『君は永遠にそいつらより若い』鍵を握るキャラクター演じる笠松将登場シーン
の本編映像解禁

芥川賞作家・津村記久子のデビュー作にして第21回太宰治賞受賞作品である『君は永遠にそいつらより若い』が佐久間由衣を主演に迎え実写映画化。2021年9月17日（金）よりテアトル新宿ほか全国順次公開となる。

卒業間近の大学生である主人公がなんとなく過ごす日常の中で、ふとした折に「暴力」「児童虐待」「ネグレクト」などの社会の闇と、それに伴うやり切れない「哀しみ」に直面するストーリー。

本作の主人公である大学生・堀貝佐世(ホリガイ サヨ)役には、数々のTVドラマや映画に出演の佐久間由衣。
そして、痛ましい過去を持つ猪乃木楠子(イノギ クスコ)役は、NTV系列「あなたの番です」での怪演が話題となった奈緒が演じる。

そしてメガホンをとったのは、カルト宗教にのめりこむ親子を描いた初監督作品「あかぼし」(2012)、「スプリング、ハズ、カム」(2015)に続き、本作が長編3作品目となる吉野竜平監督。

今回解禁されたのは、物語のキーパーソン、笠松将演じるホミネの登場シーンの本編映像。映画冒頭となるホリガイ(佐久間由衣)が所属する大学の飲み会の1シーン。周りの学生から茶化され、枝豆の殻を投げつけられるという理不尽な攻撃をされながらもその場を受け流すホリガイ。そこへ飲み会途中でやって来るヨシザキ(小日向星一)とホミネ(笠松将)のもとへ移動する。ホリガイにとって初対面となるホミネだが、彼は自身のアパートの階下に暮らすネグレクト(育児放棄)されている少年を保護し、誘拐と勘違いされ警察に捕まっていたというエピソードを聞かされる。児童福祉司の就職が決まっているホリガイは、そんなホミネの行動に興味を惹かれてーーという一幕。
また併せて本作のキーパーソンであるホミネ演じる笠松将を捉えた場面写真には、ヨシザキと笑顔を見せるカットや、ホリガイと二人で夜道を歩く様子などの写真も。

本編映像

STORY

大学卒業を間近に控え、児童福祉職への就職も決まり、手持ちぶさたな日々を送るホリガイは、身長170cmを超える22歳、処女。
変わり者とされているが、さほど自覚はない。バイトと学校と下宿を行き来し、友人とぐだぐだした日常をすごしている。
同じ大学に通う一つ年下のイノギと知り合うが、過去に痛ましい経験を持つイノギとは、独特な関係を紡いでいく。
そんな中、友人、ホミネの死以降、ホリガイを取り巻く日常の裏に潜む「暴力」と「哀しみ」が顔を見せる…。