――極楽蝶の仲間を演じた豆原一成さん、山中柔太朗さん、井上想良さんとの共演はいかがでしたか？
３人とも演技が上手いので、常にアドバイスをもらいました。「このシーンは陽二なら女の子にグイグイ行くだろうからこうしたら」ってアドバイスしてくれたり、真似して見せてくれたこともありました（笑）。４人でいるときの雰囲気は、映画の中の４人と同じぐらいずっとわちゃわちゃ喋ってましたね。一緒にコンビニに行ってお菓子を買ったり、控え室で、今流行っているアーティストの話をしたり、劇中の４人みたいな関係性でした。
――普段の４人のキャラも気になります。
想良くんと柔くんはそのまんまです。クールだけどおちゃらけって感じで、映画のキャラと似ていますね。僕はずっと緊張していたので、励ましてもらっていました。まめちゃんは意外とシャイなので、僕と同じく落ち着いていたんですけど、でも４人でいろんな話をして仲良かったですよ。
――豆原さんとは撮影を通してかなり仲良しになったとか。
すごく仲良くなりました。今もすごく仲が良いですね。この間も僕の家に来て、波留(大久保波留(DXTEEN))も呼んで、３人でご飯を食べながら芝居のこととか語りました。
――おふたりの関係性と司と陽二の関係性、共通する部分はあったりします？
似ている部分があるかもしれない。僕がちょっと壁を乗り越えて、まめちゃんの心を開かせたところがあるというか（笑）。まめちゃんはめちゃめちゃ優しくて、愛想も悪いわけではないんですけど、ちょっとシャイな部分があるので。でも今は「理人は友達だよね、完全に」って言ってくれるぐらい仲良しです。それぐらい心を開いてくれたと思うと嬉しいですね。
――ところで池﨑さんといえば、INIのイケメンボイス担当じゃないですか。注目して欲しいセリフは？
後半にある大下ヒロトくん演じる陴威窠⽃(BEAST)のカズと陽二との二人が熱い気持ちをぶつけるように語り合うシーンもいいんですけど、一番は最後の大乱闘シーンですね。そこで『カズーーーーー!!』って叫んでいます。自分でいうのもアレですが、とてもカッコいいです（笑）。
――では、映画タイトルの「BAD」に掛けて、自分の悪癖とか直したいところを教えてください。
何においてもモチベーションにすごく波があることですかね。ずっとハッピーでいたいけど、何もやる気が起きない時期もあれば、無敵!! みたいな時期もあって。それが悩みですね。あと飽き性みたいなところもあって、これってひとつ決めても長く続かないんです。
――今まで飽きたことの代表例を挙げるなら？
食べ物でいえば、しめ鯖が大好きな時期があって、２、３日に１回スーパーで買って食べていたんです。でもけっこうすぐ飽きました。今も久しぶりに食べるとやっぱり美味しいんですけどね。気分なんですよね。すごく熱しやすくて冷めやすいです。
――最後に作品のキャッチコピーが「仲間が俺を強くした」ですが、グループ活動でもプライベートでも池﨑さん自信がそう感じたエピソードがあれば教えてください。
メンバーの後藤威尊とはすごく仲が良いんですけど、自分が思っていた以上にたけちーが「理人に救われてる」って言ってくれたことがありました。お互いのコンプレックスの話をした時に「全然気にならないし、めっちゃカッコイイと思うよ」って言ったんです。僕からすると、たわいもない話の中で言ったことだったのに、たけちーにとっては、何かのコンテンツで話してくれるぐらいのことだったらしくて。そういうの嬉しいなって思うし、逆にたけちーの優しさが僕にとっても心の拠り所というか。安心させてくれるお兄ちゃんだと思っていて大好きですね。
＜Profile＞
池﨑理人
生年月日：2001年8月30日
出身地：福岡県
グローバルボーイズグループINIのメンバーとして活躍。グループではラップを担当。
本作で映画初出演を果たす。
『BADBOYS -THE MOVIE-』
5月30日（金）公開
原作は、規格外のキャラクターが数多く登場し、笑いあり、涙ありの不良漫画の名作・田中宏による「BADBOYS」（少年画報社「ヤングキング」連載）。
映画初主演となる豆原一成（JO1）が主人公の桐木司を、司が一生の絆を築く極楽蝶のメンバーには、川中陽二を池﨑理人（INI）が、中村寿雄を山中柔太朗が、岩見エイジを井上想良が演じる。
出演：豆原一成(JO1)
池﨑理人(INI) 山中柔太朗 井上想良
井頭愛海 岩永丞威
⼤下ヒロト ⼭⾕花純
兵頭功海 ⻘柳翔
監督：西川達郎
原作：田中宏「BADBOYS」（少年画報社ヤングキングコミックス刊）
配給：東映
©田中宏・少年画報社／映画「BADBOYS」製作委員会
