昨年の国民的アーティスト グループ「嵐」の活動休止以降、二宮和也にとって初の主演映画となる。
ベルリン国際映画祭で「映画化したい一冊」に選ばれた、イギリスのハートウォーミング小説「ロボット・イン・ザ・ガーデン」を原作に、二宮がハリウッドデビューを果たした、クリント・イーストウッド監督作『硫黄島からの手紙』のワーナー・ブラザース映画の製作と配給で、2022年に映画『TANG タング』の公開が予定されている。
ゲーム三昧で妻に捨てられた、ダメ男・春日井 健(かすがい けん)。わけあって無職で人生に迷子中。ある日、健の家の庭に突然現れたのは、記憶を無くした不良品ロボット。どこからきて、何のためにやってきたか分からない そのロボットは自分の事を”タング“と名乗った。この迷子同士の運命の出会いが、まさかの驚きにみちた壮大な冒険の幕開けだった。ポンコツコンビが、日本中を笑顔と感動に包み込むハートウォーミングストーリー。
二宮和也が演じるのは、ゲーム三昧で妻に捨てられ、人生に迷うダメ男・春日井 健(かすがい けん)。突然、健の家の庭に迷い込んだのは、記憶を無くした不良品ロボット“タング”だった。この迷子同士の運命の出会いが、まさかの驚きにみちた壮大な冒険の幕開けだったのだ。
二宮にとって初めての共演となるロボットと異色のタッグは、演技プランや撮影スタイルを含めて挑戦尽くしとなったようだ。
原作は人間とロボットによるハートウォーミングな物語が絶賛されている小説「ロボット・イン・ザ・ガーデン」(デボラ・インストール作 松原葉子 訳 小学館文庫) 。2016年ベルリン国際映画祭で「映画化したい一冊」に選ばれ、「とにかくタングがかわいい!」と世界中の読者を虜にし、日本国内ではシリーズ累計発行部数21万部を超える、 海外の作家のデビュー作としては異例のベストセラーである。映画『TANG タング』は、「ロボット・イン・ザ・ガー デン」を日本版にアレンジを加えての実写化。
愛され、不良品ロボット“タング”に命を吹き込むのは、『STAND BY ME ドラえもん』や『DESTINY 鎌倉ものがたり』などを手掛ける日本を代表する VFX プロダクション「白組」。最高峰の VFX 技術によって、邦画実写映画史上、誰も観たことがないクオリティの映像が期待される。
メガホンをとったのは、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』『フォルトゥナの瞳』の三木孝浩監督。そして脚本にはドラマ『着飾る恋には理由があって』『恋はつづくよどこまでも』 の金子ありさが務める。
主演の二宮和也をはじめ、コメントが到着した。
キャスト・スタッフコメント
《主演・二宮 和也(にのみや かずなり)(37) コメント》
春日井 健(かすがい けん)役
タングというロボットを通じて、ダメ人間が社会と向き合う。
一見、特殊な形に見えますが、普遍的な友情物語だと思っています。 引き続き、世の中が大変な状況下ではありますが、無事に撮影が終わり、ホッとしています。 個人的には監督の演出に応えられる様に必死についていった印象的な作品となりました。 公開を楽しみに待っていただけたら嬉しいです。
《原作:デボラ・インストール コメント》
ワーナー ブラザース ジャパンによる『ロボット・イン・ザ・ガーデン』の実写映画化は私にとって大きな喜びです。彼らがこの企画に向ける誠実さと熱意を感じ、私はこの映画が素晴らしい作品になることを確信しています。 特に楽しみなのは、『硫黄島からの手紙』で西郷を演じた二宮和也さんが健を演じるということです。繊細さとユーモア を持った彼は、まさに健を演じるのにぴったりな方だと思います。
長年日本映画を見てきたファンの 1 人として、タングの物語がスクリーンで見られる喜びを、日本の映画ファンと共有 できることを非常に楽しみにしています。
《監督:三木 孝浩(みき たかひろ)コメント》
10万馬力があるわけでもなく4次元ポケットを持っているわけでもない何にもできないポンコツロボットのタング。
でもそんなタングだからこそ、その眼差しから見える人間の世界の滑稽さ愛おしさを、二宮和也くん演じる同じく何にもできないダメ男・健との旅の中で感じられる様な作品にしたい。
昨今の邦画では類を見ない実写と CG キャラクターの融合した世界は、とてもチャレンジングな企画であり、新たな 可能性を感じる作品でもあります。 他者への不寛容が肥大しつつある今だからこそこの荒唐無稽で大胆な物語が、どこかおおらかで他者そして自分自 身を受け入れる勇気をちょっとだけ与えてくれるような映画になってくれればと願っています。健とタングの珍道中、ぜ ひお楽しみに!
《プロデューサー・田口 生己(たぐち いくみ) コメント》
■実写化の理由
2016 年に原作小説「ロボット・イン・ザ・ガーデン」に出会い、この愛おしい物語に強く強く惹かれました。そして、ポンコツだけど、無限の可能性を秘めたタングがスクリーンで活躍する姿を誰よりも観てみたいと思いました。笑いあり、冒険あり、涙あり、宝箱のような映画にしたいと考えています。この映画で健とタングの間に起こったような友情や、つながりの価値について考えてもらえれば嬉しいです。
■二宮和也さんの起用理由
どんな難役とも向き合い、数々の作品で観客を魅了してきた、まさに日本を代表する俳優二宮さん。 そんな二宮さんが未来の世界でロボットを相手に冒険に出るという、主人公の健を演じていただけたら、とんでもな い化学反応が起きるのではないか、そんな期待を持ってオファーさせていただきました。今作品を一緒に作れるこの機会にとても興奮しています。
映画『TANG タング』
2022年全国ロードショー
【キャスト】
二宮和也
【スタッフ】
原作『ロボット・イン・ザ・ガーデン』(デボラ・インストール作 松原葉子 訳 小学館文庫)
監督:三木孝浩
脚本:金子ありさ
【配給】
ワーナー・ブラザース映画
Based on A ROBOT IN THE GARDEN by Deborah Install Copyright © 2015 by Deborah Install Licensed by Deborah Install c/o Andrew Nurnberg Associates, London through Tuttle-Mori Agency, Inc. , Tokyo
©2022 映画「 TANG 」製作委員会
【映画公式サイト】tang-movie.jp