3月7日から放送開始したドラマ「往生際の意味を知れ!」のエピソード、見どころポイントを伺った。
——現在、ドラマドラマ「往生際の意味を知れ!」放送中。演じるのは、主人公の友人で人気俳優の榊田正史役とのこと。
「スター感のある人気俳優の役です!」
——役作りなどは?
「素で行こうと思いました、アハハハ。っていうのは半分冗談ですけれど、でも自分のアーティシズムやコンフィデンスという表現については、そのままいける気はしました」
——なるほど。そんな風にハッキリ言える三山さんの魅力が存分に発揮されていると期待しちゃいます。
「プラス、榊田は東大卒のエリートという肩書きもあって、ものすごくクレバーな人なので、落ち着きや物事を俯瞰で見るという表現も必要。僕の“素”の部分と違いとを掛け合わせて榊田のエッセンスを加えていくような役作りをしました。原作でもすごく明るいキャラクターで、そこは僕の要素を使ってのお芝居をしました。人気俳優の役で物語ではちょっと浮いているキャラクターですが、僕は俳優をやっているので、逆にリアリティを感じた役でした。ちょっと不思議な感覚です(笑)」
——撮影現場の雰囲気はいかがですか?
「すごく楽しいです。実は主人公·市松海路役の青木柚くんに初めて会った日に、BE:FIRSTのファンだというのが発覚して。しかも本気のファンだったんです。『東京公演で最前列のチケット当たって観に行きました!』と聞いて……」
——最前列!それは本物ですね。
「そうなんです。そういえば、その日の公演の最前列に男の人一人いたな……って思い出して。一人だったからよく覚えていて、それが柚くんだったんです(笑)。ステージの感想を制作側や演者だからこそわかる目線など、いろいろな角度から話してくれて。本当のファンでもあるし、ちゃんとした見方をしてくれていることがすごくうれしくて。すぐに仲良くなりました。この前もいっしょにご飯食べに行ったばかりです」
——前回のインタビューでもご縁のお話が出ましたが、ここでも。
「縁に関しては、僕は確実に何かを持っていると思います。そういうのがぐるぐる廻って、ご縁で何かをやらせてもらって、良い形で繋がり続いていくというのは、僕の人生ではすごく多いです」
——前回、今回のインタビューだけでご縁の話を続けて伺いましたし、何か持っている感じは伝わってきます。では、青木さんも現場の楽しみが増えているのではないでしょうか。
「だと思います。アリーナ公演に招待したら、すごく喜んでくれました。楽屋に挨拶に来てくれたのですが、BE:FIRSTのメンバーが全員揃っていて。『僕の生きがいです!』ってかなり緊張気味に喋っている柚くんがめちゃくちゃ可愛かったです(笑)」
——ドラマで描かれるのは“やり直し”ラブストーリー。自分をしっかり持って後悔しない選択をしている印象のある三山さんですが、やり直したいことってありますか?
「中学生のときにもっと寝てればよかったかな。もっとちゃんとしっかり睡眠をとっていれば、もうちょっと身長も伸びたと思うんです。それだけは今、マジで後悔しています」
——可愛らしいやり直し願望です(笑)。では、ドラマのおすすめポイントをお願いします。
「すごく不思議な世界観の物語です。初手からかなりインパクトが強いです。原作の途中まで『この話のテーマは何だろう』と思いながら読み進めていました。あとからスケールの大きさに気づき、面白さにも気づいていく、ちょっと不思議な感覚が味わえると思います!」
MBS/TBSドラマイズム「往生際の意味を知れ!」
〈STORY〉
7年前に別れた謎多き元カノ·日下部日和(見上愛)のことが忘れられず、元カノ教の敬虔な信徒と化していた、サラリーマン·市松海路(青木柚)。“元カノと結婚したい”と公言し、7年経った今でも日和との写真や映像を視聴することで自我を保っていた海路だったが、ある日落雷により自宅が全焼。思い出は灰となり、すべてを失った海路は絶望感から自殺を試みるが、まさにそのとき、日和からの電話で人生が大きく変わりーー!? 登場人物全員アンモラル⁉︎ 狂気のやり直しラブストーリー、開幕!
〈CAST/STAFF〉
出演:見上愛 青木柚
樋口日奈/三山凌輝/安斉星来 宮﨑優 遊井亮子
山本未來
監督:アベラヒデノブ
脚本:開真理 竹村武司
製作:「往生際の意味を知れ!」製作委員会・MBS
3月7日(火)より放送スタート
MBS:毎週火曜24:59〜 TBS:毎週火曜25:28〜
※第1·2話のみ5分押し
配信:TBS放送後に、TVer、MBS動画イズム 見逃し配信1週間あり
Huluで見放題独占配信決定
原作:米代恭「往生際の意味を知れ!」
(小学館「週刊ビッグコミックスピリッツ連載中)
©︎「往生際の意味を知れ!」製作委員会·MBS ©︎米代恭/小学館
現在発売中のSCREEN+Plus Vol.83では表現者としての原動力や見据える未来の話をお伺いしました。