長妻怜央(7ORDER)の映画初主演作となる映画『犬、回転して、逃げる』(2023年3月17日より公開中)は、主人公が飼っている犬が行方不明になったことからさまざまな物語が展開するサスペンスコメディ。
泥棒という特殊な役に挑戦した本作の演じたキャラクターについて語ってくれた。
撮影/稲澤朝博 スタイリスト/カワセ136 ヘアメイク/伊藤里香 文/奧村百恵
画像1: 長妻怜央 インタビュー「タイトルを見てどういう話なんだろうと頭の中が?マークでいっぱいになりました」

――本作のお話をいただいたときはどのような心境でしたか?
「まずタイトルだけをパッと見て“『犬、回転して、逃げる』ってどういう話なんだろう”と頭の中が?マークでいっぱいになったのを覚えています。それで台本を読んでみたら、タイトルの通り犬が逃げたことから主人公をはじめ登場人物たちの物語が展開していったので、“なるほど、おもしろい映画になりそうだな”とワクワクしました」
――“爆弾”や“裏稼業”といったダークなものを扱いながらも全体的にはコミカルで、サスペンスコメディというジャンルがとても新鮮でした。
「確かに、笑えるのにダークでシュールな作品ってなかなかないですよね。僕は本作のような世界観がすごく好きなので、演じていて楽しかったです」
――長妻さんが演じた木梨栄木は、表の顔はカフェの店員で裏の顔は泥棒という特殊なキャラクターですが、ご自身と似ている部分はありましたか?
「似ている部分はないですね(笑)。むしろ自分とは真逆だなと思うところばかりでした。例えば、木梨はこだわりが強いけれど僕は私生活において全くこだわりがないんです。洋服ひとつにしても、木梨は白シャツばかり着ているけど僕は動きやすいものならなんでもOKみたいな(笑)。木梨みたいにこだわりが強い人って、誰かとぶつかることも多いだろうし、生きづらいんじゃないかなと思います」
――ちなみに自分とは真逆の人と仲良くなれるタイプですか?
「自分にはない価値観や考えを持っている人だったら興味があるので色々と話してみたいです。ただ、木梨の場合はめっちゃめんどくさいタイプだと思うので、たぶん仲良くなれないんじゃないかなって(苦笑)。だけど木梨を演じたことで“こだわりが強い人の考え方や物事の見方”が少しわかったので、それはすごくいい経験でしたね」

画像2: 長妻怜央 インタビュー「タイトルを見てどういう話なんだろうと頭の中が?マークでいっぱいになりました」

映画『犬、回転して、逃げる』

逃げ出した愛犬を盗まれたと勘違いした主人公と、その周辺で巻き起こる騒動を描いた異色のサスペンスコメディ。主演を務めた長妻怜央は、人気男性グループ「7ORDER」のメンバーとして活躍しているが『ラストサマーウォーズ』(22年)に出演するなど俳優としての顔を持つ。本作はそんな彼の映画初主演作品。シリアスな演技、コメディタッチの演技と、多彩な顔の長妻が本作には詰め込まれている。また、主人公が出会う婦人警官の眉村をAKB48元メンバーの宮澤佐江が演じており、他キャストになだぎ武、仁科亜季子など個性派俳優が集結。監督と脚本を務める西垣匡基は、関西で絶大な人気を誇る劇団「ヨーロッパ企画」出身で、シュール過ぎると言っていい映像は演劇出身の監督らしさが発揮されている。

〈CAST/STAFF〉

出演:長妻怜央(7ORDER)、宮澤佐江、
   なたぎ武、中村歌昇、三戸杏琉、
   小坂涼太郎、ワタリ119
   仁科亜季子/登坂淳一
脚本・監督:西垣匡基
配給:アイエス・フィールド
3月17日(金)よりシネ・リーブル池袋、シネ・リーブル梅田ほか全国順次公開中
主題歌:「なんとかやってますわ」7ORDER
企画・製作:TUFF STUFF
Ⓒ2023映画「犬、回転して、逃げる」製作委員会

現在発売中のSCREEN+Plus Vol.83では撮影秘話や、共演した豆柴とのエピソードなどをお伺いしました。

画像1: 長妻怜央さん SCREEN+Plus vol.83メイキングムービー! #Shorts www.youtube.com

長妻怜央さん SCREEN+Plus vol.83メイキングムービー! #Shorts

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