世界中を震撼させている大ヒット・ホラー・ドラマ「ウォーキング・デッド」から生まれたスピンオフ。おそらくは「ウォーキング・デッド」シーズン1で保安官リックが病院で眠っていた間、全米で少しずつ広がっていったであろうゾンビ出現とパニックの発生を、異なる登場人物陣と舞台で描いた、まさに〝もう一つの「ウォーキング・デッド」〞である。本家の原作となったグラフィックノベルの作者、ロバート・カークマンも企画・製作総指揮として参加した。
STORY
ロサンジェルス。シングルマザーのマディソン(キム・ディケンズ)とティーンエイジャーの子供2人、マディソンの恋人の高校教師トラビス(クリフ・カーティス)らは、ゾンビの群れが現れて驚く。一方、暴徒の群れが暴れるようになった町は軍の監視下に置かれ、マディソンたちは町から逃げ出す。
シーズン2は最初、一行が乗り込んで海に出発した船が舞台。新たな危険と遭遇した彼らは、果たして陸に戻ることができるのか!?
CHECK-1 ここが話題!
青い海とゾンビ! 新鮮なビジュアルに期待
本家「ウォーキング・デッド」がアメリカの東部を舞台にしたのに対し、このスピンオフは西海岸が舞台。また本家は地方を舞台にしているが、こちらはシーズン1が都市、シーズン2の導入部は海と、異なる趣向できちんと差別化に成功。とはいえ、ゆっくりと動くゾンビやショッキング描写は本家を踏襲。本家のファンも楽しめる。
CHECK-2 ここがスゴイ!
若いキャラクターたちのサバイバルに注目
本作は本家「ウォーキング・デッド」より若いキャラが多いのも新鮮。マディソンの長男で麻薬依存症のニック(フランク・ディレーン)、長女の優等生アリシア(アリシア・デブナム・ケアリー)、トラ ビスの息子クリス(ロレンツォ・ジェームズ・ヘンリー)、別の家族のオフェリア(メルセデス・マソーン)などフレッシュな面々。