11月5日、映画『シノノメ色の週末』が公開初日を迎え、主演の桜井玲香、岡崎紗絵、三戸なつめらが登壇し、撮影エピソードなど女子トークを展開した。

長編商業映画初監督作となる穐山茉由監督のオリジナル脚本で描かれる大人になりきれない20代女子たちの、等身大の青春ガールズムービーとなる本作。
主演を務めるのは、元乃木坂46の桜井玲香。
主人公・大月美玲は高校時代は読モをしていてイケてるグループの中にいたが、現在は、モデル事務所に所属しているものの、仕事は順調とはいえない。性格的に媚びるのが苦手で、黙っていれば可愛いとよく言われる。

共演は、「まりりん」こと一ノ宮まり役に岡崎紗絵。高校時代は真面目であまり目立たない放送クラブの部長を務める生徒だったが、大学デビューし、現在は大手広告代理店の子会社で働く役どころ。
そして「アンディ」こと安東雅美役には、三戸なつめが出演。アンディは写真家を目指していたが挫折し、実家暮らしで教育関連のお堅い事務職に従事中。実は廃虚オタクで、篠の目女子の取り壊しを聞きつけ2人を誘い出すきっかけをつくる。
さらに篠の目女子高校最後の学生・杉野あすか役に中井友望、広告代理店で働く上川龍之介役に工藤阿須加が出演し本作を彩る。

主演の桜井玲香は、2019年9月に乃木坂46を卒業後は女優として活動し、数々の舞台に出演しており、本作が映画初主演作品となる。

11月5日(金)の本日、公開を記念して『シノノメ色の週末』初日舞台挨拶を実施し、主演の桜井玲香、岡崎紗絵、三戸なつめ、中井友望、そして本作のメガホンをとった穐山茉由監督、さらには、本作の主題歌を担当した新星・佐藤ミキが駆け付け、本作のために作詞・高橋久美子(作家、作詞家)、作曲・金澤ダイスケ(フジファブリック)の強力タッグで書き下ろされた「東雲の空」を生歌唱を披露した。

ついに公開を迎えた気持ちにについて

桜井玲香「改めて今日から全国で公開され、緊張のレベルが一段あがり、何とも言えない高揚感に包まれています。ここからいろんな人に広がっていったらいいなと思っていますし、みなさんからの反響が届くのも楽しみです」

穐山監督「この作品は今自分が感じていることや描きたかったことだったので、素敵なキャストの皆さんと作れたこと、そして素敵な映画館で 上映出来て嬉しいです」

岡崎紗絵「(11月2日に誕生日を迎え26歳になって)新たな気持ちで初日を迎えることが出来てとても嬉しいです(26歳で新たに挑戦したいことは)神社巡りが好きなんですけど、熊本にある「上色見熊野座神社」(かみしきみくま のいますじんじゃ)に行ってみたいと思っています」

三戸なつめ「初日来ましたね、駆け抜けてきた感じがあります。みんなでステージに立てて、お客さんがいて、すごい幸せやなと思います。とても感慨深いです」

中井友望「(10月『かそけきサンカヨウ』、今月に本作『シノノメ色の週末』と『ずっと独身でいるつもり』に出演するものの)経験も少ない中で、すごくいいキャラクターを演じることが出来て、いい意味で気負わず現場にいられて、“シノノメ週末クラブ”という役の中での関係性もですが、こういう場所 (ステージ上)でもダラダラ話せるような、安心できるような空気感でいてくださって、何も考えずに楽しめた貴重な役でした」

キャスト同士の共演した印象について→サプライズで主演の桜井玲香へのメッセージコーナーへ

中井友望「自分の中のイメージで桜井さんは、乃木坂の初代キャプテンでしたが、映画を通して私にとっては“シノノメのキャプテン“という大切な存在になりました。私もこの仲間に加われたことが本当に嬉しかったです」

三戸なつめ「玲香ちゃん初主演の映画だから、いろんなプレッシャーもきっとあったと思うのに、すごく気さくに話してくれて、心にも負担がある中で意識はしてなかったと思うんだけど引っ張ってくれる感じがあったんです。初主演の作品で仲良くお仕事が出来てすごいよかったな、出会えてよかったなと思います。歳なのかな、本当に泣きそうです」

桜井玲香「今こうして撮影の時に思ってたことを初めて三戸ちゃんの口から聞いて、気負わな いように、無意識のうちに支えてくれてたんだなと思って。だからこんなに楽しんで撮影できてたんだなと気づきました」

岡崎紗絵「女子ならではの空気感があって本当に楽しかったです。玲香ちゃんは、撮影になると集中してその場を引っ張って下さるというか、落ち着きを取り戻せる安心感がありました。まさに“シノノメのキャプテン“だと思いましたし、熱い心を持っていて勉強になるし心強かったです。人生で一度しかない初主演の映画に参加できて光栄でした」

桜井玲香「私にとっては最初で最後の特別な作品だと思いますし、その作品をこのメンバーでできて本当に幸せでした。赤の他人である自分のことをこんなに支えようと、一緒に歩もうとしてくれる人がいるというのは 本当に幸せ者だなと改めて思いました。この作品も引っ張っていって、作品自体が一人で歩んでいけるようにまだまだ頑張らないとなと思いました」

本作の主題歌を担当した新星・佐藤ミキがスペシャルゲスト登壇

佐藤ミキ 「この場に来ることが出来て本当に光栄です。主題歌「東雲の空」は聞いた方がゆっくりと前を向いて歩いていけたらいいなと思って歌った曲です」

穐山監督「絶妙に表現されていました。私も思い入れのある曲となっています」

主題歌「東雲の空」を生歌唱

画像: 本作の主題歌を担当した新星・佐藤ミキがスペシャルゲスト登壇

最後にメッセージ

桜井玲香「佐藤さんの歌声に感動をもらいすぎました。まだ世間的にも踏ん張らないといけないことが多い中で、無事に初日を迎えられたことが本当に嬉しく思います。また一歩自分を信じて頑張っていこうというメッセージを受け取れる素敵な映画になっていると思いますので、この映画に触れて、少 しでも温かい・明るい気持ちになっていただけたら嬉しいなと思います」

穐山監督「女子校が舞台ではあるんですが、世間のイメージするようなギスギスした感じは無く、リアルで等身大の女子高生たちの平和な中に生まれてくる、彼女たちの心の動きがある物語ですので、繊細な部分見ていただけたら嬉しいです。大きなスクリーンで映画を観ていただけるというのは作り手として本当にありがたく思っています。ゆっくり楽しんでください」

STORY

女子高を卒業して10年、美玲(桜井玲香)はモデルを続けているが、いつの間にか雑誌のグラビアを飾ることはなくなった。そんな中、放送クラブで一緒だったアンディ(三戸 なつめ)から、部長だったまりりん(岡崎紗絵)と3人で、取り壊しになる母校にタイムカプセルを探しに行こうと誘われる。超マジメで目立たなかったまりりんが広告代理店に就職し、デキる女ぽくなっているのを見て焦り、相変わらずカメラ好きサブカル系のアンディにホッとする美玲。裏門から忍び込んだ3人は、廊下を走り、笑い転げ、やりたい放題。結局、タイムカプセルは見つからず、また週末に集まることになる。何にでもなれると思っていたあの頃の自分に戻ったつもりの3人だったが、事態は全然!違う方へと 転がっていく──。

映画『シノノメ色の週末』

大ヒット上映中

出演:桜井玲香 岡崎紗絵 三戸なつめ/中井友望 山田キヌヲ/工藤阿須加

監督・脚本:穐山茉由
制作プロダクション:ダブ
配給:イオンエンターテイメント
©2021「シノノメ色の週末」製作委員会
公式サイト:shinonome-weekend.com

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