崎山つばさ、立石俊樹、太田将熙ら出演の音楽劇「キセキ -あの日のソビト-」 開幕を前に衣装付き稽古を実施、崎山「舞台としてキセキが起こればいいなと思っています」

人気ボーカルグループ『GReeeeN』 の話を元に製作された映画 「キセキ -あの日のソビト-」を舞台化した本作。「キセキ」や「道」などGReeeeNの名曲を圧巻の生バンドに乗せ、俳優たちが生歌でステージをお届けする。

ボーカルグループのGReeeeNは、メンバー全員が歯科医師免許を持ち、医療との両立のため顔を伏せて活動しており、2020年にはNHK 紅白歌合戦に出場を果たし、2017年に公開された映画は大ヒットを記録した。

そんな彼らのストーリーを生バンドに乗せて、生歌で演じる。
GReeeeNのプロデューサーであるJIN役を崎山つばさ、そしてGReeeeNのリーダーでJINの弟・HIDEを MANKAI STAGE A3などに出演する立石俊樹、naviを太田将熙、92を岸本勇太、SOHを里中将道が演じる。JINとHIDEの母親・珠美役には遠山景織子、外科医で音楽活動に反対する厳格な父親・誠一役には羽場裕一といった俳優陣が名を連ねる。

稽古の様子

医者になれと外科医である厳格な父から音楽活動を反対されるところから物語は始まる。父との対立、そして苦悩と葛藤。弟たちの才能に気付き父にバレないように、CDデビューさせようと顔を出さないことを提案。プロデューサーとして弟たちメンバーと衝突することも。波瀾万丈な彼らのデビューの過程が生演奏とともに描かれる。

キャストインタビュー（崎山つばさ×立石俊樹×太田将熙×岸本勇太×里中将道）

GReeeeNの曲で好きな曲、エピソードは？

岸本勇太「遥か」

立石俊樹「キセキ」

崎山つばさ「歩み」

太田将熙「愛唄とキセキ」

里中将道「遥か」

岸本「上京してきた時に新幹線の中で聴いて、エモエモです」

里中「中学校卒業の時にグラウンドのベンチで、「遥か」がたまたま流れてきて、祝ってもらってる気がして泣きそうになりました」

立石「中学生の頃に、通学の車移動中にPVを観まくっていました。中学時代の自分と重なって毎日思い出でしたね」

崎山「前奏のバイオリンがめちゃめちゃ好きで、ループで聴いていました。あとジャケットも好きで、靴の裏のギュッとなっていて、いくぞっみたいなくつのあと跡が印象的で」

太田「『愛唄』をめちゃくちゃ聴いてましたのと、今舞台をしていて『キセキ』ってすごくいいなと思って、愛唄からキセキになりました」

稽古中のエピソードは？

立石「毎日笑ってますけどね」

太田「つばさくん、JINさんがクールな役なので、稽古では笑ってないですよね」

崎山「え、笑ってるよ。マスクの中でニヤニヤしてるよ（笑）」

太田「JINプロデューサーからみてどうですか？」

崎山「最初の稽古場より、4人がすごく楽しそうで、すごくうれしいし、寂しい気持ちもあるんだよね。4人とかでよくコンビニとか行ってるじゃん、俺誘われてないから」

4人「いやいやいやいや、誘いましたよ（笑）」

崎山「それいいなと、稽古場がすごく明るくしてくれるのはGReeeeNだと思っているので」

岸本「めっちゃ仲いいですよね」

太田「昨日も稽古場ではないんですけど、深夜ですよ、グループLINEとか結構動いていて、くだらない話をしてるだけなんですけど」

里中「たまたまね、俊くん（立石）と勇太くん（岸本）のインスタ見たら、俺ら（里中と立石）カテゴリーを俳優と書いてるんですけど、（岸本は）教育と個人ブログにしていて」

太田「そういうくだらないことも本当のGReeeeNさんたちも学生時代から経験してきてると思うから、稽古で出せるもの以外でも4人で関係値を作っていて、それが稽古で自然と出てくるようになってきてるんで」

崎山「ダムの時の河童のくだりは、アドリブ？」

4人「アドリブです」

崎山「あれなんかね、つまんねえけど、それがよかった（笑）。岸（岸本）のリアクションまでつまんないけど、そこがいい！」

一同「（笑）」

太田「JINさんで言うと、GReeeeNのファン第１号のくだりはすごく刺さって、つばさくんがプロデューサーというか、すごい想いで言ってくれているのが伝わって、めっちゃグッときます」

崎山「やめろー、やりにくくなるだろう」

太田「さらに毎日やるから日によって変わってきますよね。僕らがGReeeeNとして楽しそうに作っていかなきゃいけないんですよね」

里中「よくうちら仲いいよねと言ったりすると思うんですけど、そんなもんじゃないから。僕が別の仕事で稽古にいないと、演出全部変わってますから（笑）」

太田「あと1個いいですか！めっちゃGReeeeNぽいなって思ったのが、歌稽古の時間が取れない時もあったりする中で」

崎山「クレーム？」

太田「クレームじゃないです（笑）。92役の勇太くんが、ちょっとこれ時間内から俺たちで空いてる時間でやっちゃうかみたいなテンション・ノリで4人集まって、まだ録ってない曲の音録りも自分たちでしたりして、今のハモリこっちのほうがよくないですか、とか言い合ってるのはマジでGReeeeNっぽいなと思いました」

里中「たしかに」

立石「そこで結構生まれましたね」

太田「芝居のこともそうだし」

岸本「ここから生まれていくものもありますもんね、自分らの演技で」

本番に向けて意気込みを

里中「もうちょっと待ってください」

一同「（笑）」

立石「頑張って間に合わせます」

太田「単純にめちゃくちゃ仲のいい男の子たちの日常生活みたいなところも垣間見えつつの、音楽と医者で苦悩している・葛藤している裏の部分、GReeeeNさんの一面が観れるので、GReeeeNさんのファンの方ももちろんですけど、GReeeeNの音楽は知ってるけど本人たちのこと知らない方にも楽しめる作品になっていると思います」

岸本「やることがそれぞれたくさんで、来てくださる楽しみにしてくれてる人たちに、いろんなことに挑戦しているので、頑張って突き進む姿を見てもらって、私たちも明日から頑張ろうかなと思ってもらえるように、僕らも楽しみたいと思います」

立石「あらためて、稽古終盤になってますけども、最初にGReeeeNの音楽劇をやるとなった時のうれしさだったり、自分が大好きなお世話になったGReeeeNさんの楽曲たち・物語を背負えるんだということをあらためてここで再確認して、稽古場でラストを過ごしていきたいと思ってます。みんなが言っているように、GReeeeNさんの知らない一面をこの舞台で知ってもらったり、知ってる方にもあらためてGReeeeNが出来上がったキセキとか、すべて含めた奇跡的なものを感じてもらえるような舞台にしていきたいと思います。お願いします」

崎山「舞台としてキセキが起こればいいなと思っています」

あらすじ

厳格な父・誠一(羽場裕一)の反対を押し切って音楽の道に進んだJIN(崎山つばさ)。メジャーデビューするもなかなか思うようにいかない。あるとき、父の期待に応え歯科医を目指していた弟のHIDE(立石俊樹)とその仲間 navi(太田将熙)、92(岸本勇太) 、SOH(里中将道)らに音楽の才能があることに気付き、彼らに自分の夢を託す。
そして、歯科医を目指しつつ音楽も諦めたくないということを父に言い出せない彼らは、 顔を出さずにCDデビューしようと考えるが...。

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