波瑠が主演を務める新・月10ドラマ『魔法のリノベ』(カンテレ・フジテレビ系/7月スタート毎週月曜夜10時)。本作は、星崎真紀による同名コミック『魔法のリノベ』(双葉社 JOUR COMICS)が原作。
大手リフォーム会社で営業成績抜群のエースの立場にありながら、ワケあって男だらけの福山家が営む「まるふく工務店」に転職してきた波瑠が演じる主人公・真行寺(しんぎょうじ)小梅と、間宮祥太朗が演じる工務店の長男で、営業成績0点のバツ2シングルファーザー・福山玄之介(げんのすけ)がバディを組んで住宅リノベ提案という“魔法”で、依頼人すら気づいていない悩みや問題をスカッと解決していく“人生再生ストーリー。
主演の波瑠が演じる小梅、間宮祥太朗演じるバツ2シングルファーザーの福山玄之介のほか、遠藤憲一演じる玄之介(間宮)の父親・福山蔵之介、原田泰造演じる小梅の元上司・有川拓、金子大地演じる小梅の元同僚・久保寺彰、吉野北人演じる玄之介の弟・福山竜之介といった個性豊かなキャラクターが登場する。
今夜放送される第9話の舞台は、テレビの密着番組で一躍お茶の間の人気者になった大家族・真野家。一家の大黒柱である母・真野珠江(まの・たまえ)のもと、やんちゃで元気いっぱいの3男4女が、家を訪れた小梅や玄之介を圧倒するほどのエネルギーで、日々ドタバタ劇を繰り広げている。
スーパーでパート勤務をしながら、食べ盛り・遊び盛りの7人の子供を育てる母・珠江を演じるのは、池谷のぶえ。母を支えるべく、レンタカー会社の事務員として働くしっかりものの長女・樹愛留(じゅえる・21歳)を演じるのは、宮﨑優。調理師学校に通い、いつも弟や妹たちに手作りのお菓子を作ってあげる次女・帝愛羅(てぃあら・19歳)役は駒井蓮。受験を控え、勉強に本腰を入れたい中学3年生の長男・駆里星(くりすた・15歳)役は、白鳥晴都。一人部屋に憧れる中学1年生の三女・帝羽虹(てぃはに・13歳)役には、垂水文音、いたずら好きの小学校3年生、次男・剛竜人(ごると・9歳)を演じるのは戸井田竜空。剛竜人に負けず劣らずのやんちゃ坊主、小学校1年生の三男・紫流馬(しるば・7歳)役は森優理斗。そして真野家のアイドル、末っ子の四女・瞳心(ろここ)役は英茉と、いずれもドラマや映画、さまざまな舞台で活躍するフレッシュな若手が顔をそろえた。
『グレートマミーと風まかせ7人兄弟』という人気テレビ番組に出演している真野家は、互いに助け合いながら仲良く元気に暮らす家族として世間から温かい目で見守られている。
しかし現実はそんなに甘くはなく、有名一家からの依頼にどこか浮足立っていた小梅と玄之介も、真野家に足を踏み入れた瞬間、厳しい現実を目の当たりにすることに。大量の洗濯物や散乱する子供たちの所持品、自分のスペースどころか家族全員で食事をすることもままならない家ーー。「どこから手を付けていいのか…」という珠江の言葉どおり、想像をはるかに超えた乱雑さに思わず呆然とする小梅だったが、一転、プロとしてのやる気に火がつき、真野家に潜む魔物退治に乗り出す。
大家族に限らず、暮らしやすさを追求した家事動線や収納問題は、今も昔も変わることのない“住まい”の大テーマ。小梅の魔法を持ってしても変えることができないと思われたアナーキーな家に、“梅玄コンビ”はどう立ち向かうのか!?さらに、リノベがきっかけで、大家族が抱える問題の本質も浮き彫りに…。はたして、2人は家族全員が納得する住みやすい家にリノベすることはできるのか!?
ついに最終章へと突入する『魔法のリノベ』第9話は、9月12日よる10時より放送。
池谷のぶえ(真野珠江役)コメント
Q.台本を読んだ時の感想をお願いします。
実際のリノベーション経験はありませんが、今回、プレゼンしていただくシーンで、リノベ後の図面やイメージ写真を見せていただいた時に、実際は自分の家ではないのに、高揚している自分がいました。ですが、リノベのために長年動かしていなかった家具を動かしたり、仕舞い込んでいた荷物を開けたりすると、思いもよらなかった思いも顔を出し、それらに真剣に向き合わなければなりません。リノベは人生のスイッチだなぁと思いました。
Q.演じる真野家のお母さん・珠江はどういったキャラクターの人物でしょうか?また、子供7人が登場する撮影はいかがでしたか?
7人の子どもたちに恵まれ、たくましく生活しているグレートマミーです。私は普段ひとり暮らしですし、大勢の子どもたちが集う場は久しぶりで、たくさん元気をもらいつつ、元気を吸われもしました(笑)。
Q.波瑠さん、間宮さんの印象はいかがでしたか?
波瑠さんとは、数年前の現場で母娘の関係で初めてご一緒させていただいたので、「いま娘は、リノベーションのお仕事をがんばってるのね…」と、いまだに母親的感情が刷り込まれております。
間宮さんとははじめましてでしたが、波瑠さんと間宮さんの絶妙なバディ感が、2人の役の関係性はどこに向かっていくのだろう? とワクワクさせられました。
Q.第9話のみどころ、視聴者へのメッセージをお願いします!
大家族・真野家も、リノベをすることによって“パンドラの箱”が開きます。今回の子どもたちの名前には、とある統一性があって、パンドラの箱が開いたことによって、最終的には大事にしていた宝石箱を開くような気持ちになったお話でした。ザワザワした真野家のリノベと並行して、小梅さんの周りもザワザワと動きがあるようです。どうぞお楽しみに。
9月12日(月)放送 第9話・あらすじ
互いの思いを伝えあった小梅(波瑠)と玄之介(間宮祥太朗)の間に、どこか甘い雰囲気が漂うなか、人気テレビ番組『グレートマミーと風まかせ7人兄弟』で注目を集める大家族から、リノベの依頼が舞い込む。当然、テレビカメラによる撮影も行われるため、メディアデビューだとはしゃぐ一同。
しかし早速、母・珠江(池谷のぶえ)と7人の子供たちが暮らす真野家を内見した小梅と玄之介は、想像をはるかに超える乱雑ぶりに驚がく。小梅はがぜん闘志を燃やし、山登りの際に2人で訪れた「一休食堂」の案件は、ひとまず玄之介主導で進めることになる。ところが、玄之介から「一休食堂」の名を聞いた蔵之介(遠藤憲一)は顔色を変え、そこへ有川(原田泰造)が乗り込んでくる。
再び真野家を訪れた小梅は、竜之介(吉野北人)が考えたプランを一家に提案するが、それをきっかけに、長女の樹愛留(じゅえる/宮﨑優)と次女の帝愛羅(てぃあら/駒井蓮)が大ゲンカ。帝愛羅は、家族の前で“ある秘密”を暴露してしまう…。
さらにその帰り道、玄之介の元には「一休食堂」の店主・飛山剛志(大友康平)から電話が。とある筋から玄之介の正体を吹き込まれた剛志は、「アンタの親父がやったことは忘れてねぇんだよ!二度と顔見せんな」と、殺気立った口調で「まるふく工務店」を拒絶する。蔵之介と「一休食堂」の間には、何やら因縁がある――そう察した玄之介と小梅が尋ねると、蔵之介は意外な過去をポツリポツリと語り始めて!?
月10ドラマ「魔法のリノベ」
【放送枠】毎週月曜よる10時(カンテレ・フジテレビ系全国ネット)
【出演】
波瑠、間宮祥太朗
金子大地、吉野北人(THE RAMPAGE) SUMIRE 本多力 山下航平 岩川晴・YOU 近藤芳正・原田泰造 遠藤憲一
【原作】星崎真紀 『魔法のリノベ』 (双葉社 JOUR COMICS)
【脚本】上田誠(ヨーロッパ企画)
【主題歌】ヨルシカ「チノカテ」 (ユニバーサルJ)
【オープニング曲】さとうもか 「魔法」 (EMI Records)
【プロデューサー】岡光寛子(カンテレ) 伊藤茜(メディアプルポ) 田端綾子(メディアプルポ)
【監督】瑠東東一郎 本田隆一
【制作協力】メディアプルポ
【制作著作】カンテレ