今回追加キャストとして坂東龍汰が、伊藤沙莉演じる倖田の相棒、同じく交番勤務の巡査長・矢吹を演じ、寛一郎が、スズキタゴサク(佐藤二朗)の見張り役を務める刑事、伊勢を演じることが発表された。


主人公・類家役の山田裕貴と、平凡なヴィラン・スズキタゴサク役の佐藤二朗による表裏のティザービジュアルが先行して公開され話題を呼ぶ中、今回新たに、伊藤沙莉、染谷将太、坂東龍汰、寛一郎、渡部篤郎の5名が演じるビジュアルが初解禁され、総勢7名のキャラクタービジュアルとなっている!
スズキタゴサクに対峙し、爆弾の在りかを探す警視庁の刑事、所轄の交番勤務――それぞれの立場で事件に関わる人物たちの表情が一気に明らかとなった。
今回のビジュアルで注目されるのは、本格派キャスト7名すべてに共通してあしらわれた「爆弾」の文字。それぞれのキャラクターがこの“爆弾”にどのような形で関わっていくのか。物語の緊張感を体現するような覚悟に満ちた表情が、劇場公開に向けてさらなる期待を高めている。


倖田役を演じる伊藤沙莉は、撮影をこう振り返る。「事件を調べる外回りのシーンがほとんどで、坂東さん演じる矢吹との掛け合いはどこかほっとするやり取りが多く、楽しかったです。ありがとうございます、って言うと自然にお辞儀してしまうんですけど、警察官は敬礼なんです。所作にも気をつけて演じました。」
スズキタゴサクの取り調べにあたる刑事・等々力役の染谷将太は、佐藤二朗との共演についてコメント。「憎かったですよ(笑)。やっぱり憎いなと思いました。演じていてもすごく馬鹿にされているように感じましたし、あの分量の台詞を完璧にやられている二朗さんは本当にすごかったですね。」


倖田とコンビを組む矢吹を演じた坂東龍汰は、衣装について印象深いエピソードを語る。「警察の衣装を着て、伊藤さんと二人で横並びの写真を撮ってもらったんですけど、良いバディ感が出ていると思いました。着るとスイッチが入るわけではないですが、自然と背筋が伸びるので、役作りの助けになりました。」
取調室でスズキの見張り役を務める刑事・伊勢を演じた寛一郎は、本作のユニークな構成に言及。「外回りで爆弾を探すチームもいますが、大半を取調室のワンシチュエーションで展開され、それがエンターテイメントになっている稀有な作品だと思います。」
そして、類家の上司・清宮を演じる渡部篤郎は、「撮影現場は、何かものすごいことをみんながやっているという意識でいたと思います。スポーツで言えば、決勝戦を戦っているような気持ち。雰囲気でいえば、最後の大事な試合を戦っている感じでした。」と独自な表現で撮影現場での本気度を語っている。

映画『爆弾』
10 月31日全国ロードショー!
出演:山田裕貴 伊藤沙莉 染谷将太 坂東龍汰 寛一郎 渡部篤郎 佐藤二朗
原作:呉勝浩「爆弾」(講談社文庫)
監督:永井聡
配給:ワーナー・ブラザース映画
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