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youtu.be森崎は「⾃分⾃⾝も成⻑を掴み、噛み締めながら進められた作品」と⼿応えを語り、向井も「ウィンくんとの代表作になれば嬉しい」とまっすぐな想いを⼝にする。森崎はタイでの⽇々を「⼤きな家族がひとつできた感覚。⼤きな愛で包んでくれたから⾶び込めました。本当に感謝しています」と思い返す。向井は「(映画を観た)お客さんがそれぞれ違う感情で映画館を出ていく。それが好き。いろいろな⼈が共感できる映画になったら嬉しい」と期待を寄せる。
⼈⽣初のタイでの撮影となった及川光博は、「驚きや感情の揺らぎをリアルタイムで芝居に落とし込めました。⽣涯忘れられない思い出になりました」と充実感をにじませる。その及川演じるジンと恋⼼を抱く関係になっていくサン役のミーンは「映画を早く観たいです。皆さんに映画を通してタイを楽しんでほしいし、タイに来てくれたら嬉しい」と、本作がタイの美しいロケーションも堪能できることをアピールした。
本作の⼭場の⼀つとなるライブシーンの撮影に向けて、宿泊先のホテルで深夜まで練習を重ねたという向井と藤原⼤祐。バンド仲間のファーストやミュージックとともに奏でる、その“⾳楽”もまた、ソウタとカイの恋物語の背中を押す重要な鍵だ。森崎は「現場で(向井の)⽣歌を聴いた瞬間、ストンと胸を打ちました」と告⽩。向井も「(カイの歌う姿に)泣いているシーンを⾒ていたけれど、すごいですよ、ウィンくん。スッとソウタの役に⼊る」と絶賛。撮影現場で、互いの演じる姿を確認し合っていた⼆⼈。相⼿の芝居を最⼤限に引き出すために、⾃分ができることは何でもやりたいという献⾝的な姿勢は、W主演の関係性とソウタとカイの“両⽚想い”の姿に重なる。
キスシーンの撮影現場では、「俺的に、こういきたいんだけど…」とキスをする⾸の⾓度を何度も試す向井の姿が。本番後、モニターで映像チェックをしていた森崎が、ふとあることに気づく。カイがソウタの顔を引き寄せた腕と⼆⼈の頭が「ハートに⾒えない︖︕」。向井の腕のラインと、⼆⼈の頭の輪郭を辿ると、⾒事な“ハート”を描いていたのだ。偶然の造形に、向井も「いいじゃん︕」とご満悦。演出でも台本でもない、⼆⼈の偶然の演技が⽣んだ、“奇跡のハート”のワンショットが誕⽣した。
クランクアップは⽇本で迎えた森崎と向井。向井は「⼤好きな国、タイで仕事ができたことが嬉しい。これからの僕にとって、ウィンくんにとって、みんなにとって、すごく⼤切な作品になると思います。コップンクラップ(ありがとう)︕」と挨拶。森崎も「僕の⼈⽣をガラッと変える作品だと思っています。僕らがやれることはすべて出し切りました︕」と⾔い切る。最後はチャンプ監督も交えて三⼈で固く抱き合い、濃密な⽇々の終わりを確かめ合った。
以前、森崎が「監督をはじめ、タイのチームは楽しそうに撮影を進めていて印象的」と語り、向井も「監督は⽇本が⼤好きで、撮影中もモニターを⾒ながらニヤニヤしている愛情あふれる⽅」と話していたように、撮影現場はとても和気あいあいとした空気に満ちていた本作。チャンプ監督も「⻑い時間を共にした結果、⼤きな家族ができたように感じます。絆は確かに深まりました。私はこの映画をとても誇りに思います」と振り返るように、“奇跡のハート”が⽣まれたのも、偶然というより必然だったのかもしれない。
『(LOVE SONG)』
10月31日(金) 全国ロードショー
出演︓森崎ウィン 向井康⼆(Snow Man)
ミーン・ピーラウィット・アッタチットサターポーン 藤原⼤祐 ⿑藤京⼦
ファースト・チャローンラット・ノープサムローン ミュージック・プレーワー・スタムポン 逢⾒亮太
夏⽬透⽻ ⽔橋研⼆ 宮本裕⼦/筒井真理⼦/及川光博
監督・脚本︓チャンプ・ウィーラチット・トンジラー
配給︓KADOKAWA
©2025『(LOVE SONG)』製作委員会



