阿部寛×北村匠海が親子を演じる映画『とんび』の公開日が決定した。また、主題歌にはゆずの「風信子」が決まり主題歌入り本予告映像も解禁となった。

重松清著の感涙のベストセラー小説「とんび」を映画化した本作。
映画『糸』などを手掛ける瀬々敬久監督がメガホンをとる。
物語の舞台は、広島県備後市。ヤス(市川安男)は、愛妻との間に待望の息子アキラ(市川旭)を授かった。ようやく手に入れた幸せも束の間、妻の事故死で無残にも打ち砕かれる。親の愛を知らずして父になったヤスは、仲間たちに助けられながら、不器用にも息子を愛し育て続けた――。

破天荒で愛すべき父・ヤスこと主人公の市川安男を演じるのは、阿部寛。そしてヤスの息子・アキラこと市川旭役を北村匠海が演じる。
そのほか、ヤスの姉貴分でアキラを我が子のように可愛いがる小料理屋「夕なぎ」の女将・たえ子役に薬師丸ひろ子、出版社に勤める編集者でアキラの婚約者・由美役に杏、ヤスの幼なじみで薬師院の跡取り息子・照雲役に安田 顕、照雲の妻・幸恵役に大島優子、ヤスの妻でアキラの母・美佐子役に麻生久美子、薬師院住職で照雲の父・海雲役に麿 赤兒、そして濱田 岳、宇梶剛士、田中哲司、豊原功補、嶋田久作、村上 淳、尾美としのり、吉岡睦雄、宇野祥平、木竜麻生―といった俳優陣が集結。

今回発表されたのは、主題歌の決定。
今年デビュー25周年を迎えるアーティスト・ゆずの書き下ろし楽曲「風信子(ヒヤシンス)に決まった。またあわせて主題歌を使用した本予告映像も解禁となった。
主題歌の「風信子」は本作のために書き下ろされた楽曲。青いヒヤシンスの花言葉は「変わらぬ愛」――、子から親への愛と感謝の気持ちがつめこまれている。“出来ることなら あなたに返したい「ありがとう」” のフレーズが本作の親子の絆〜家族の愛をより感動的に盛り上げる。
ゆず・北川悠仁、そして主演の阿部寛からのコメントが到着した。

解禁された本予告映像の冒頭は、息子アキラの「父は街の名物男だった」という語り口から始まる。幼馴染の照雲からは「ヤスが父親になるんじゃけ、日本も平和になったちゅうこっちゃ」と言われるほど破天荒な父ヤスだった。
「とんびが鷹を生んだ」と街の人々に囃されるほど愛らしい息子と美佐子と3人で仲睦まじく人生絶頂の幸せにいた家族だったが、突然の悲劇に見舞われ...。街の人の暖かい手で成長する“家族の物語”に胸が熱くなる。

古き良き時代の物語にとどまらない―。今、この時代にこそ届けたい、未来へつながる家族の絆の物語、映画『とんび』は、4月8日(金)全国公開。

コメント

ゆず・北川悠仁

●親子の絆そして家族の愛を描く本作『とんび』の主題歌オファーを受けられた際のお気持ち
『とんび』は原作の小説を読んでいて、とても大好きな作品でした。 お話をいただいたときはびっくりしましたが、同時に 「この映画に最高に合う楽曲を作りたい」と強く思いました。

●本作『とんび』をご覧になられてのご感想
心の芯がとても温かくなり、何度も涙が溢れました。
不器用だけど深い愛情。たくさんの葛藤やぶつかり合いがありながら、 真の愛を確かめあっていく親子の姿に感動しました。

●楽曲に込められた想い
僕は既に父が他界しているんですが、若い頃に想う親への気持ちと、今この年齢になったからこそわかる親の気持 ちみたいなものがあって。それでもやはり、計り知れない想いもたくさんあります。そんな親を想う子の気持ちや、子を想う親の気持ち。さまざまな”愛の形”をイメージしながら楽曲を書き上げました。

●映画公開を待つファンの皆様へメッセージ
きっとこの映画を観終わったとき、多くの方が自分の原風景や親への想い、また子への想いが湧き上がると思います。そのとき皆さんの心に、この「風信子」がそっと寄り添えられればいいなと心から願っています。ゆずとしても、今年開催するコンサートの中でも披露する機会があると思います。ファンの皆さんも、是非楽しみにしていてください。

阿部 寛

映画のエンドロールにゆずのお二人が作ってくださった「風信子」が流れたとき、自然と穏やかな温かい気持ちに 包まれました。子を想う親、親を想う子、普遍的な親子の原風景を描いた『とんび』に、「風信子」という素敵な花を添えて頂き、とても嬉しく思っております。
「ゆず」のお二人に、映画主題歌を担当していただき、嬉しいです。「風信子」には『とんび』に描かれている不器用な愛情、特に父からみる息子への温かさが滲んでいるように感じられました。そして、ゆずのお二人の声が作品全体を優しく包んでくれているようで、どこまでも飛んでゆくトンビの親子を想いました。

ゆず「風信子」歌詞

独りで 独りで全部抱えて いつだってそんなふうに笑って
少しは 少しだけでも出来ることなら あなたに返したい「ありがとう」 想いよ 羽ばたいてゆけ

主題歌:ゆず「風信子」(株式会社セーニャ)

画像: 主題歌:ゆず「風信子」(株式会社セーニャ)

【ライブ】 全国アリーナツアー「YUZU ARENA TOUR 2022 PEOPLE -ALWAYS with you-」 3月26日(土)より、全10カ所24公演を敢行。
【RELEASE】 2022年3月 NEW ALBUM『PEOPLE』リリース 2022年6月 NEW ALBUM『SEES』リリース
【公式サイト】 https://yuzu-official.com/

ゆずプロフィール
北川悠仁、岩沢厚治により1996年3月結成。横浜・伊勢佐木町で路上ライブを行うようになる。97年10月、1st Mini Album『ゆずの素』で CD デビュー。万人を引きつけるキャッチーなメロディーと独特なハーモニー、飾らない共感性の 高い歌詞が評判を呼び、翌98年6月にリリースした 1stシングル「夏色」がスマッシュヒット。以後、「いつか」「栄光の架橋」「虹」 「雨のち晴レルヤ」などヒット曲を多数世に送り出す。コロナ禍においても、5週連続のオンラインツアーを敢行するなど、常にファンに 音楽を届け続けた。デビュー25 周年となる本年は、3月に16th ALBUM『PEOPLE』、6月に17th ALBUM『SEES』と、オリ ジナルアルバムを2枚リリース、3月末からは、約4年ぶりとなる全国アリーナツアー「YUZU ARENA TOUR 2022 PEOPLE - ALWAYS with you-」を開催。手掛けた近年の映画主題歌に、「守ってあげたい」(『すべては君に逢えたから』/13年公開)、 「ひだまり」(『銀の匙 Silver Spoon』/14年公開)、「OLA!!」(『クレヨンしんちゃん オラの引越し物語 〜サボテン大襲撃 〜』/15年公開)、「恋、弾けました。」(『斉木楠雄の Ψ 難』/17公開) など。

本予告映像

画像: 映画『とんび』本予告映像(4月8日公開) youtu.be

映画『とんび』本予告映像(4月8日公開)

youtu.be

STORY

昭和37年、瀬戸内海に面した備後市。運送業者で働くヤス(阿部 寛)は、今日も元気にオート三輪を暴走させてい た。愛妻・美佐子(麻生久美子)の妊娠に嬉しさを隠せず、姉貴分のたえ子(薬師丸ひろ子)や幼馴染の照雲(安田 顕)に茶化される日々。幼い頃に両親と離別したヤスにとって家庭を築けるということはこの上ない幸せだった。遂 に息子・アキラ(北村匠海)が誕生し「とんびが鷹を生んだ」と皆口々に騒ぎ立てた。しかしようやく手に入れた幸 せは、妻の事故死で無残にも打ち砕かれてしまう。こうして、父子二人きりの生活が始まる。母の死を理解できない アキラに、自分を責めるヤス。和尚の海雲(麿 赤兒)は、アキラに皆が母親代わりなってやると説き、雪が降っても
北村匠海

黙って呑み込む広い海のようにアキラに悲しみを降り積もらすな―「お前は海になれ」と、ヤスに叱咤激励するので あった。親の愛を知らずして父になったヤスは、仲間達に助けられながら、我が子の幸せだけを願い、不器用にも愛 し育て続けた。そんなある日、誰も語ろうとしない母の死の真相を知りたがるアキラに、ヤスは大きな嘘をついた ──。

映画『とんび』

2022年4月8日(金)全国公開

阿部 寛
北村匠海 杏 安田顕 大島優子
濱田 岳 宇梶剛士 尾美としのり 吉岡睦雄 宇野祥平 木竜麻生 井之脇海 田辺桃子 田中哲司 豊原功補 嶋田久作 村上 淳
麿 赤兒 麻生久美子 / 薬師丸ひろ子
原作:重松 清「とんび」(角川文庫刊)
監督:瀬々敬久
脚本:港 岳彦 音楽:村松崇継
主題歌:ゆず「風信子」
配給:KADOKAWA イオンエンターテイメント ©2022 『とんび』 製作委員会
https://movies.kadokawa.co.jp/tonbi/

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