昨年2024年に公開され数々の映画賞を総なめにした映画『正体』にて、第48回⽇本アカデミー賞最優秀監督賞を受賞した藤井道⼈監督とキャメラマン・⽊村⼤作が初タッグを組み、北陸の港町を舞台にした完全オリジナル脚本で描く、映画『港のひかり』が11⽉14⽇(⾦)より全国の劇場にて公開される。
主⼈公の元ヤクザの“おじさん”を演じるのは7年ぶりの単独主演作となる舘ひろし。歌舞伎界の新星として注⽬を集める尾上眞秀が盲⽬の少年・幸太を、成⻑した⻘年・幸太を⼈気と実⼒を兼ね備えた眞栄⽥郷敦がそれぞれ演じる。おじさんと幸太との年の差を超えた⼗数年の友情のものがたりを、舘ひろし、尾上眞秀、眞栄⽥郷敦らが見事に消化している。
本作は過去を捨てた元ヤクザの漁師と⽬の⾒えない少年との⼗数年を描く、年の差を超えた友情と再会のものがたり。元ヤクザのおじさん・三浦と運命的に出会い、交流を深めていく盲⽬の少年・幸太を演じているのが、本作で映画初出演を果たした尾上眞秀だ。尾上といえば、寺島しのぶの息⼦として歌舞伎界ではもちろん、映画界でも注⽬を集めるまさに“新星俳優”の⼀⼈。三浦と友情を築く幼少期の幸太という重要なキャラクターへの抜擢となったきっかけは、藤井監督が歌舞伎の舞台で尾上の姿を⽬にしたことからだったという。
本日9月11日で誕生日を迎え13歳となった尾上に、映画初出演の感想や、主演の舘ひろしとの共演ついてなどコメントが到着した。 また、映画初出演で撮られたメイキングカットとして、クランクアップを迎え⼤きな花束を抱える尾上が⺟・寺島しのぶとともに笑顔を⾒せる姿を捉えたカットなど、合計4点公開。




舘ひろし主演×藤井道人監督最新作映画『港のひかり』は、11⽉14⽇(⾦)より全国公開。
尾上眞秀 コメント全⽂
Q.本作の撮影を振り返ってみていかがでしたか︖
A. 普段関わることのないような⽅と関われて、すごく楽しかったです。
Q.映画作品に初めて出演されて楽しかったこと、歌舞伎とは違うなと感じた部分は︖
A.(映画は)1発勝負になるのと、何度も同じシーンを撮影するのが⼤きく違うところだなと感じました。
Q.撮影現場で楽しかったことは︖
A.スタッフさんといろんなところに遊びに⾏けたことがとても⼼に残っていますが、現場にカメムシがたくさんいたのは⼤変でした。
Q.舘さんとの共演で、どんなことをお話しましたか︖
A. プライベートのお話をすることが多かったです。何が好きかとか、何か⾷べに⾏こうかとか、そういうお話が多かったです。
Q.映画や舞台、歌舞伎など、さまざまなフィールドで活躍をされている眞秀さんの、憧れの俳優さんは︖
A. 僕のおじいちゃん(七代⽬・尾上菊五郎さん)です。演技がすごく⾯⽩くて、憧れています。
Q.9⽉11⽇に13歳の誕⽣⽇を迎えた眞秀さんですが、将来の夢は︖
A. お客様に楽しんでいただけるような⾯⽩くてユニークな役者になりたいです。
Q.本作の公開を楽しみに待っている⼈に向けてメッセージをお願いいたします。
A.⽬の⾒えない少年(幸太)という役を演じるのはすごく難しかったですが、⽩杖の使い⽅も覚えたり⼀⽣懸命頑張りました。みんなの思いがたくさん詰まった素敵な映画なので、ぜひ⾒ていただきたいです。
『港のひかり』
2025年11⽉14⽇(⾦)全国公開
■監督・脚本:藤井道⼈
■企画:河村光庸
■撮影:⽊村⼤作 ■美術:原⽥満⽣ ■⾳楽:岩代太郎
■出演:舘ひろし 眞栄⽥郷敦 尾上眞秀 ⿊島結菜 斎藤⼯ ピエール瀧 ⼀ノ瀬ワタル MEGUMI ⾚堀雅
秋 市村正親 宇崎⻯童 笹野⾼史 椎名桔平
■配給:東映 スターサンズ
©2025「港のひかり」製作委員会