陣×川村壱馬×海沼流星『BATTLE OF TOKYO ～TIME 4 Jr.EXILE～』インタビュー

――4日目の「BATTLE OF SUMMER」というのはどのような内容に？

陣「夏を感じたい方は来てください！そんな感じだよね？」

川村「はい！」

海沼「サマーです」

川村「ただ、屋台は出ません」

陣「あはは（笑）。唯一そこだけは。でも、外にグッズ売り場があるので、そこを屋台と思っていただければ！」

川村「屋台を出すのもよさそうだけどね。出張居酒屋えぐざいるみたいな」

海沼「確かに！夏と言えば！みたいな感じでありかもしれませんね。みなさんが思う夏を僕たちが表現していこうかと思っています」

陣「4日目なので、エネルギーを使い切ると思います」

――ちなみに好きな屋台の食べ物は？

海沼「りんご飴」

川村「おいしいよね」

陣「僕は屋台の大きい唐揚げ。細長いカップに入った。お祭りって歩くからお腹が空いて食べちゃう」

海沼「爆食いしちゃいますね。一番食べているかも……。焼きそばとか！」

川村「焼きそばもいいね」

陣「ちょっと高くてもお祭りって関係なくなる」

川村「屋台って値段が安く感じちゃうもんな。イカ焼きかケバブか焼きそば」

海沼「ケバブいいな……」

川村「焼きそばは野球場で食べるのが一番おいしいからケバブで！」

――夏にちなんで、夏にしたいことやチャレンジしたいことなども伺いたいのですが、海沼さんはBALLISTIK BOYZで8月から半年間、タイに武者修行にも行かれますよね。

海沼「海外での挑戦は自分たちが結成当初から思い描いていた夢でもありますし、（EXILE）HIROさんをはじめLDHが世界進出というところに観点を置いて力を入れているので、そういうところに自分たちが思い描いていた夢がリンクして一緒にそこを目指せるというのは、自分たちにとってもありがたいと思います。本当はコロナ禍の前に少しずつ形にしようと思って少しずつ進めていたものが消えてしまったの
で、それがやっと動き出せます。グループ単体で見たらすごく嬉しい気持ちでもありますし、LDHとして見た時にやっと日本を代表して世界で戦っていけるのというワクワクする気持ちがあります。HIROさんとも日頃お話させていただく中でも、成長して日本に帰ってくるというレベルではなく、世界を獲りに行くレベルの熱量でということをお話していので、自分たちも世界進出を本気で狙っています。今後の日本のカルチャーを広めていくという意味でも日本を代表して責任を持っていきたいです」

――では、ご自身がプライベートで夏にしたいことやチャレンジしたいことは？

陣「この夏……」

川村・海沼「………」

陣「こんなに3人とも何も出てこない!?（笑）。僕、めちゃくちゃ汗っかきなんですよ。夏がとにかく苦手でハンドタオルを片手に持っているんですけど、今年の目標はイラっとしない。汗がイヤでイヤでイヤで……。それでも楽しめる方法を探して、夏を好きになりたいです！」

川村「家でゲームです」

――夏は関係なさそうですが……。川村さんも海沼さんもゲーマーですよね。

海沼「夏のことを聞かれて、夏にあのゲームのアップデートがくるなって思いました」

陣「夏関係ない（笑）」

川村「あのゲーム発売するなとか」

海沼「ホントですよね」

川村「海とか興味がない……」

海沼「日焼けして痛い痛いと言っているのが目に見えてイヤです。でも、花火を見に行きたいな」

川村「あっ、でもワンチャン近くのお祭りにメンバーとふらっと行きたい」

陣「確かに。プライベートで浴衣着たいよね。仕事でしか着ないから」

川村「確かに」

陣「メンバーだけで行って」

川村「あの甚平借りていきます？」

陣「THE RAMPAGEのやつ？」

川村「目立ちすぎですか？」

陣「ゴリTHE RAMPAGEじゃん。似たような甚平を着ているなと思ったらTHE RAMPAGEじゃんみたいな。でも、やりたいな（笑）」

――『BATTLE OF SUMMER』では、浴衣など観客の方のドレスコードはあるのでしょうか？

陣「特にないのですが、夏になると浴衣でライブに来られる方多いですね」

海沼「お客さんが浴衣だったら面白そう」

川村「確かに。SUMMERの衣装は全員浴衣とか？」

海沼「SUMMER用にグッズ作ってみんな同じとか！」

――楽しそうですね！普段、個々のグループでステージに立っていますが、同じステージに立った時に他のグループから刺激を感じることは？

海沼「僕たちは4グループの中で一番後輩グループなので、刺激しかないです。後輩がいないので恐れることもなく、本当にただただ先輩方の背中を見て学んでいます。BALLISTIK BOYZは「BATTLE OF TOKYO」内ではJIGGY BOYSというスキャンする（情報簒奪解析・じょうほうさんだつかいせき）グループで、いろいろいいところを盗んで自分たちのものにできるという異能（スキル）を持っているので、それぞれのグループのいいところを盗んで自分たちのものにするというのは刺激でしかない
です！」

――ちなみに、THE RAMPAGEから刺激を受けたところは？

海沼「漢の気合いが一番あるグループですね。そういうところは僕たちにはまだ足りていない部分なので、同じぐらいの熱量でいきたいという気持ちはあります。リハーサルで少しずつライブに持っていくために追いついていきたいです」

――陣さん、川村さんはいかがでしょうか？

川村「“あの曲かっこいいね”って話したことあったよね？」

海沼「ありましたね。すごく聴いてくださっているんです」

川村「BALLISTIK BOYZの楽曲のテイストが、僕たちがやりたいことに近いところをやっているので、いいなと思いながら聴いています。THE RAMPAGEって一枚岩みたいなところがあり、チームの結束があるグループで、GENERATIONSさんやFANTASTICSとは、カラーがまったく違うんですよね。THE RAMPAGEは自分たちのスタイルをどんどんいきたくなる。そういう意味ではGENERATIONSさんやFANTASTICS、他のグループを見ている中で、カラーが違う分、刺激やエネルギーをいただいています」

陣「BALLISTIK BOYZはリーダーがいないので、そこも新しいと思っていて。僕らはリーダーがいてヴォーカルがいて、パフォーマーがいてと役割があって、それはチームとして良いのですが、たまにもっとフラットでいいのにと思う瞬間もあったりもします。それがBALLISTIK BOYZを見ていると、今のグループの形がBALLISTIK BOYZにハマっているのかというところで、THE RAMPAGEはもっと何かできることがあるとか、みんなで話し合いたいという意味でも、他のグループから見て学んでいます」

――最後に『BATTLE OF TOKYO ～TIME 4 Jr.EXILE～』初日の7月21日に発売される小説「BATTLE OF TOKYO vol.4（角川文庫）について伺います。読んだ感想やアピールをお願いします。

海沼「僕たちのJIGGY BOYSが技をいろいろ取り入れて、それぞれが活躍する場がだんだん増えてきたり、それぞれにピックアップした内容があったり、キャラクターを楽しんでもらえるようになってきたのが見どころです。それぞれのグループに大きな出来事が起きたりするので、そこも見どころなので、この先どうなるのかというのを考えて期待を持つぐらい面白い内容になっています」

川村「騙されたと思って読んでいただきたいです。キャラクターそれぞれが丁寧に描かれているので、初見の方でも面白い内容になっています。僕も気づいたら読んでいる最中に、面白すぎて集中して読んでいる瞬間がありました。すごくハマれると思いますし、誰が黒幕なのか、何が真実なのか、そもそもこの物語の終着点がなんなんだろうとか……。自分で想像し始めると訳がわからなくなるのですが、これからすごくワクワクすることが待っているんだろうなという期待が生まれ、いち小説ファンとしてお勧めしたいです。ライブだけ来て下さるのももちろん嬉しいのですが、小説が苦手でなければ読んでいただいたら、映像などライブとリンクしている部分もあって、より楽しんでいただけると思うので、是非小説も読んでいただきたいです！」

陣「コピーや複製されたものが世の中にいっぱいあって、今の社会と通ずるものがあるというか……。今、いろいろなコンテンツが観られる一方、ネットの情報も本当なのか嘘なのかという時代になっています。僕ら4チームが軸になって、その世界では本物を見つけていくということを改めて実感させられ、その辺の目的というのが現代社会とリンクすることが多くあります。読まれる方もそういう視点で見ていると面白いと感じてもらえると思います。僕らもEXILEさんを見て真似してきているのですが、THE RAMPAGEになった瞬間にTHE RAMPAGEにしかないものを作っていかなければならないこともあるので、読んでいて大事なものを物語の中で気付かせていただきました。ぜひ、読んでいただければと思います！」

PROFILE

陣　ZIN（写真：右）
1994年4月28日生まれ、大阪府出身
THE RAMPAGE from EXILE TRIBE（Performer/Reader）

川村壱馬　KAZUMA KAWAMURA（写真：中央）
1997年1月7日生まれ、大阪府出身
THE RAMPAGE from EXILE TRIBE（Vocal）

海沼流星　RYUSEI KAINUMA（写真：左）
1999年6月19日生まれ、神奈川県出身
BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBE（Rap/Performer）

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