バンコクでの“運命の再会”から、カイが叶わない想い歌った曲を披露するライブシーンまで、本編映像より4つの名 シーンを⼀挙公開︕︕
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youtu.be幼馴染で、同じ⼤学に通い、いつも⼀緒にいたソウタ(森崎ウィン)とカイ(向井康⼆)。ソウタは親友であるはずのカイに特別な想いを抱いていたが、「この想いはきっと届かない」と⾃分の気持ちは胸の奥にしまい、親友としてそばにいると決めていた。ところがある⽇、何の前触れもなくカイはソウタの前から姿を消す。「好きだ」と告げられず、⽚想いで終わってしまった初恋――。
それから時が流れ、仕事でタイ・バンコクに赴任することになったソウタ。慣れない街を歩いていると、ささいな⾏き違いからガラの悪い男に絡まれそうになってしまう。そこに「そいつに、ちょっかいを出すな」と現れたのは、あのカイだった。まるで⾒えない⽷に⼿繰り寄せられたかのような、劇的で運命的な再会だった。離れていた時間を埋めるように、バンコクで新しい思い出が増えるたびに、⼆⼈の距離は⼀気に近づいていく。そして、ソウタは、カイのことが好きだと改めて気付く。


バンコクに⼀緒に赴任してきた先輩社員のジン(及川光博)に、「⾃分の気持ちは伝えたい…とは思っていたんですけど…僕の⼈⽣から突然いなくなりました」と、⼤学時代の⽚想いを打ち明けるソウタ。再会できた喜びと、「また⾃分の前からいなくなってしまうかもしれない」という恐れが同居し、素直に踏み出せないソウタ。あの頃、カイが「想っている⼈のために書いた」と⾔って聴かせてくれた“未完成の曲”――あれは誰に向けられた曲だったのか、完成したのかさえも知らないままだった。初めて⽿にした⽇からずっと胸に刻まれているメロディが、今も、どこにいても、あの頃の想い出とともに蘇る――。


⼀⽅のカイも、ソウタと再会したことで⼼を⼤きく揺らしていた。バンコクでカメラマンとして仕事をしながら、仲間たちと⾳楽活動も続けているカイ。バンド仲間のトイがパソコンに保存されている“未完成の曲”を聴こうとすると、カイは「ダメだ。最初に聴かせたいやつがいる」と頑なに拒む。誰にでも聴かせられる曲ではない。ずっと⼤切に作ってきた、たった⼀⼈のための曲だからだ。その“ある⼈のための曲”を次のライブで初披露することを決意したカイ。トイは「好きな⼈のために書いた曲なんでしょ︖」と核⼼に触れるが、カイは何も答えない。
迎えたライブ当⽇。カイは、その特別な曲は“きっと叶うことのない愛を歌った曲”であり、“⼼から愛する⼈のために書いた歌”であることを明かす。悲しみ苦しみながらもやっと完成させたその曲を、カイはついに歌い始める。客席後⽅で、カイの姿を息を詰めてじっと⾒守るソウタ。カイが突然いなくなったのには、カイ⾃⾝にはどうすることもできない理由があって、カイも望んで姿を消したわけではなかった。完成した「LOVE SONG」をソウタに向けて歌い上げることで、その困難な壁を乗り越えようとするカイだった――。


太陽が沈むオレンジ⾊の⼣景の中で、ただ⼆⼈の影が並ぶことを夢⾒ているカイ。⻑い年⽉が経っても消えることのなかった⾃分の気持ちを再確認したカイ。けれど、あと⼀歩がどうしても踏み出せないまま、すれ違い続けてしまう。今回のライブ映像は、その“イントロ”にあたるパートだけだが、この後、カイに憑依した向井康⼆が⼀気に感情を解放して歌い上げる映像が控えており、カイを⾒守るソウタの感情もクライマックスへとつながっていく。
この「LOVE SONG」について森崎は「初めてこの曲を聴いたとき、本当に“なんていい曲なんだろう”と感じました。キャッチーなメロディーが⽿に残り、思わず⼝ずさみたくなる魅⼒がある⼀⽅で、映画全体を象徴するような切なさもある。聴けば聴くほど胸にじんわりと響いてきます」と語る。向井も「メロディが本当に素敵で、聴けば聴くほどクセになっていく。歌詞がすごくストレートで、伝えたい想いがまっすぐに響いてくるんです」とコメントしている。
向井はこのライブシーンの撮影に⼊る前から、繰り返し練習を重ねて現場に⼊った。森崎はその歌声を初めて聴いた瞬間について「本当に感動しました。あの⾼いキーをあれほど美しく歌い上げることに驚きましたし、楽曲⾃体が彼の声に驚くほどよく合っていました。本当に彼にぴったりの楽曲だと思います」と語る。向井⾃⾝も「(カイが)昔から歌ってきたような⾃然さも出せたかなと思います。ソウタに届くように歌いました。撮影中も何度も歌って、本当に思い出深い曲になりました」と振り返っており、実際の本編でもその“ソウタに届かせようとする想い”がそのまま映像になっている。
(LOVE SONG)
絶賛上映中

出演︓森崎ウィン 向井康⼆(Snow Man)
ミーン・ピーラウィット・アッタチットサターポーン 藤原⼤祐 ⿑藤京⼦
ファースト・チャローンラット・ノープサムローン ミュージック・プレーワー・スタムポン 逢⾒亮太
夏⽬透⽻ ⽔橋研⼆ 宮本裕⼦/筒井真理⼦/及川光博
監督・脚本︓チャンプ・ウィーラチット・トンジラー
配給︓KADOKAWA
©2025『(LOVE SONG)』製作委員会


