本作は、愛知県豊田市・岐阜県恵那市(2021年11月の「FIA世界ラリー選手権(WRC)」開催地)を舞台に、葛藤を抱えた若者が故郷の美しい自然と人々の温かさに触れ、ラリーを通して若者の再生と夢にチャレンジする人々を描く心温まるヒューマンストーリー。
主演の森崎ウィンは、父親との確執により過去にとらわれ将来に迷う主人公の青年・北村大河を、そしてヒロインの深川麻衣は、大河の幼馴じみで自身のアイデンティティーに添い地元で暮らすシングルマザー・美帆を演じる。
初共演の2人、お互いの印象は?
深川麻衣「仕事に対するストイックな姿勢を感じると同時に、撮影中に自分の時間を作るなど切り替えが上手い方。ストイックな猫みたい!」
森崎ウィン「相当な毛づくろいをしてい そうだなあ」
森崎ウィン「動物でいうとウサギかな。今日は白いワンピースだし、髪の毛を結ぶリボンも 靴も真っ白だから!」
深川麻衣「現場がピリッとすると場を和ませるようなこと を言ってくれたりして、スッとコミュニケーションをとることができました」
豊田市でのロケについて
森崎ウィン「毎日自分の車で撮影現場に入り、時間が空いたりすると撮影地周辺をドライブしていました。景色を楽しみながら町とコミュニケーションを取って、肌感覚で町と仲良くなりました。みなさん僕が何を言っているのかわかりますか?(笑)。要するに窓を開けて町の風を浴びていました!」
深川麻衣「私も撮影の合間に深呼吸をしたり、散歩をしたり、豊かな自然の中での撮影でリラックスすることができました」
ラリーカーに初めて試乗した2人
森崎ウィン「車内のメカな感じが運転欲をそそる。プロの方の運転では大興奮した!」
深川麻衣「(AT免許なので)ラリーカーはマニュアル操作で運転が難しく、一から教えていただきながらの撮影でした」
劇中に大河(森崎)の地元での二人のデートシーンがあることにちなんで、自身の地元のおススメのデートスポットは?
森崎ウィン「僕の場合は出身がミャンマーなので、デートというよりも旅行になる(笑)。おすすめは 世界遺産にもなっているバガン遺跡。仏塔の遺跡と自然が沢山残されていて、心が穏やかになります」
深川麻衣「(静岡県磐田市出身なんですが)ちょっと足を延ばして浜松の中田島砂丘で散歩をして、静岡にしかない『さわやか』というお店でげんこつハンバーグを食べたいです!」
映画の内容にちなんで「30代で挑戦したこと」は?
森崎ウィン「一度でい いからバク転をしたい。運動神経がよさそうに見られるけれど、僕は至って普通。でんぐり返しは出来るけれど、後ろに 手を突くのが理解できず...。一度で良いからバク転をしてみたいです」
深川麻衣「20代は目の前の仕事にガムシャラだったので、30代は趣味を豊かにしたい。趣味を豊かにして好きなことを突き詰めて知識を増やしたいです。私はフィルムカメラが趣味で人を撮影したりしているので、自分で現像まで出来るようになりたいです」
最後にメッセージ
深川麻衣「映画は皆さんが見てくださって完成するもの。是非感想を教えてください!」
森崎ウィン 「観客の皆さんと一緒に出発の封切りをご一緒できたのは貴重な時間でした。これからも作品を盛り上げていただきたいです」
STORY
早くに母と死に別れた主人公・北村大河(森崎ウィン)は、ラリーに打ち込む父の身勝手さが母の 死を早めたと思い込み、大学入学と同時に東京に出た。俳優を目指しながらも漠然とした不満を感じるなか、幼馴染で地元に暮らす上地美帆(深川麻衣)から突然の父の死の知らせが届く。久しぶりに故郷の豊田市に戻り、自然や地元の人々と触れ合う中で真の父の姿に気付き、自分の生き方を 意識し始める。大河の父はラリーで数々の栄誉に輝いたメカニック。自動車会社を退職して地元の町外れでガレージをはじめ、関係者の間では名の知れた存在。父が残したガレージで本当は父と一緒にラリーに関わりたかった自分に気付く。シングルマザーとして故郷と自身のアイデンティティーを大切に生きる美帆に導かれ、このまちで夢をかなえようと決意する―。
映画『僕と彼女とラリーと』
全国公開中
【キャスト】 森崎ウィン 深川麻衣
【監督・脚本】塚本連平
【主題歌】 JOYRIDE / 加藤ミリヤ
製作:『僕と彼女とラリーと』製作委員会
制作:RIKIプロジェクト
配給:イオンエンターテイメント / スターキャット
公式サイト: bokukano-rally.com
Twitter:@bokukano_rally
(C)2021『僕と彼女とラリーと』製作委員会
関連記事