映画『明日を綴る写真館』(6月7日公開)の完成披露舞台あいさつに、主演の平泉成、佐野晶哉、佐藤浩市、市毛良枝、秋山純監督が登壇した。キャリア60年にして初主演の平泉のもとに集まったキャストと監督らがクロストークを行った。
(撮影/大西基)

全員が登壇後、平泉が「さびれた写真館の店主が、こんな派手な洋服を着て参りました!」と挨拶、それに続いて相手役を演じた佐野も「期待の次世代俳優でございます!」と会場を笑わせた。

画像1: 『明日を綴る写真館』完成披露舞台挨拶に平泉成、佐野晶哉、佐藤浩市、市毛良枝らが登壇。キャストから次回作の案に監督も「すぐ撮ります!」

見事に平泉の相手役を演じきった佐野は、「僕は勝手に成さんの孫だと思っています」と、映画の撮影をきっかけに仲良くしていることを話した。一方で、平泉も佐野の印象を尋ねられると、「まずはCDデビューおめでとう!」と、先日デビューしたばかりの佐野の所属するAぇ! groupに対してお祝いの言葉を贈り、「豊かな感性がありますよね。立っているときも自然なんです。俳優にとってやわらかさってすごく大切。芝居をしながらじっと見ていると、けっこうかわいい顔してる。藤沢周平の時代劇なんかをやってみたらいいんじゃないか。見てみたいです」と佐野の演技や佇まいに期待をしていることを語った。

画像2: 『明日を綴る写真館』完成披露舞台挨拶に平泉成、佐野晶哉、佐藤浩市、市毛良枝らが登壇。キャストから次回作の案に監督も「すぐ撮ります!」
画像3: 『明日を綴る写真館』完成披露舞台挨拶に平泉成、佐野晶哉、佐藤浩市、市毛良枝らが登壇。キャストから次回作の案に監督も「すぐ撮ります!」

トークも終盤に差し掛かり、今後挑戦してみたいことをキャスト全員が問われると、市毛は「何か楽器をひとつやりたいなと思ってます」とコメント。佐藤は「常に役の上で新しい経験をさせてもらってます」と語ったが、佐野が「Aぇ! groupの曲を作詞作曲はさせてもらったことはあるんですが、グループを超えていつか浩市さんの曲を書いてみたいです!」と答えると、佐藤も「ブルースロック書ける?って(佐野に)聞いちゃった」と、以前、曲を書く話が出ていたことが明かされた。平泉が「盆踊りぐらいのリズムしかできないんですが、ジャズダンスか何かに挑戦してみたいな」と希望を語ると、「僕の書いた曲を浩市さんが歌って、そのバックで市毛さんが楽器を演奏して、それにあわせて成さんが踊りましょう!」と佐野がまとめると、「それは映画の第2弾?」という質問が。「やりましょ!」と力強く佐野が全員を促した。そんなまさかの次回作案に監督も「すぐ撮ります!」反応していた。

画像4: 『明日を綴る写真館』完成披露舞台挨拶に平泉成、佐野晶哉、佐藤浩市、市毛良枝らが登壇。キャストから次回作の案に監督も「すぐ撮ります!」
画像5: 『明日を綴る写真館』完成披露舞台挨拶に平泉成、佐野晶哉、佐藤浩市、市毛良枝らが登壇。キャストから次回作の案に監督も「すぐ撮ります!」

最後に、「この映画で成さんがクランクインした時に1時間くらいお話しをしました。その時、成さんが、“現役60年も長く続けてくるといいことあるよなあ”とか、“80歳にしてチャンスがめぐってきたな”と話してくれて、“俳優ってどれだけやってても正解が分からなくてそれが楽しい。だから佐野も80歳になっても芝居しててくれよ!”と熱い言葉を頂きました。この作品で僕の中の人生観が変わりました」と佐野にとって大事な作品となったことを語った。

『明日を綴る写真館』

画像6: 『明日を綴る写真館』完成披露舞台挨拶に平泉成、佐野晶哉、佐藤浩市、市毛良枝らが登壇。キャストから次回作の案に監督も「すぐ撮ります!」

出演:平泉 成
佐野晶哉(Aぇ! group)
嘉島 陸 咲貴 ⽥中洸希 吉⽥ 玲 林⽥岬優
佐藤浩市 吉瀬美智⼦ ⾼橋克典 ⽥中 健 美保 純 ⾚井英和
⿊⽊ 瞳/市⽑良枝
原作:あるた梨沙『明⽇を綴る写真館』(BRIDGE COMICS / KADOKAWA刊)
企画・監督・プロデュース:秋⼭ 純

配給:アスミック・エース

©2024「明⽇を綴る写真館」製作委員会 ©あるた梨沙/KADOKAWA

6⽉7⽇(⾦)全国公開!

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