今回はさらに大役で、「エイリアン:コヴェナント」(2017)の宇宙飛行士、あの昔の「エイリアン」(1979)で主役を演じたシガニー・ウィーバーの若い頃という設定なのです。知的で、長身でスリムな体、まではシガニーそっくりですが、なんというのか、セクシーなエレガンスに欠けていて、ちょっと残念でした。
この「エイリアン:コヴェナント」は「プロメテウス」(2012)の続編で、金髪でポーカーフェイスのサイボーグに扮したマイケル・ファスベンダーが今回は一人二役で頑張ります。
さてキャサリンは前回もそうだったのですが、ミニマリスティックなデザインが好きだそうで、どう見てもキャミソール下着のような白いトップに黒のスカート、アクセサリーなし、というスタイルで現れました。180センチとありますが、おそらくそれ以上ののっぽで、鉛筆のような体なので、ふくよかさがなく、こういう無色にして、シンンプルな格好が強調されます。
超の付くほどのはにかみ屋だったそうで、それが今でもインタビューの返答に覗けて、あまりカラフルで、面白い内容は出てきません。
「父との共演は実現して欲しいけれど、スケジュール調整とか難しいかも。姉弟は全員俳優で、私よりずっと積極的でオーディションなどにもすぐ受かって、前は恨んだり、うらやましかったり、焦ったりしたものだった」
父御は長身にしてインテリの弁護士、検事、医師、教授などの役が十八番のサム・ウォーターストン(1940年11月15日マサチューセッツ州のケンブリッジ生まれ)、母御もアメリカ人でモデル、両親の仕事先の英国のロンドンで1980年3月3日のお雛様の日にキャサリンは生まれました。ニューヨーク大のティッシュ演劇スクールで演技を学んでいます。