撮影/奥田耕平(THE96) スタイリスト/LEE MINGYU ヘア/SONG MISEON メイク/PARK MIKI 文/瀧本幸恵
――自身初となるソロでのファンミーティング「2022 ROWOON(from SF9)1st Solo FANMEETING ~恋慕(LOVE)~」はどうでしたか。
「決まった時は信じられませんでした。“僕が一人で? 日本で?”と聞き返してしまいました。実際に一人でやるのはものすごく緊張しました。せっかくやらせていただけるなら“もっと、もっと”という欲が出てしまって、普段より歌う曲数も多めにしたのですが、その反面、自分では心残りとなる部分もあって…。次にまた同じような機会をいただけるのなら、もっと完璧なステージをお見せしたいと思います。最初に一人でファンミーティングをすることに関して“信じられない”と思った僕の気持ちを、大きく変えてくださったファンのみなさんへ本当に感謝しています。みなさんが想像している以上に、僕は今回のイベントがすごくヒーリングになりました。この素敵な記憶のおかげで、韓国に戻ってからもまた一生懸命頑張れると思います」
――改めて「ファン」とは、どんな存在だと感じていますか。
「ファンミーティングの時にもお話したのですが、僕の職業は“大衆文化芸術人(芸能人)”で、それは大衆のみなさんがいてこそ成り立つ存在です。みなさんがいなければ僕の存在理由はなくなってしまいます。今日のようにインタビューの場があるのも、ファンミーティングができるのも、演技をしたり歌を歌ったりできるのも、それを楽しんでくださる方々がいるからで、本当にファンのみなさんの大切さを日々感じています。そして僕を緊張させるのもファンのみなさんですが、同時にその緊張を解いてくださるのもファンのみなさんです。みなさんがいてくれるからこそ、自分の進むべき道を進んでいけるのだと思います。時には疲れて投げ出したくなることもあるかも知れませんが、自分はあくまでも自由な心を持って進んでいこうと思っています。ファンのみなさんはそう思わせてくださる存在です」
――ちなみに日本語の勉強はしていますか。
「以前は勉強していたんですが、今はちょっとできていなくて…。頑張らないといけないなと思っています。最近覚えたお気に入りの日本語は“ここそこあそこ”です(笑)。音がかわいいです」
――久しぶりの来日はどうですか。
「美味しいものをたくさん食べました。昨日、鉄板焼きを食べて、その前にはすき焼きも食べました。今日の夕ご飯はうなぎを食べる予定です(笑)。今回はプライベートな時間もあるので、東京を楽しみたいと思います」
――ロウンさんは演技活動も積極的に行っていますが、演技をする中で「これだけは譲れない」ということはありますか。
「僕の場合は譲ること、譲歩することのほうが、演技をする上では役に立つと思います。例えばあるシーンで、自分がするべき表現を考える時、相手役の方がこう表現するには、自分はどうすべきかを考えます。譲るというより、相手役の方のことを考えることで、自分もうまくできるようになると思うんです。だから“譲れない”ことは特にないですね」
――出演作を選ぶ上での基準は何ですか。
「まずは新しさ、挑戦する意味合いがあるもの。あとは作品の持つメッセージがどんなものか。それから何より自分自身が脚本を読んで面白いと感じられるかどうかですね」
――今後やってみたい作品・役柄は?
「具体的なものだと、何らかの事情を抱えた寂しい一匹狼的な役柄を演じてみたいです。あとはラブコメや、アクションもやってみたいと思います。それから年を重ねて遅くなる前に、もう一度制服を着たいです(笑)。もうちょっと無理かもしれませんが…(笑)」
――表現者としてのインプットはどのようにしていますか。
「人からですね。演技をするようになってから、人を観察することが習慣になりましたし、ポジティブに関心を持つようになりました。世の中の人がすべていい人ばかりというのはあり得ないですが、それでもそれをポジティブに受け入れるようにしているんです。例えばある人が良くない行動をしたとしても“あの人はそういうこともする人なんだ”と流すようにしています」
――今、お仕事を頑張れる一番の原動力は?
「劣等感ですかね。劣等感って良くないものだと捉えられがちですが、うまく使えばいい刺激になると思うんです。僕はもともといろんな意味で欲が多いんだと思います。例えば自分がうまくできないことを、他の人ができているのを見ると“羨ましい”と感じます。物質的なものではなく、人としての要素や能力に対して、自分もほしいけど、果たしてどうすれば得られるんだろうと。あまりにいろんなことに対して思うので、具体的に何と言うのは難しいんですけどね(笑)」
PROFILE
ロウン ROWOON
1996年8月7日生まれ、韓国・ソウル出身
SF9のメンバー
〈近年の主な出演作〉
ドラマ「偶然見つけたハル」(2019年)
ドラマ「先輩、その口紅塗らないで」(2021年)
ドラマ「恋慕」(2021年)
ドラマ「明日」(2022年)
〈待機作〉
「THE IDOL BAND : BOY's BATTLE」MCで出演(今秋スタート予定)
「THE BEST〜Dear Fantasy〜」
今年6月にSF9の日本デビュー5周年を記念した初のベストアルバム。好評発売中。
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