4月3日公演
ブルーのペンライトで輝くさいたまスーパーアリーナの観客席は、今か今かと待ち侘びたE.L.F約15,000人で埋め尽くされる。
赤い光がステージを照らし「SUPERMAN」からスタート。横一列に並んだ椅子に座ったメンバーが貫禄の登場を見せると会場のボルテージは一気にあがり、SUPER JUNIORがアツいパフォーマンスで盛り上りあげる。
そのほか、2022年2月28日に韓国にてリリースした「The Road:Winter for Spring」のリード曲である「Callin'」、日本語曲の「★BAMBINA★」など全12曲を歌い上げた。
記者会見
自己紹介
僕たちは、SUPER JUNIORです!
こんにちは、リョウク(RYEOWOOK)です。久しぶりですね。
こんにちは、ドンへ(DONGHAE)です。
こんにちは、イェソン(YESUNG)です。
こんにちは、僕はSUPER JUNIORのリーダー、イトゥク(LEETEUK)です。お久しぶりです。
こんにちは、SUPER JUNIORのヒチョル(HEECHUL)でございます。
こんにちは、僕はウニョク(EUNHYUK)です。みなさん、ここに来てくれて本当にありがとうございます。よろしくお願いいたします。
こんにちは、僕はチェ・シウォン(SIWON)と申します。
こんにちは、僕はキュヒョン(KYUHYUN)です。
質疑応答
––––来日されてから「こんなことをしました」ということを教えてください。
イトゥク「僕は空港で入国した時から面白いことがあったんですけども、久しぶりの入国ということもありまして、日本語をかなり忘れてしまったんです。イミグレーションのところで、“日本語は上手ですか?”と聞かれ“僕は日本語上手じゃないです”と日本語で答えたら、その言葉を聞いて日本語が上手だと思ったようで、初めて聞く日本語を担当の方が話していました。相手が聞いていたことというのは、“コロナにかかったことはありますか?”などで、その度に僕が“はい”と答えていて、“熱は37.0以上ありますか?”などと聞かれた時にずっと“はい”、“はい”と日本語で答えていましたので、笑えないそんなことがありました」
シウォン「(すべて日本語で回答)昨日東京の夜を楽しみました。とてもステキでした。ハイボール、焼き鳥」
イトゥク「僕たちは日本の食べものが本当に恋しくて、着いてすぐに何を食べるか計画をたてました。フードのバゲットリストを書きまして、油そば、つけ麺、ラーメン、つるとんたん、ひつまぶし、もつ鍋、鉄板焼き。なので一つひとつ、1日3食くらいこのリスト通り食べています」
キュヒョン「(すべて日本語で回答)隔離しなきゃですよね。(隔離期間中)部屋で配達をしておいしいお店の食べものを食べました。配達のおいしいお店がよかったでーす」
––––日本で久しぶりにイベントを実施しましたが(4月2日)、いかがでしたか。
イトゥク「涙を流してしまったウニョクさんからお話してもらいます」
ウニョク「昨日はメンバー全員リハーサルの時からもうステージに上がった瞬間、胸がときめいてワクワクしていました。久しぶりにさいたまスーパーアリーナに来てみんなウキウキした気持ちになっていました。そしてスタート前にメンバーとステージの下で待機をしていたんですけども、その時にメンバー同士でこんなことを話していました。日本に初めて来た時のようにときめくねということを。そしてステージに上がって、歌っている時に、前にいたE.L.Fの方を見たらその方が涙を流していたんですね。その姿を見て僕もずっと涙を我慢していたんですけども、涙がこぼれてしまいました。ステージに上がる前に、例えば歌詞を間違えたり、振付を間違えたら、罰金を払うということを決めてからステージに上がったんですけども、僕は泣いてしまったので、歌詞を間違えてしまいました。ですから今日(4月3日)は5万ウォン払わなければいけません」
––––歓声を上げられない中で、ファンのみなさんが拍手で応えている姿が印象的でした。拍手で気持ちを伝えようとしているE.L.Fのみなさんの姿を見た感想をお聞きしたいです。
イトゥク「僕たちはこれまで歓声の大きさでどれくらい反応しているのかその都度感じてきたんですけども、昨日は歓声の代わりに拍手でそれを感じました。拍手を1回ずつ聞くたびに感動と涙とうれしさとときめきを感じることができました。愛し合っている者同士では会話をしなくても目だけでわかり合えるという言葉があるように、拍手1つだけでも僕たちは、すべてを感じることができました。ウニョクさんから記者のみなさんに愛の拍手をお届けしたいと思います」
ウニョク「(愛の拍手)」
ヒチョル「(日本語で)スゴイ」
––––入国後に隔離期間があったと思いますが、みなさんどう過ごされていましたか?
イトゥク「1番初めに隔離を始めたヒチョルさんからお話していただきます」
ヒチョル「僕の場合をお話ししますと、YouTubeで僕が大好きなバンドX JAPANやLUNA SEAなどなど日本のロックバンドの音楽をずっと観て聴いていました。僕はメンバーよりも3日早く隔離を終えているので、隔離が明けて隔離をしているメンバーを見ながら僕は思いっきり遊んで彼らをいじったりしていました。(日本語で)オレが先輩」
イトゥク「シウォンさんは隔離期間、何をしていましたか?」
シウォン「僕は隔離の時間がとても良かったんです。僕は本を2冊半読み終えましたし、ホームトレーニングをたくさんしましたし、そんなふうに過ごしていると1日があっという間に過ぎていきました。コロナ時代が到来したことによってさまざまな発見をしたことがあります。どこにいても非対面でオンラインのビデオ会議を行うことができますよね。ビデオ会議で必要なミーティングなど適切に活発に行っていました」
イトゥク「シウォンさんは3泊4日の間、このヘアスタイルでした。毎朝ずっとこの髪型(まるで政治家のようなきっちりとしたヘアスタイル)にしていたのでビックリしました」
シウォン「僕はいつも準備ができている状態だったんです。いつビデオ会議が始まるかもわからないので、いつも準備万端で臨んでいます。また僕たちのことを応援してくださっているファンのみなさんのために撮影することも考えていつも準備していたんです」
ヒチョル「僕はSM EntertainmentのDVDを全部観ました」
––––久しぶりの日本公演ですが、楽屋ではどのように過ごされていますか。
イトゥク「楽屋では、メンバーみんながウキウキしている状態なので、たくさん食べますし、おしゃべりもしています。僕たち自身は、正常な人間だと思っているんですけど、スタッフからみたら、みんなイカれた人たちだというふうに見えるみたいです」
ウニョク「イトゥクお兄さん以外のメンバー僕たちは、公演の準備をしたり、心と身体をしっかりと整えて公演に臨んでいます」
ヒチョル「ウニョクもイトゥクとずっと一緒に遊んでたでしょ」
キュヒョン「久々の公演ということで、なかなか歌を思い出せないところもありましたので、歌を思い出したり練習したり歌詞を覚えたりしていましたね。みんなそんなふうに練習していました。控室では練習してできるだけ罰金を払わないようにということでやっていました」
––––みなさんにとってグループ・SUPER JUNIORとはどんな存在ですか?
リョウク「僕はもしSUPER JUNIORじゃなかったら、こんなふうに活発にミュージカルに定期的に出たりできただろうかというふうに思います。SUPER JUNIORは僕にとって本当にありがたい存在です」
ドンへ「僕はメンバーみんなに大きな感謝の気持ちを持っています。人生でこのSUPER JUNIORのメンバーに会えたのは、1番大きな幸せだと思っています」
イェソン「僕はいつも歌うことを夢見てきたそんな人間なんですが、メンバーのみんなはその夢を成し遂げて、ともに前に一緒に歩んでいく同伴者のような感じだと思っています」
イトゥク「SUPER JUNIORは表現するのは難しいんですが、ファンのみなさんに会わせてくれるとても大切な架け橋の役割をしてくれていると思います」
シウォン「頭が痛いです」
イトゥク「(日本語で)あー、ごめんなさい。(韓国語で)僕はこう思います。父と母が出会わなければ、僕が生まれなかったというふうに思うんですけど、それと同じようにSUPER JUNIORもそんな存在だと思います。時間が経ってもずっとその場所にいてほしいというのが、僕のささやかな願いです」
ヒチョル「僕はもう職場の同僚と答えようと思っていたんですけども、イトゥクさんがあまりにも感動的なコメントをしたので、最初はSM Entertainmentの契約上で結ばれた関係でした。(以降日本語で)今全部本当に友だち。(隣のウニョクとその隣のシウォンと握手)馬、友だちー」
ウニョク「(日本語で)僕の考えは、正直SUPER JUNIORはシルバータウンです。(ハングルで)SUPER JUNIORは歳を取ってもずっと一緒にいられるシルバータウンのような存在です」
シウォン「こんな言葉があります。SUPER JUNIORにはクレイジーになりきれていない人がいなくても、クレイジーでない人はいない。だから僕にとってのSUPER JUNIORは、精神治療院」
キュヒョン「(日本語で)SUPER JUNIORはいい兄さんたちです」
イトゥク「もっともっと記者の方から質問を受け付けたかったのですが、時間の関係で残念です。ごめんなさい。もしまだ質問されたい方がいましたら、10万円出していただければ……(笑)」
ウニョク「実はここにいる人たちは僕の知らない人たちです」
イトゥク「今日はお忙しい中、また雨の中、僕たちのライブ取材にたくさんのメディアの方に来ていただきありがとうございます。アルバムを出したり、コンサートをしたりしようと思っていますので、たくさんの関心と愛をよろしくお願いします」
僕たちはSUPER JUNIORでした!