フランスで初めて成功した黒人芸人ショコラと彼の才能を信じて支え続けた相方フティットの最強の二人のコンビ愛を描いた映画 「ショコラ」 が2017年1月21日(土)いよいよ公開される。

実話に基づいて二人の半生を描いた伝記ドラマであり、この二人のコンビは画家ロートレックの絵のモチーフにもなり、リュミエール兄弟は二人の芸をフィルムに収めている。ショコラに扮するのは「最強のふたり」のオマール・シー、フティットはチャールズ・チャップリンの孫でもある「太陽と月に背いて」のジェームズ・ティエレが演じている。共演はほかにクロチルド・エスム、オリヴィエ・グルメら。「あるいは裏切りという名の犬」などで俳優としても活躍するロシュディ・ゼムが監督にあたった。

1897年、フランス北部を巡業中のサーカス。かつては人気者だった芸人フティット(ティエレ)はそこでカナンガ(シー)という黒人芸人と出会った。フティットはカナンガの才能を認め、コンビを結成する。芸名をカナンガからショコラに改めフティットとの芸を披露するや、客席は大喝采。ついにはパリの名門サーカスに引き抜かれる。

だがショコラに対する偏見は相変わらずで、彼は次第に酒とギャンブルに身を持ち崩していく。病気の子どもたちへの慰問から親しくなった看護師マリー(クロチルド)との仲は進展するが、フティットとは決別することになってしまう。ショコラは芸だけでなく芝居にも進出しようとするのだが……

差別を受けた彼の苦悩が、エンターテインメント史に革命を起こし、100年が経ってようやくその偉業が解き明かされる。

画像: 映画『ショコラ 〜君がいて、僕がいる〜』予告 youtu.be

映画『ショコラ 〜君がいて、僕がいる〜』予告

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スタッフ・キャスト
[監督]ジェームズ・ティエレ
[出演]オマール・シー、ジェームズ・ティエレ
上映時間:1時間59分
配給:2015年フランス映画/東北新社=STAR CHANNEL MOVIES配給
公開日:1月21日公開
©2016 Gaumont / Mandarin Cinéma / Korokoro / M6

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