阿部寛×北村匠海が親子を演じる映画『とんび』(2022年公開)より、特報映像とティザービジュアルが解禁となった。

重松清著の累計60万部超の感涙の名作「とんび」を映画化した本作。
映画『糸』などを手掛ける瀬々敬久監督がメガホンをとる。
物語の舞台は、広島県備後市。ヤス(市川安男)は、愛妻との間に待望の息子アキラ(市川旭)を授かった。ようやく手に入れた幸せも束の間、妻の事故死で無残にも打ち砕かれる。親の愛を知らずして父になったヤスは、仲間たちに助けられながら、不器用にも息子を愛し育て続けた――。

破天荒で愛すべき父・ヤスこと主人公の市川安男を演じるのは、阿部寛。そしてヤスの息子・アキラこと市川旭役を北村匠海が演じる。
そのほか、ヤスの姉貴分でアキラを我が子のように可愛いがる小料理屋「夕なぎ」の女将・たえ子役に薬師丸ひろ子、出版社に勤める編集者でアキラの婚約者・由美役に杏、ヤスの幼なじみで薬師院の跡取り息子・照雲役に安田 顕、照雲の妻・幸恵役に大島優子、ヤスの妻でアキラの母・美佐子役に麻生久美子、薬師院住職で照雲の父・海雲役に麿 赤兒、そして濱田 岳、宇梶剛士、田中哲司、豊原功補、嶋田久作、村上 淳、尾美としのり、吉岡睦雄、宇野祥平、木竜麻生―といった俳優陣が集結。

今回『とんび』特報映像とティザービジュアルが解禁された。映像の冒頭は、息子アキラの語り口で、街の名物男ヤスの破天荒な姿を描くシーンから始まる。鼻歌交じりにトラックを運転し、夜には小料理屋「夕なぎ」の 前で酔った勢いで喧嘩...。そんなヤスが美佐子と出会い、アキラが生まれる。街の人はヤスたち親子を「とんびが鷹を生んだ」と噂した。いつくしむまなざしでその腕に息子アキラを抱くヤスだが、人生絶頂の幸せにいた家族に悲劇が起きてし まう...。
またティザーポスターには海辺で「高い、高〜い」と嬉しそうに、幸せそうにアキラを抱き上げるヤスの姿が描かれており、日本一不器用な父が、めいっぱいの愛で息子を育て続けた“とんびと鷹”の絆の物語に胸が熱くなること必至だ。
古き良き時代の物語にとどまらない―― 今、この時代にこそ届けたい、未来へつながる家族の絆の物語。
これは、古き良き時代の物語にとどまらない——今この時代にこそ届けたい、未来へ繋がる笑いあり涙ありの心震える感動ドラマ。

特報映像

画像: 映画『とんび』特報映像(2022年公開) youtu.be

映画『とんび』特報映像(2022年公開)

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あらすじ

昭和37年、瀬戸内海に面した備後市。運送業者で働くヤス(阿部 寛)は、今日も元気にオート三輪を暴走させてい た。愛妻・美佐子(麻生久美子)の妊娠に嬉しさを隠せず、姉貴分のたえ子(薬師丸ひろ子)や幼馴染の照雲(安田 顕) に茶化される日々。幼い頃に両親と離別したヤスにとって家庭を築けるということはこの上ない幸せだった。遂に息子・ アキラ(北村匠海)が誕生し「とんびが鷹を生んだ」と皆口々に騒ぎ立てた。しかしようやく手に入れた幸せは、妻の事故 死で無残にも打ち砕かれてしまう。こうして、父子二人きりの生活が始まる。母の死を理解できないアキラに、自分を責 めるヤス。和尚の海雲(麿 赤兒)は、アキラに皆が母親代わりなってやると説き、雪が降っても黙って呑み込む広い海 のようにアキラに悲しみを降り積もらすな―「お前は海になれ」と、ヤスに叱咤激励するのであった。親の愛を知らずして 父になったヤスは、仲間達に助けられながら、我が子の幸せだけを願い、不器用にも愛し育て続けた。そんなある日、誰 も語ろうとしない母の死の真相を知りたがるアキラに、ヤスは大きな嘘をついた──。

映画『とんび』

2022年 全国劇場公開

阿部 寛
北村匠海 杏 安田 顕 大島優子
濱田 岳 宇梶剛士 尾美としのり 吉岡睦雄 宇野祥平 木竜麻生
田中哲司 豊原功補 嶋田久作 村上 淳
麿 赤兒 麻生久美子 / 薬師丸ひろ子

原作:重松 清「とんび」(角川文庫刊)
監督:瀬々敬久
脚本:港 岳彦

配給:KADOKAWA イオンエンターテイメント
©2022『とんび』 製作委員会

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