に爆弾を埋め込まれた秘密組織のエージェント・鷹野(藤原⻯也)と相棒の田岡(竹内涼真)。24 時間ごとに迫る死の危険を抱えながら、「全人類の未来を決める次世代エネルギー」の極秘情報をめぐり、各国のエージェントたちとの命がけの頭脳戦が始まる。次から次へと困難が襲い来る極限の状況の中、2人の心臓爆破のリミットは迫っていた――。
映画『太陽は動かない』
大ヒット上映中
■原作:吉田修一「太陽は動かない」「森は知っている」(幻冬舎文庫)
■監督:羽住英一郎
■脚本:林⺠夫
■出演:藤原⻯也、竹内涼真、ハン・ヒョジュ、ピョン・ヨハン、市原隼人、南沙良、日向亘、加藤清史郎、横田栄司、翁華栄、八木アリサ、勝野洋、宮崎美子、鶴見辰吾、佐藤浩市ほか
■制作会社:ROBOT
■主題歌:King Gnu「泡」(ソニー・ミュージックレーベルズ)
©吉田修一/幻冬舎 ©2020 「太陽は動かない」製作委員会
■配給:ワーナー・ブラザース映画
■映画公式サイト:taiyomovie.jp
■公式Twitter:@taiyowaugokanai #太陽は動かない