10代・20代を中心に圧倒的支持を受け、Amazonでは総合カテゴリでベストセラー1位を獲得した作家Fの初の小説「真夜中乙女戦争」。
“平凡で退屈な日々を送る青年が自分自身と東京を破壊するまでの夜と恋と戦争”を描いた小説が待望の映画化。
主人公の大学生“私”を演じるのは、大人気グループ King & Prince のメンバーとして活躍しながら俳優としても映画『弱虫ペダル』(20)、NHK連続テレビ小説 「おかえりモネ」など出演の永瀬 廉。
永瀬演じる主人公は、鬱屈とした想いと破壊衝動を内に秘めたこれまでにないダークな役柄。
そして主人公が恋心を抱く、“かくれんぼサークル” で出会った凛々しく聡明な“先輩”役を、映画『騙し絵の牙』(21)、『映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット』(21)など多数の映画に出演で幅広い分野でマルチなみせる池田エライザが演じ、しなやかで美しくもミステリアスなヒロイン “先輩”を見事に体現する。
一連の騒動を首謀する圧倒的なカリスマ性をもつ謎の男“黒服”役を、数多くのドラマや映画に出演し、日本アカデミー賞、毎日映画コンクールほか各種映画賞受賞歴を持ち、才能を発揮する俳優・柄本 佑が演じる。
脚本・監督を務めるのは、『チワワちゃん』(19)『とんかつDJアゲ太郎』(20)など話題作を手掛ける、二宮 健。
個性豊かなキャストと監督とのタッグで、2022 年1月21日(金)の全国劇場公開となる。
冒頭の挨拶
永瀬廉「実は初めての東京タワーなんです。ここまで(屋上まで)きたのも初めてですし、この“初めて”が自分の映画の完成披露イベントとなって光栄な気持ちで、東京タワーの偉大さにも改めて感動しています」
池田エライザ「完成披露という初めてみなさんに観てい ただける日に、すごく綺麗な空、すごく素敵な東京タワーで、門出の手前を祝えるのがすごく感慨深くて嬉しいです」
柄本佑「寒い中、お集まりいただき、映画を盛り上げていただいて、感謝の想いです」
完成した作品を観た感想
永瀬廉「クランクインの前から二宮監督と“かっこいい映画にしようね“という約束を していました。観た瞬間、かっこいい映画になったなと、我ながら思えました。(原作者の)Fさんもニヤリとした表情をしてくださったので、満足していただけたのかなと。かっこよくて、スタイリッシュな、二宮監督の世界観に永瀬廉を染めていただけたなと感動しましたし、主題歌もビリー・アイリッシュさんで、素晴らしい方々と仕事できたんだと思えて、しばらく呆然としてしまいました」
池田エライザ「(演じた)“先輩”が自分の想像を超える立ち回りをするので、ついていくのに必死で、ジャンヌ・ダルクのようなかっこよさやお茶目さをどう表現すれば...という思いがありました。実際に試写で観た時は、小さい不満や憤りが、少しずつ積み重なって、煙が立って、最後に大爆発していくんだけど、美しいというか、儚いというか、切なく、壮大な気持ちにさせてもらえましたし、とんでもない映画が生まれたなと感じました」
柄本佑「非常に過激なお話なのですが、0に戻って1進んでいくというような、希望を見いだせる作品になっているんじゃないかと思います。 永瀬さんと池田さんと僕もその中にいて、それを率いる二宮監督の、このテーマを希望に向かわせる力量というものをしっかりと感じました」
お互い共演してみて
永瀬廉「お二方とも喋らないタイプなのかなという心配があったのですが、その心配はいらなかったですね。姉貴と兄貴に囲まれながら楽しく撮影出来ました。今日は久しぶりにお会いできて嬉しいです」
ーーMC「控室でもワイワイしていましたね」
永瀬廉「先ほども池田さんの衣装のブーツが太ももより上まであると聞きまして。柄本さんに、その革靴も太ももくらいまであるんですよね?と尋ねたら...」
柄本佑「いや違う違う、もうちょっと長い。ここらへんまで...(と腰を指す)」
永瀬廉「リラックスした環境で撮影できまし た」
池田エライザ「ずっと話していて、おとぼけ三兄弟みたいな感じだったんですが、それは多分永瀬さんが一番切羽詰まった役だけど、切羽詰まった顔をしなかったからで。もっと集中していたら話しかけなかったと思うんですが...」
永瀬廉「褒めてくれてるんだと思うんですけど...集中していなかったみたいな言い方はやめません?」
池田エライザ「飄々とお芝居をされていて...(笑)。切り替えが早い方なので、楽しい現場にしていいんだなって思えました」
柄本佑「池田さんとは共演シーンが少なかったのですが、割と長い濃厚なワンシーンでご一緒して、現場ではフラットにお話ししてくださって、お芝居に入ってからの集中力も高かったなと思います。永瀬さんは一緒に芝居をしながら人生を諦めているような目が印象的でした。そして周りを緊張させない魅力を持っているので、私も“普通”で現場にいれたなと思います」
東京タワーは本作の重要な舞台。イベントは東京タワーの真下で開催
永瀬廉「鉄鋼の組み合わせ方が幻想的ですね」
柄本佑「骨組みの全部が全部必要なんだなという、美しい洗練されたフォルムが見ていて気持ちいいですね。みなさんが東京タワーにいく理由がわかります」
東京タワーにまつわる思い出について
永瀬廉「普段のお仕事が終わった時に、ふと外をみると、よく東京タワーが見えるんです。それさえも、東京タワーと僕との出会いは必然だったのかな、運命なのかなと浸っている自分がいますね」
池田エライザ「中学1年生くらいから、実家から週1、2通っていて、働きに来る場所が東京という考え方だったんです。飛行機から少しずつ東京タワーが見えてくると、中学生ということを忘れて、今からお仕事するんだな、という緊張感をもたせてくれる存在でした。今は、都心から離れた撮影をして帰ってくると、東京タワーを見るとホッとしたり、帰ってきたなと思えるの が不思議です。そして沢山の方がいろんな心情を東京タワーに託したり、映したりしてるんじゃないかなとも思います」
柄本佑「まじまじと見るのは今日が初なのですが、これを見ながらもう一度、『真夜中乙女戦 争』が観たくなっています。劇中には東京タワーがガツンと出てくるので、いまこの光景を眺めながらそれを思い出しています」
永瀬廉「小説を朗読したくなってきますよね」
柄本佑「妖艶な感じで、ここには小説や映画の世界があるよね」
池田エライザ「嘘みたいな美しさですよね」
永瀬廉「“私”の東京タワーに惹かれてという気持ちが、今日一 瞬ここへ来ただけでわかりました。それだけの魅力が東京タワーにあるなと強く思いました」
最後にメッセージ
柄本佑「自分の人生に絶望した男が東京の街を破壊するという映画。観終わった時には大きな希望を感じていただける作品だと思っているので、それを体験しに劇場に来ていただけたら幸いです」
池田エライザ「新しい年が始まって、数十日経って、今年はどういう一年になるんだろうかという不安を払拭してくれるような、一見激しい映画に見えるかもしれませんが、みなさんの私心を支えるような、助太刀するような映画になっていると思います。劇場で希望を感じていただければと思います」
永瀬廉「この作品がいろんな方々の目に触れる日が楽しみです。観た後に懐かしい気持ちになる方もいれば、主人公の“私“に共感する方もいると思います。観れば観るほど、『真夜中乙女戦争』という物語の世界観に酔いしれますし、十人十色の考え方で感想があると思うので、僕自身も楽しみにしています」
あらすじ
4月。上京し東京で一人暮らしを始めた大学生の“私”(永瀬 廉)。
友達はいない。恋人もいない。大学の講義は恐ろしく退屈で、やりたいこともなりたいものもなく鬱屈とした日々の中、深夜のバイトの帰りにいつも東京タワーを眺めていた。
そんな無気力なある日、「かくれんぼ同好会」で出会った凛々しく聡明な“先輩”(池田エライザ)と、突如として現れた謎の男“黒服”(柄本 佑)の存在によって、“私”の日常は一変。
カリスマ的魅力を持つ“黒服”に導かれささやかな悪戯を仕掛けたり、“先輩”とも距離が近づき、思いがけず静かに煌めきだす“私”の日常。
しかし、次第に“黒服”と孤独な同志たちの言動は激しさを増していき、“私”と“先輩”を巻き込んだ、壮大な破壊計画“真夜中乙女戦争”が秘密裏に動きだす…。
12月25日未明−痛々しくも眩しい物語は、予測不可能なラストへと加速していく。
映画『真夜中乙女戦争』
2022年1月21日(金)全国公開
永瀬 廉(King & Prince)
池田エライザ 柄本 佑
篠原悠伸 安藤彰則 山口まゆ 佐野晶哉(Aぇ! group/関西ジャニーズJr.) 成河 / 渡辺真起子
原作:F「真夜中乙女戦争」(KADOKAWA刊)
脚本・監督:二宮 健
配給:KADOKAWA
特別協力:TOKYO TOWER
©2022「真夜中乙女戦争」製作委員会
公式サイト:https://movies.kadokawa.
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